20230902(在りし日の相棒について)
人というのは不思議なもので、ただ同じモノを長いこと所有しているだけでそこに目には見えない愛着が生まれ、まるで生き物を飼っているように扱い出すということがある。
私にもこれまで様々な相棒がいた。
最初に相棒と認識したのはおそらく実家で飼っていた犬であった。
私は一人っ子だった。そのため、彼女は唯一の兄妹のような存在であり、実際言葉こそ通じないものの、振る舞いだけでそこに意思疎通が生じていたことは間違いない。残念ながら4年前に亡くなってしまったが、彼女は今もなお私の心