見出し画像

コースター製作をさせていただきました −千駄ヶ谷 Tas Yard にて–


こんにちは! miekoです。

とてもひさしぶりの投稿です。
みなさまお元気にされていますか?


このnoteから姿を消していたこの数ヶ月
わたしははたしてなにをしていたのか?と申しますと・・・

手縫いしごとで、このようなものを作らせていただいていました!

というご紹介が、
今日のこちらの内容です。





*

東京は、千駄ヶ谷。

原宿・表参道の中心からすこしだけ離れた場所に
Tas Yard という一軒のカフェレストランがあります。


地域に根づいて20年。

移り変わりの多い東京という場所にありながら、
地域に愛されつづけるこのお店には、とてもあたたかな空気が流れます。


「飲食店」と呼ばれるお店は星の数ほどあれど
じぶんの肌になじみ、また暮らしにもなじむ
それぞれの個人にとって心地のよいお店、というのは
そう多くはないように思います。


そんな中でこの Tas Yard は
何年も前から、わたしの大好きなお店のひとつ!
ごはんも美味しくて、珈琲も美味しくて。
とってもおちつく、素敵なお店なのです。

(好きが高じて、いまはお店のお手伝いもしています!)


そんな好きなお店で、なんとわたしはこのたび
手縫いしごとをさせていただくことができました。





*

お店では、珈琲や紅茶など、つめたい飲み物のグラスを
コースターとともにお出ししています。


このコースター。


これまでは、紙のものを使っていたのですが

(使い捨てで、すこしもったいないなー。)と、
眺めていました。


ふと、

(!! なら、布で、つくってしまえば、いいじゃない!)と

ひらめいたわたしは

突然に、このご提案をし


そして、

あれよあれよと気がつけば、製作に至っていたのです。





*

製作では、これもとてもお世話になっている
店長・すぎさんと打合せ。
(わたしがそう、呼んでいます。杉江さん。)


使う素材や、かたちなど、
ひとつ、ひとつ、ご提案をしつつ
かたちにしていったのですが


ここですぎさんから
たのしい企画の提案が、飛び出しました。

「このコースターに、タスヤードのロゴを、みんなでプリントしよう!」





*

生地に柄をプリントする方法は、いくつかありますが
そのひとつに、
「シルクスクリーン」という技法があります。


シルクスクリーンは、
柄の部分だけをインクが通るように加工したスクリーンにインクを乗せ、
スキージーと呼ばれるヘラのようなものでインクを伸ばして
下に敷いた、プリントをしたい生地にインクを浸透させる方法で、
かつてこのスクリーンにはシルク(絹)が使われていたことから
その名で呼ばれるプリント技法です。


なんとすぎさん、
このシルクスクリーンを自分でできる機械を所持しており(!)

Tas Yard のマーク「+」を
コースターの生地にハンドプリントするための場を、設けてくれました。


プリントには、Tas Yard のスタッフも参加してくれました! ちょっと、お酒とか飲みながら。



そしてこの、ハンドプリントののちに
わたしの、こつこつ、手縫いしごと。


こうして、企画・製作の数ヶ月を経て、
自主企画・ハンドプリント・完全ハンドクラフトの、
オリジナル Tas Yard コースターが、完成いたしました。





*

このコースターは、
天然素材のなかでもだんとつに水はけのいい麻生地と、
わたしが愛してやまない草木染めの綿の糸で、
総手縫いにて、仕上げています。



草木染め糸は右下から左へ順に、綿そのものの色、屋久杉染め、楊梅染め、野ばら染め。





みなさま、千駄ヶ谷へお越しの際は、
お近くの方も、そうでない方も
Tas Yard へ、ふらりとお立ち寄りくださいませ。

そして、Tas Yard の気持ちのよい空間と、このコースターとともに
おいしい珈琲と、おいしい時間を、過ごされてみてくださいね。





*

今回、
ともに企画してくれた Tas Yard 店長・すぎさん
プリントに参加してくれたスタッフの皆
これからお店で使ってくれるスタッフの皆

そして
これからお店でコースターとともに過ごしてくださるみなさま


ありがとうございます!


Thanks a lot, 

mieko




*

タスヤード
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-3-14
Instagram:@tasyard




©︎手縫いしごとと刺し子 mieko
mieko|手縫いしごとと刺し子 のnoteのすべての画像・文字情報の無断転用、無断転載を禁止します



活動に共感していただけましたらぜひ。 いただいたサポートはすべて 天然素材と草木染めの糸にあてさせていただきます🧵