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BMI 16.2のワタシ

身長165cm、体重44.3㎏、BMI 16.2です。
1年前は、体重57㎏、BMI 20.9でした。
職場の健康診断を1ヶ月前にした2022年5月、
「少し痩せたい」
と思い、ダイエットを始めました。

BMIとは

BMIはBody Mass Indexといい、
肥満度を表す指標として国際的に用いられています。
22の時が「標準体重」であり、
最も病気になりにくい状態であると言われています。
日本肥満学会※1の定めた基準では
18.5未満:低体重(やせ)
18.5以上25未満:普通体重
25以上:肥満
となっています。

もともと「普通体重」であったのに、
いまでは私も「低体重」の仲間入りを果たしました。

なぜ痩せようと思ったのか?

最初は軽い気持ちでした。
日本では特に
「痩せている人の方が綺麗、可愛い」
という風潮が強く、
BMIが「普通体重」であっても、
「太っている」という認識を持つ傾向にあると思います。

私は物心ついた時から肥満気味~肥満。
食べることが大好きで、「痩せ」ていたことはありません。
「太っている」と自覚していたし、
他人から「デブ」「食べすぎ」と言われたことは
人生の中で数えきれないくらい記憶しています。

ダイエットを始めて、食べたい欲との闘いに負けそうになる度に
これまで他人からかけられた心無い言葉を思い出して
自分を鼓舞しました。

その結果、健康診断までに約2㎏のダイエットに成功しました。

「痩せる」という快感

そこでやめていればよかったダイエットですが、
今回特に「糖質制限・低GI食への切り替え」
取り組んでいた私は、
体内の血糖値が変動しないことで、
・「食べたい」という抑えきれない欲求を感じることが減ったこと、
・身体が軽くなったこと、
そして何よりも、
・毎朝体重に乗る時に数字が減っていくこと
に快感を覚えるようになっていました。

「もう少し、もう少し」と思ううちに

1ヶ月で2㎏痩せられたなら、
もう少し痩せられるのではないか。
そんな気持ちが芽生え、健康診断が終わってからも、
糖質制限・低GI食を継続しました。

ハマってしまった沼

健康診断までに痩せることを目標としていましたが、
それが終わっても継続した結果、
終わり時が分からなくなってしまいました。

これまでに他人からかけられた心無い言葉が頭から離れず、
・体重計に乗って数字が増えていることに恐怖を感じ、
・数字が減っていること、継続的に痩せていることに悦びを感じる
ことから抜け出せないでいます。

頭で理解していても

私は助産師です。
「低体重(痩せ)」が女性の健康にどのような影響を及ぼすのか、
特に子どもを産み育てる上での弊害は
十分に理解しています。

しかし、頭では理解していても、
「太りたくない」
という思いが捨てきれず
心がついていかない、
そのため、体重を戻そうにも戻せずに
逆にどんどん痩せていってしまう
という状況に陥っています。

この先どうなるのか

口にするものに極端に制限をかけ、
ダイエット開始当初よりも
貧相な(笑)食事しか摂っていない現状があります。

この先、自分の身体がどうなるのか、実はとても心配です。
もちろん運動や筋トレをしているので、筋肉はありますが、
体重が減るにつれて、体力が落ちていくことも実感しています。

でも、やめられない。
体重が増えることが怖い。
おそらく、
拒食症の一歩手前、もしくは拒食症の一種に当たる
と自覚もしています。

このまま痩せ続けることは最悪の場合
命に危険が及ぶ可能性もあるでしょう。
この2週間ほどは、幸いBMI16.2-16.5で推移をしているので、
そこまではならないと思いますが(笑)、
極端に制限した食生活をいずれ元に戻す勇気が湧いてくるのか、
なにかきっかけが得られるのか、
不安に思っているのが現状です。

ありのままの自分を受け入れる

しかし、いくら不安に思っても、
心がついていかないのでは行動は変えられません。

思い悩んでも仕方ない
そう割り切って、
「痩せることに快感を覚える」
「太るのが怖い」
自分をまずは受け入れてみようと思います。

いずれ自分の中で折り合いがつき、
爆食いが再開するかもしれません。
その時はまたここでご報告しますね(笑)。

2023年、
ありのままの自分を受け入れる
ことを目標に自分らしく歩んで行こうと思っています。


引用・参考
※1 一般社団法人 日本肥満学会(JASSO):http://www.jasso.or.jp/contents/wod/index.html


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