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学童クラブは小さな「社会」。

子どももそうであるように、大人にも得意不得意がありますよね。

児童指導員、支援員の中にも
子どもの話を聴くのが得意な人、身体を使って思い切り遊ぶのが得意な人、
折り紙や工作が得意な人…
低学年の相手が得意、逆に高学年が得意、
やんちゃな子、おとなしい子の対応が得意…とかも。

学童やクラブのような場所は、
「ひとつの小さな社会」
たくさんの大人がいるということは、色々なタイプの大人がいる、ということでもあって
同じように多種多様な子どもたちにとって
相性のいい大人が誰かしら見つかる可能性が高い。

そういった特徴、環境を守るために、基本のルールは抑えつつも
一辺倒な対応ではなく、子どもにもそれぞれの大人がある程度「自分なりの接し方」
自信を持ってしてもらえるような場所であることも大事と、わたしは考えています。

全員が同じことをする、同じようなひとだと
さまざまな性格をした子どもたちの、拠り所になりきれないと思うんだよね。

何かに躓いている子がいたときに、大人たちの、色々な方向からの声かけや接し方が
どれかしらがその子に響くかもしれない。
自分一人では見つけられなかったその子の「ツボ」も、
大人の知恵を撚り合わせて、豊かな発想で見つけられるかもしれない。

だから、「わたしは叱るのが下手だからなあ…」とか「つい叱っちゃう。優しい言葉をかけるのは苦手…」とか
大人側にもあると思うんだけど、一人で抱えずに、周りのひとをぜひ頼って欲しいとおもう。
スタッフは他のスタッフや、保護者の方に。保護者の方は、先生や、スタッフに。。

こういうことで困ってるんですー、って、わたしなんかは保護者の方から相談受けると、嬉しかったです。
こうしてみましょうか、ああしてみましょうか…って一緒に考えられることが。

ときには子どもの友達が助けてくれることもあるんですよね。
あんなに言っても聞かなかったのに、お友達のひとことですぐ動き出したりとか…年齢にもよるんだけど、面白い。

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