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エッセイ・コラム

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感じた事をいろいろ書いていきますので、読んでみてください。
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2017年6月の記事一覧

交換

交換

 わたしの友人にパステル画を描く人がいます。この方はパステル画でありながら、パステルカラーをほとんど使わないという、個性的な絵を描きます。

 実は彼女はインスタを使って、ちょっと面白いことをしているのですが…自分の作品とあなたの作品を交換してみませんか?と呼び掛けています。インスタでの交流は、もちろん日本の方が主体ですが、ハッシュタグを英語で記載しているために、外国の方も彼女の作品を見ているよう

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自然の中の人間

自然の中の人間

 昨日投稿した内容を、少し掘り下げてみました。
昨日、日本の八百万の神はGodではなく、むしろ精霊という言い方がふさわしいのではないか、ということを書きました。古代の原始宗教が発展し体系化されたことで、今に至るまで脈々と語り継がれた自然崇拝の形なのでしょう。

 一方で、欧米を中心とした国々においては、自然は『征服するもの』という考え方があります。狩猟を中心にした生活下の歴史の中で育った感覚

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アウトドアライフで攻める

アウトドアライフで攻める

 わたしのちょっとした知り合いに…いや正確には、友人の知り合いにこんな方がいます。

 樹海に住んでいる。

 アウトドアライフが好きで、とうとう憧れの樹海に住み、そこから毎日仕事に通っているんです。独身男性だからこその気軽さ、とも言えますが、なかなかそこまで思い切ったことはできないのが普通だろうと思います。

 さてさて、この男性、山の中というのはとにかく湿気が多いということに困っていて、一番問

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『何をやっている人』なのか

『何をやっている人』なのか

 『あなたの肩書きはなんですか?』

 人には誰にでも肩書きがある。肩書きというのは、何も仕事で持つ名刺に記載されたもの、それだけではない。もちろん資格やポジションは肩書きには違いないし、その肩書きを提示して初対面の人と対峙することも普通のことだ。ただこれは『職業』『仕事』に関するシーンにおいて用いられる肩書きである。

 それ以外にも、学生、主婦、町内会の役員などもあるだろう。もっと言えば誰かの

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幸せを測る尺度…

幸せを測る尺度…

アンネの日記のアンネフランク


まだ隠れ家に移る前、徐々に包囲され始めた頃に
アンネはこんなことを言っていた

『世の中にはもっと苦しい思いをしてる人がたくさんいる
その人達に比べれば、自分はまだまだ幸せ
そう言う考え方は好きじゃない
心から幸せ
そう思える日が来ることを夢みたり信じたりしながら生きていたい』



『世の中にはもっと不幸な人達がいる
辛い思いをしている人達がたくさん

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屁理屈の応酬に勝つ

屁理屈の応酬に勝つ

言い負かす
言い負かされる

しっかりとした理論と理論の戦いでは無く、冗談が混ざった、ほぼほぼ屁理屈で進む
そんな言い合いの場面での話

相手が黙り込んで
何も言えなくなったら
勝ち
という前提で…

相手が「〇〇〇・・・・・・!」と言ってきたら
すべてその相手が言った言葉をオウム返しにして…
「〇〇〇・・・・・・って何?」と返してみる

違いは『!』と『何?』
これだけ

例えば相手が

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