助産師 Saia

誰もが生きやすい世の中を作りたい。 心と身体が喜ぶ生活を実践。 A Japanese …

助産師 Saia

誰もが生きやすい世の中を作りたい。 心と身体が喜ぶ生活を実践。 A Japanese nurse-midwife who wants to be an advocate of women all over the world.

最近の記事

ニュージーランド看護師登録までの道のり

日本の看護師免許を使ってニュージーランドで看護師になるためには ニュージーランド看護協会の定める条件をクリアする必要があります。 ニュージーランド看護協会の定める条件と手順 (2024年9月現在) Step 1:CGFNSによる書類審査 ($300USD) -身分証明(パスポート、運転免許証など:Notary publicが必要) -日本の看護師登録証明(厚生労働省による発行) -日本での看護教育の証明(成績証明書、シラバス) -英語スコア証明(IELTSなど、IELTS

    • ニュージーランドで助産師になりました

      ここまでとても長かった… 忘れないうちに、経過を記録しておこうと思います。 日本で取得した助産師免許を使ってニュージーランドで 助産師になるためには、ニュージーランド助産師協会の定める 基準を満たす必要があります。 ニュージーランド助産師協会の定める基準 2024年9月時点 PartA($600NZD) -語学力証明(IELTSはoverall 7.0以上、但しライティングは6.5以上) -日本での助産師教育の証明(助産師協会の定める書式に記入) -日本での職務経験の証

      • 何もかもから逃げ出したくて

        2023年5月、日本での生活から逃げ出したくて やってきたニュージーランド。 成功しなければ 人に好かれなくては 人と違いすぎてはいけない と、プレッシャーを感じて いっぱいっぱいになっていた。 今になってわかること、 このプレッシャーは他の誰からでもなく 自分が自分にかけていたもの。 ニュージーランドで生活を始めたからと言って 価値観や考え方が急にガラッと変わるわけもなく 今でも、自分を追い詰めそうになることがある。 でも、ニュージーランドの人たち

        • 自分を愛すること

          なぜ私はここにいるのか ずっと夢だったニュージーランドでの生活 ただの観光客ではなく居住者としての生活   多文化を受け入れる習慣 他人の目を気にせずに自分らしくいられる空間   日本にいるとき、私を苦しめていたもの全てから 解放されて、全てを楽しんでいる   帰国するつもりは、正直に言ってない それほど、ここでの生活を心から楽しんで そしてこの環境に感謝している   その反面、他人の支えなしでは生きていくことのできない 自分の弱さを実感している

        ニュージーランド看護師登録までの道のり

          毎日をroutine化する

          Routine化された毎日は心地良い Routine化された毎日の心地よさに気付いた話をします。 以前、医療従事者として病院で勤務していました。 仕事は16時間夜勤ありのシフト制。 月に9日の休日があること以外、 連休や長期休暇の規定はない環境で働いていました。 社会人になって初めての職場がそのような環境だったため、 当時はそれが当たり前で、 体力的なキツさを感じることはあっても、 負担に感じることはありませんでした。 しかし、転職したことをきっかけに 週休2日制、朝

          毎日をroutine化する

          母を泣かせてしまいました

          過去の記事で、 「食べることは生きること」 などと偉そうなことを書いていながら、 痩身願望が強すぎてBMI16、体脂肪率9%台まで痩せてしまいました。 正直に言うと、 自分で自分の身体を見たときも、 「細!」と思うほど (これまでに痩せていた経験がないため尚更) 骨と筋肉(筋)が浮き出た身体になってしまいました。 そしてついに、 母を泣かせてしまいました。 「このままではあなたの命が心配なレベル」 と。 低GI食にこだわるゆるいケトジェニックダイエット を継続してきた私

          母を泣かせてしまいました

          BMI 16.2のワタシ

          身長165cm、体重44.3㎏、BMI 16.2です。 1年前は、体重57㎏、BMI 20.9でした。 職場の健康診断を1ヶ月前にした2022年5月、 「少し痩せたい」 と思い、ダイエットを始めました。 BMIとは BMIはBody Mass Indexといい、 肥満度を表す指標として国際的に用いられています。 22の時が「標準体重」であり、 最も病気になりにくい状態であると言われています。 日本肥満学会※1の定めた基準では 18.5未満:低体重(やせ) 18.5以上25

          BMI 16.2のワタシ

          不知火とラディッシュの爽やかサラダ

          私の愛読書、「世界のサラダ図鑑」(佐藤政人著)から、 ドイツのオクトーバーフェストで定番の Radieschen-Salatをアレンジしたサラダです。 本当のレシピは柑橘ではなく林檎を使用していたのですが、 知り合いからとても美味しい不知火を譲ってもらったばかりだったので、 アレンジを加えてみました。 ホワイトワインビネガーをベースにした爽やかなドレッシングと、 不知火の甘味と酸味が絶妙にマッチする絶品のサラダに仕上がりました。 レシピ(2人分) ※「世界のサラダ図鑑」

          不知火とラディッシュの爽やかサラダ

          こだわりの一杯

          コーヒー好き コーヒーが大好きです。 ハンドドリップのブラックコーヒーをはじめ、 フレンチプレスコーヒー、 エスプレッソなど あらゆるコーヒーを自宅で楽しんでいます。 どれもとても美味しいのですが、 エスプレッソだけは クレマに覆われたトロっと濃厚なお店の味を 家で出すことはできないと諦めていました。 ハンドプレスエスプレッソマシンとの出会い しかし! とあるマルシェで、 ハンドプレスエスプレッソ なるものに出会いました。 お店にあるような 超高額 超大型 のエ

          こだわりの一杯

          潔癖症気味の私

          「感染症」の講義 看護学生時代、「感染症」の講義がありました。 その中で衝撃的だったのは、 自らの手についた細菌を培養する という内容。 もちろん、感染を防ぐことは医療現場では第一に優先されるべきであり、 細菌やウイルス等の特性や危険性を学ぶことはとても大切です。 どれだけ入念に手洗いをしても、菌がゼロになることはない― そう頭で理解していても、 寒天培地に広がった菌を見た時の衝撃は忘れられません。 潔癖症気味になったきっかけ かなり衝撃を受けはしましたが、 その時

          潔癖症気味の私

          ほうれん草のホットサラダ

          私の愛読書、「世界のサラダ図鑑」(佐藤政人著)より、 ほうれん草のサラダ(Espinacas a la catalana)を作ってみました。 今回は松の実をカシューナッツに置き換えての挑戦です。 レーズンの甘みと塩コショウのシンプルな味付けに、 カシューナッツの濃厚さと歯ごたえが加わり、 サラダだけでも食事として満足できそうなほど 味わい深い仕上がりになりました。 レシピ(2人分)※「世界のサラダ図鑑」参考 <材料> ほうれん草 2束 レーズン 20g カシューナッツ 

          ほうれん草のホットサラダ

          身体の声を聴く

          現代の日本人は日々に忙殺されている― そう強く感じています。 超満員の電車にゆられて出勤し、残業をして帰宅する。 毎日家と職場の往復するだけの生活で、 楽しみと言えば華金に居酒屋で過ごす時間ー と言った人も少なくないのではないでしょうか。 コロナ禍でリモートワークが積極的に取り入れられるようになり、 コロナ以前より減ってはいると思いますが、 そのような生活を送っている人は まだまだ多いのが現状だと思います。 私は以前、看護職として病院で勤務をしていました。 勤務はシフ

          身体の声を聴く

          ブルガリアの肉団子 ケバプチェ(プラントベース)

          ケバプチェとの出会い  ブルガリアを旅した時、お祭りで食べた細長い肉団子がとても美味しく、今でも忘れられない味です。ピタパンに挟み、ホットドッグのようにして食べている方もいました。 ケバプチェとは ブルガリアの肉団子にはケバプチェ(kebapche; кебапче)やキュフテ(kyufte; Кюфте)があります。どちらも豚肉や牛肉のひき肉、もしくはあいびき肉にクミンを合わせて作られます。ケバプチェは肉だけを棒状に形成するため皮無ソーセージ、キュフテは玉ねぎも具材に加え

          ブルガリアの肉団子 ケバプチェ(プラントベース)

          食べることは生きること

          健康的な食生活と聞き何を思い浮かべますか? 野菜中心の食事?和食?ベジタリアン?ヴィ―ガン?ケトジェニック?ローヴィ―ガン?糖質制限?脂質制限?… 健康的な食生活とは  世の中には様々ないわゆる「健康的な食生活」の方法が溢れています。 それぞれにメリット、デメリットがあり、体調に合うかどうかには個人差があります。そのため、これをしているから絶対に健康だ、と言えるものでもないし、これをしていないから不健康だ、と言えるものでもありません。  例えば最近話題のヴィ―ガンやケト

          食べることは生きること