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【対話】わたしが、SOKOAGE CAMPで得たもの

この文章をかいている時間は、7/8日、夜0時10分。


七夕の、夜がすぎたとき、心の短冊にある願いを込めた。


それは、「SOKOAGE CAMPで出会ったみんなが、毎日を幸せに生きることが出来ますように」というおいのり。


なぜって?

SOKOAGE CAMPで出会った人たちは、今の僕にとってほんとうに大切なひとたちだからだ。


このnoteでは、僕がSOKOAGE CAMPたるものにどうして参加したのか、そこでどんなことを感じたのか書いていこうと思う。

(SOKOAGE CAMPってどんなことをするの?と思った人は、ぜひ下のHPを見てみてください!)


2022年3月、SOKOAGE CAMPに参加できて、ほんとうによかった。

写真はすべてキャンプ中に撮影したものです!

2022年5月、20歳になって初めて高校の同期と飲んだ時、同期はこんなことを口にした。

「焦ってインターンに行くよりも、まずは自分がどんな人で、どんなことをしたいのかきちんと知ることが大事なんだよな」

あの一言は、今もぼくの頭の裏にピン留めされている。


SOKOAGE CAMPに参加したきっかけ


3年前のこと。


高校生の頃、僕はどこか負い目をおっていた。

じぶんの頭だけでは、とても自分の環境をコントロールできない感覚があったからだ。

特に中高生のぼくは、人間関係を思うようにコントロールできなかった。

友達と仲良くしているつもりだけど、知らないうちに友達は他の人とどんどん深いつきあいをしていって、いつまでたってもうわべの話をしている自分は置いていかれる。

頭の回転が追い付かなくて、自分は気が付いたら蚊帳の外。

どうしたら、周りによく思われる自分になれるんだろう。

そうおもって、中学生の僕は友達の話すノリに無理に合わせていた。休み時間の何気ない話の時間でも、友達のノリがいい話に付いていけているふり。


でも、ほんとうは頭のCPUが追い付かない。友達が自分に話を振っても、パッと返事が浮かんでこないので、返事がぎこちなくなる。

友達と焼肉に行った時、ぼくは6人席の真ん中に座っていたけど、なかなか自分から話すタイミングが全くつかめなくて、1人真ん中で沈黙していなきゃいけないのが悔しかった。


なんで、ちゃんと話そうと頑張っても、身体は言うことを聞いてくれないんだ。

なんで幼稚園の時からずっと、人と仲良くするだけでこんなに苦労しなきゃいけないんだ。


あげくの果てに、

この世界に自分のことを受け入れてくれる人なんて、本当にいるのかな。


とついに思いはじめてしまう。


「みっきー、サラリーマンに向いてない気がする」と友達に言われはじめる始末。


仲良くしたい、友達や先生によく思われたいと頭では思っているけど、からだがそれに追いつかない。

楢葉の夜は、うつくしい。

だからノリよく周りの話すスピードに合わせていても、出てくる言葉はあまり吟味しないまま出している「不良品」。

友達に、
「おまえって、マジでちゃんと運動した方がいいよ」といじりを込めていったのが、相手に本気で受け止められて縁を切られたこともある。

わざと笑顔を作っていたから、ウソっぽいと思われて友達や先生からはかえって煙たがられる。


・・・・じぶんってなんなんだよ!!!!


その問いは、僕の頭の中の片隅で、つねに芋虫のように這いまわっている。

そして、これがSOKOAGE CAMPに心動くきっかけになったのだ。


ふざけんなよおおお!!



2021年、僕は大学生になり、日本のいろいろな地域を旅しながら、「生きる力」をつける旅を始めた。

夏休みには、岐阜県郡上市に滞在して、たくさんのおもしろい人との出会いがあった。


そこで出会った人から、いもづる式にその出会いはあった

2022年1月、「ジブン研究」という講座を受けていた中で知り合った早稲田大学4年生が、このソコアゲキャンプのOGだった。

SOKOAGE CAMPっていう、自分をみつめなおす合宿に参加したんだよね~

「ん?ちょっともう一回言ってください!」と僕の耳が反応したことを、とてもよく覚えている。

SOKOAGE CAMP?面白そうだな~とHPを開いたら、

「ゆっくりすすめ あなたの参加を待っています」

ということばをみて、僕の心がビビっときた。
申し込みを決めたのは、ほぼ即決。

SOKOAGE CAMPが行う、じぶんに向き合う時間、心と向き合う時間、都会の喧騒を離れて、自分は何をしたいのか見つめ直す時間、、、、

れこそ、20年間生きてきた中で、ぼくが必要としていたもののような気がした。


参加して


20年間生きてきて、あれだけ自分の心と向き合えた時間って、あったかな。

このキャンプに参加して得たものは、一生の財産だといっても過言じゃない。

とくにキャンプで出会った人は、みんなほかの人に真心の愛を注げるひとたちばかりだった。

じぶんのことをもっと知りたいということが、参加動機だった。

でも、同じ屋根の下でみんなと生活する中で、思いがけない学びがあったんだ。
僕の話しがゆっくりでも、真剣に僕の目を見て聞いてくれたり、

おいしいご飯を作ってくれたり、

ありがとうポストイット(キャンプ中に、参加者の人、スタッフへ、その日一日で「ありがとう」と言いたいことを、一人一人ふせんに書いてわたすワークをします!)
という、みんなに向けて「ありがとう」と言いたいことを毎日みんなで交換しあった。

どれほど心がすさんでも、これを読んだら安心できる。

僕はなかなか、書きたいことがすぐには出てこなかったのに、みんなはこんなに沢山の「ありがとう」をもっていたんだ。

心から他人のことを思うことが出来るみんなが、すごい。

「僕も、みんなのような人に、心からなりたい。」

そう、最終日の全体チェックイン(朝、みんなの体調や、感じていることを全体に話す時間)で言葉にした。

その言葉を発した瞬間、ぼくもみんなも、涙が止まらなかった。


僕はSOKOAGE CAMPで、人として大事なことを、学んだ。


キャンプ中に、じぶんにとって大切な曲を、みんなで選んで、それをBGMにしよう!ということをした。

だれかが、SUPERBEAVERの「人として」を挙げていた。
この曲の歌詞に、SOKOAGE CAMPで学んだことが詰まっている気がする。

信じ続けるしかないじゃないか
愛し続けるしかないじゃないか
身に覚えのある失敗を どうして指差せる?
受け止める以外はないじゃないか
愛し続けるしかないじゃないか
馬鹿だねって言われたって
カッコ悪い人にはなりたくないじゃないか
人として 人として かっこよく生きていたいじゃないか


大人になればなるほど、競争で負けた人を切り捨てるようになってしまう。

仕事を終わらせることを優先して、相手のことを思いやらず、コミュニケーションをおろそかにしてしまう。

人を信じること。広い心を持つこと。相手がどんなに黒くても、相手を思いやる心を忘れないこと。

じぶんに合う会社を探す前に、
まず自分とは何者かを知ること、人としてまず大事な「ありがとう」を言えるようになること、心の声をきくことが、大事なんじゃないか。


中高生だった頃、
僕が周りに合わせて、ノリのいい態度をしていたのは、その人は、ノリのいい僕じゃなければ友達になってくれないんじゃないか、という相手を疑っている心から来ていたんだ。


人を疑わず、信じるんだ。どんなにその人が黒くても。


この心の持ちようを、日常生活でも常に携えられていることが、SOKOAGECAMPで得た財産だ。

これさえあれば、人が資本主義社会の歯車としか見られていない中でも、自分を見失わない気がする。

ソコアゲで出会った、みんなの顔を思い出せば、安心できるからだ。


ゆっくりすすめ。



こうして僕の心にできた安全基地は、一生の財産だ。

これこそ、僕が20年間必要としていたことだった。



この文章を読んで、(最後までよんでくれてありがとう….!!!!)

もし、就活に疲れてしまったり、

将来なにをしようか考えたかったり、

じぶんは何者なのか見つめ直したかったり、

就職しようか、留学しようか、自分の夢を追いかけようか悩んでいたり、

心の声に耳を傾けたい、

そんな人へ、このキャンプが届いてくれたらうれしいな。

この投稿が、だれかのこころのアンテナに引っかかってくれたら、うれしいな。


この文章を読んで、HPをみて、少しでも心動いたら、ぜひあなただけに開かれた、未来の扉を開けていってほしい。

このキャンプでまかれる種は、きっとみんなの人生の中で、花開くはず。
ここで出会う人とのつながりは、人生の荒波を生きる動力源になると、僕は信じている。


もし、このHPと動画をみて、心動いたなら、

その直感は、正しいと思う。僕も、びびっとくる直感があって参加したから。

感じた心が、次の1ページをひらくきっかけになっていくだなあ、とつくづく。


これが、僕のソコアゲにかける思いです。
、、、、最後まで読んでくれてありがとうございました!!^^











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