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障がい者手帳を持っている娘が、将来「働く」という事を考える

会社の障がい者採用に関わらせてもらってて、日々思うことを書いてみようと思います^^

すごく抽象的な「想い」になっちゃうかもしれないんだけど、こういう娘を持った母親としてどんなことができるのか知りたくて、自ら手を挙げて関わらせていただいているので。

そんな今の想いを書いてみようと!

娘の手帳について

娘は現在小学2年生。
普通学級に元気に通い、放課後は学童でお友達と楽しく過ごしてます。
パッと見「元気な普通の小学生」です。

そんな娘の持っている手帳は「身体障碍者手帳」。
重度の先天性心疾患児で在宅酸素経験有、フォンタン手術(TCPC術)受けています。
等級は伏せますが、心臓の循環を変えるフォンタン手術を受けているので重ためです。

生まれて三か月くらいの頃、当時在宅酸素をしていたので主治医の先生から各種制度の申請を勧められました。
色んな有難い制度がある中で、「身体障碍者手帳の申請もできます、受けられるメリットもたくさんありますが、取得するのはご両親にお任せします」と説明受け、主治医の先生は取得を進めてくださいました。

我が子を障碍者として認めることになる、ということで抵抗のある方も少なくないようですね。

私たちは「お守り」として申請することにしました。
(「障碍者」という概念はもともとなくて、娘のために何かの役に立てばと思っての申請でした。)
行政関係はじめ、本当に有難いサービスが優先的に受けられるので本当に取得してよかったと今は思ってます。

手帳の本人写真をお見せしたいくらい、めちゃめちゃ可愛くて^^
本人も私たちも気に入ってます。←そこw

実際に採用に関わる中で感じること

本当に難しいんだなというリアルを突きつけられています・・・。
「どう接したらいいのかわからない、漠然と不安・・・」
せっかくご縁あって入社いただく以上、会社としてちゃんと向き合って、メンバーとしてJoinいただきたいので。

受け入れる側も、何をしたらいいのか、気を付けることはあるのか・・・
事前の知識や心構えも必要かなと感じます。

1つのチームに押し付ける、頼り切っちゃうのではなくて、やはり会社全体として取り組んでいきたいと思うと、時間もかかるし本当に難しい。

でもだからこそ、ちゃんと1つ1つ向き合って、1人のメンバーとして一緒に働いていただける環境を整えていきたいと強く思っています。

子供から学ぶ、同じチームで助け合うという事

ふと子供の環境を考えてみたときに、すごく理想のカタチがあったんです。

娘は重度心疾患児、というとんでもない看板を背負って保育園に入園しました(笑)
当時在宅酸素は外れていたものの、色んなリスクをお話していたので「育成枠」というサポートの先生が着く枠で入園。
受け入れる園や先生方も相当不安だっただろうなぁ。感謝。

他にサポートが必要なお友達が2人、同じクラスにいて。
集団行動が苦手だったり、お話することが苦手だったり。
でも当たり前のようにクラスのみんなは遊びに誘ったり、一緒に手を繋いで遊びに誘っていました。
娘も寒さに弱いし、当時はあまり動けなかったので、人一倍の厚着をしていたのですが「大丈夫?手伝うよ」と声かけてもらってたし、「●●ちゃん(娘の名前)に合わせてゆっくり走ろうよ」と声をかけてくれたり。

小学生になった今も本当に有難さを感じていて、先生からクラスのみんなの前で娘の心疾患のお話・マラソンや水泳ができない事・体調を崩しやすいので様子がおかしかったら先生に教えてね、等々共有していただいて。
お友達もそれを理解して興味を持ってくれて、「●●はできるの?」とか「手術は痛かった?」とか←ズバッ
本当に色々質問してもらったようです。

息子のクラスにもサポートの必要なお友達がいて。
でも息子や子供たちは何か特別視することなく、当たり前のように一緒に過ごしています。
結構なケンカもしてるようですが(笑)

障がいやサポートが必要だから特別扱い、ではなくて、
個性として捉えて助け合っているんですよね、当たり前に。
あとは分からない事、知りたいことは包み隠さず質問してる!(純粋さゆえ、ですがw)

本当に理想。


誇りを持って、自分にしかできないことを

先日お会いした候補者の方が本当に素敵で。
「障碍って個性だと思っていて、自分にしかできないことや感じられないことがあるから、毎日楽しい」とお話してくださったんです。

本当に理想だなと思ったり、どうしてこういう考え方になったのか、もっとお話したかったのがホンネ(笑)

娘も「なんですぐ疲れちゃうんだろう」とか「なんで出来ないんだろう」って思う事がこれからもたくさんあるでしょう。
その状況をどうプラスに捉えられるか・・・
自分1人では難しい問題も、一緒に寄り添ってあげることで支えて、別視点を与えてあげたいなと思ってます。

社会に出るときに、どんな気持ちで就活をするんだろう・・・。
「障碍者採用」という枠で、自分の体調を配慮してくれた仕事の仕方を選択できる、ということをプラスに感じてくれたら。

そして自分にしかできないことを見つけてくれたら、それが生き甲斐に繋がるのかもしれないなと希望を持っています。

ワークスタイルの選択肢を広げる必要性

クラウドワークスではリモートワークの制度があります。(フルリモ)
そしてサービス内でもリモートワークができる求人を多く扱っています。

「出社する」ということで壁を感じている人たちにも、在宅で仕事ができる=チームのメンバーとして活躍できる場がある、という選択肢をもっともっと広げていきたいと、より一層感じます。

私も、満員電車はじめ「通勤」が娘の身体に負担かかるんだろうな・・・と思って正直不安でした。
でもリモートワークに出会って、私も社会復帰することができたし、「娘もこういうワークスタイルを選択すれば社会人になれる!」と確信できました。

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誰もが笑顔で働ける世の中になりますように。
そしてクラウドワークスからもどんどん発信していきます!!

私だからできること、分かること

娘が心疾患が無ければ、私は「リモートワーク」というワークスタイルを選ばなかったでしょうし、いわゆる「障碍者採用」にもこんなに熱心に取り組めていたかどうか・・・。

娘を通して見えるようになった世界。

私も「私だからできる事」が見えてきたし、「障碍を持つ子供の親(ホンネはそんな大げさに考えていませんけどね)」としての視点も持つことができたことは本当に大きかった!

娘に感謝。
これからも大変なことはたくさんあると思いますが、娘が将来社会に出ることは勿論、社内でご縁あって入社いただけたメンバーの方にも寄り添って、少しでも不安や困りごとを一緒に解決できたら^^

やることが沢山!
行動あるのみですね。

今回は個人的な決意表明。
社内のこともいずれまとめていけたらと思ってます☆


今回も読んでいただきありがとうございました☆

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