笹川 翠

30代。日常のできごとや散歩の記録、好きなもののことを残していきます。漫画や映画、音楽…

笹川 翠

30代。日常のできごとや散歩の記録、好きなもののことを残していきます。漫画や映画、音楽などが大好物。

マガジン

  • 某日日記

    毎日日記は書けなくても、月のうち3日だけなら書けるだろうという思いつきで始めた日記です。毎月25日前後に公開しています。

  • 建物さんぽ

    「いい建物を見ながらコーヒーを飲みたい」が口癖の私が巡った建物や散歩の記録です。

最近の記事

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8年使っている手帳:シンプルが最強。

ここ8年ほど、MIDORIのMD Notebook Diaryの手帳を使っている。 先日、来年用のも購入した。 この手帳をずっと使っていて思うのは、「シンプルって最強」だなということ。 マンスリーページ・罫線つきページ・無地ページだけというミニマルな構成で、手帳自体がうるさくなくて、心地いい。 さらに、シンプルだからこそカスタマイズが自由にできる。 この8年、下の子の出産・育児・フリーランスとして開業、となかなかに生活の変化が大きかったのだけど、その変化に合わせて使

    • 水無月某日日記/2024

      某日。 学生時代の友達と集まる。 学生の頃は毎日のように集まっていたのに、それがひと月ごとになり、今では半年に1回くらいのペースになってしまった。 でも、会って話していることは学生時代からそんなに変わりなくて、そう考えると「もういい大人なのにな」と笑ってしまう。 今回も、共通の知人の話やら、漫画だの、好きな俳優だの。カフェでだらだらと、いつものテンション。 この時間は、私にとってのひとつの大事な居場所だと、帰り道に思う。 某日。 仕事が忙しい時期に入った。 い

      • 梅酒づくりはタイムカプセルづくり

        今年は、初めて梅酒をつくってみました。 梅しごとは、2020年に梅シロップをつくってそれ以来。 調べると、梅酒作りもやろうと思えばさまざまな工程があるようす。 丁寧にやればやるだけおいしくなるのだろうけど、初心者だし。できるだけ、簡単につくりたい。 そう思っていたら、購入した瓶にとっても簡単なレシピの紙が入っていて、今年はそのレシピを信じてやることにしました。 ・瓶を消毒する ・梅のへたをとって、洗う、拭く ・梅と氷砂糖を入れる ・ホワイトリカーを注ぐ と、これだ

        • 芍薬某日日記

          某日。 友達と、推しの円盤を持ち寄って鑑賞会をする。 互いに「ここがいいんだ!」「素敵!」と布教し合う時間が楽しくてあっというまに時間が過ぎて。 互いの好きなものを共有して、褒め合える友達ってありがたい。 某日。 芍薬の命は短い。 咲いたと思ったらあっというまに花びらが落ちている。 いつももったいないと思って、水を張ったボウルに浮かべたりなどしていたけれど、ふと思いついて、今年は芍薬風呂にしてみた。 花が落ちたピンクの芍薬の、外側の大きい花びらをさっと洗って湯

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        • 某日日記
          23本
        • 建物さんぽ
          10本

        記事

          長年あこがれていた食器をあえて中古で買った

          昨年、長い間欲しいと思っていたあこがれの食器をメルカリで購入しました。 何にでも合う懐の広いお皿 あこがれていたのはロイヤルコペンハーゲンのブルーフルーテッドというプレート。 白地に青いラインで描かれた小花やレース模様が、かわいらしいながらも上品なアイテムです。 私が欲しかったのは22cmのサイズ。メインはもちろんのこと、サラダにも、パスタやカレーなどのワンプレートごはんにも合う懐の広いお皿です。 普段は食器にそこまで興味があるわけではないのですが、数年前、雑誌か何

          長年あこがれていた食器をあえて中古で買った

          瑠璃唐草某日日記

          某日。 ひとりで近場の温泉へ行く。 昨年秋から忙しくて、「これがひと段落したら温泉かスパに行く」「これが終わったら温泉かスパに行く」と呪文のように唱え続けて、結局4月になってしまった。 休日の朝一番。花見シーズンのせいか温泉に来る人も少なくて、ほぼほぼ貸切状態。 朝の光が湯に反射しながらきらめいて、眺めていると体が温まってゆるんで。凝り固まっていたなにかがほろほろとお湯に溶けていくよう。 人生には温泉が必要だと実感する。 某日。 誕生日。 40代が近くなって、

          瑠璃唐草某日日記

          木蓮某日日記

          某日。 私にとって春の色は、薄桃色だった。梅や桃や桜のやわらかい色。 しかし、10年ほど前、アメリカに住んだときに黄色が加わった。 ミモザや名前を知らない花の黄色が西海岸の乾いた日差しに眩しく輝き、光があふれているみたいで、生命が動き出す喜びを感じた。 最近では、薄い群青色が加わりつつある。 ネモフィラを庭に植えてみたら、凜としつつも優しい青が春の空の色と重なって、忙しい季節の気持ちをふんわり和らげてくれて。 また数年したら新しい春の色が加わるのかもしれないな。

          木蓮某日日記

          白梅某日日記

          某日。 X(Twitter)を使っていると「情報や感情の渦に巻き込まれている」と感じるようになった。毛穴という毛穴から過剰摂取したものが吹き出しているような感じがして、どっと疲れる。 まずいなと思い、えいやとアプリを削除して、必要があればパソコンから見たり呟いたりすることにする。情報は、各サイトや新聞などで得ることにした。 それ以降、なんとも穏やかな日だ。 これまで知らなくていいことまで知りすぎていたのだなとしみじみ思う。 某日。 初めてコロナにかかる。 発熱と

          白梅某日日記

          南天某日日記

          24年もどうぞよろしくお願いします。 某日。 冬休みを持て余している子ども達と、電車のスタンプラリーに出かける。 電車に乗っているだけではもったいないので途中にある寺社仏閣やランドマークを巡りつつ、1日を過ごす。 近場とはいえ、普段めったに乗らない路線に揺られているとなんともいえない旅情感がある。 見慣れない車窓からの風景に「ここにも暮らしがあるのだな」とぼんやり思った。電車に乗っているお年寄りや金髪の男の子、ひとりひとりの人に生活があって、それぞれに喜びと悲しみが

          南天某日日記

          並行読書していた本を全て読み終わり、漫画や映画やドラマありとあらゆるエンタメを摂取していたら年が暮れました。みなさん良いお年を。

          並行読書していた本を全て読み終わり、漫画や映画やドラマありとあらゆるエンタメを摂取していたら年が暮れました。みなさん良いお年を。

          樅木某日日記

          某日。 脳が擦り切れる。 普段、文章を書く仕事をぼちぼちマイペースにやっているのだが、今回は珍しく締切が重なった。しかも新しく始めた仕事もあって、慣れなさもあり。 ずっと試行錯誤で、毎日のように朝から晩までパソコンに向かっていたら、ある金曜日にぷつんと書けなくなってしまった。 焦る気持ちを抑えながら、土日、仕事について考えるのをやめる。 いい表現や構成を無意識に探す気持ちをぐぐぐぐっと奥に押し込めて、漫画を一気読みしたり、古本屋や文房具屋を覗いてみたり。そしてぐっす

          樅木某日日記

          私の悪い癖なのですが3冊くらいの本を並行読書していてどれも読了できていない。今年のうちに全部読むぞ…!

          私の悪い癖なのですが3冊くらいの本を並行読書していてどれも読了できていない。今年のうちに全部読むぞ…!

          「ネホハホ」→「根ほり葉ほり」 「ゴジダツ」→「誤字脱字」 最近ほほう!と思った省略形。

          「ネホハホ」→「根ほり葉ほり」 「ゴジダツ」→「誤字脱字」 最近ほほう!と思った省略形。

          秋薔薇某日日記

          某日。 ここ数年使っていた柔軟剤から、新しい柔軟剤に変えてみる。 家の中にこれまでと違う香りが満ちるようになった。 誰か違う人が住んでいるようで、もしくは知らない人の家にいるような気持ちで、そわそわと落ち着かない。慣れるまでにしばらくかかりそう。 匂いの持つ、こうした心理的な作用は、面白いなと思う。 某日。 子どもたちと風呂に入りながら、一緒に歌を歌う。 歌詞を覚えていなくても、多少音が外れていても、ただ歌うことを喜びとして楽しんでいる子どもたちの姿になんだか心

          秋薔薇某日日記

          建物さんぽ#9 鹿島海軍航空隊跡(後編)

          趣味:建物探訪&散歩、「古い建物を見ながらコーヒーを飲みたい」が口癖の私が各地の建物を巡った記録をまとめていきます。 今回は、茨城県の鹿島海軍航空隊跡の後編です。 あまりにもありのまま 前回紹介した本庁舎のほか、広い敷地内にはいくつかの施設跡が残されている。 草原の中ぽつんと建つのは汽缶場跡(ボイラー室)。大きな煙突がそびえていて、近づくと迫力がある。 あまり手を加えずに保存する、という施設の意向で、壊れたガラス窓なんかもそのままになっていて。 中にも入ることがで

          建物さんぽ#9 鹿島海軍航空隊跡(後編)

          金木犀某日日記

          某日。 子どもが熱を出す。 子どもが病気になると、それまで家族で協力しあってなんとか回せていた生活も、やれ添い寝をしたり、嘔吐による洗濯が増えたり、想定外の連続で歯車が回らなくなり、その分限界が早く訪れる。 しかも二人いる子どものうち、ひとりが病気で、ひとりが元気だったのでそれぞれの対応に今回は心を砕いた。 そこで、私の精神を救済するため流行りのスイカゲームを購入。 子どもが寝ついたあとはひたすら目の前の果物をドッキングさせることに集中する。 こうした単純なゲーム

          金木犀某日日記