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チェンバロ奏者の日記です。音楽のこと、美味しいもののこと、素敵な人のこと。日々のぶつぶつを書こうかな?
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2022年11月の記事一覧

教会の静寂の中。温かい音を聞いた

教会の静寂の中。温かい音を聞いた

先日、牛込聖公会聖バルナバ教会で行われたコンサートに行ってきました。
聖バルナバ教会は1878年設立、2008年に130年を迎えた聖公会の教会です。
今は活動休止となっています。
リコーダー、チェロ、ギターの音楽会

[ルネサンス期のベネチアの貴族たちは、音楽を“ステレオ”で聴いた最初の人々かもしれない。教会の建築にもたらされた変化は、別々の場所で歌う聖歌隊の声をはっきりと分けて聞かせることを目的

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オルガン直りました。

オルガン直りました。

すぐに直していただきました。良かったぁー。急な乾燥によるものなのか。
とにかく元気になりました。

内部の様子です。

加湿器

加湿器

またこの季節が来ましたね。

冬の間加湿器は必需品です。
湿度が50%を切ったら大変です。
今日はオルガンがピープゥー鳴ってしまって、さっぱり練習にならない。室温計を見たらあら!49%。
出番です。
もう少しするとあと一台持ち出してきますよ。

クリスマス・キャロル 2

クリスマス・キャロル 2

クリスマス会のために新しい作品を探している最中です。
毎年、ちょっとした楽しみです。
私はクリスチャンではないので聖歌や賛美歌のこともよく知りません。
さらに行事のことも全く知らず。
私の教室にいらっしゃる方々の中には敬虔なクリスチャンもいらっしゃいますが、ほとんどは無縁な方々です。

何年目かにしてやっと今年はキリスト教の習慣などを知ろうかというのんきぶりですが、楽しく練習しています。

美しい

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MDからUSBへ

MDからUSBへ

MD使ってましたね。
その前はDAT。安定しなくて録音に苦労しました。そういえばMOなんてのもあったし。まだ私のところには全部記録があります。最近仕事で古い記録を起こさなければならなくなり、さて、再生。と思ったらMDもDATも満足に動かない。ネットで調べてこんな機械を買いました。

これはMDからUSBに録音でパソコンに移せます。
今は27年前のコンサート記録を再生中。
かなりやることいっぱいです

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クリスマス・キャロル 1

クリスマス・キャロル 1

今年のクリスマス会はAnthony St. Pierre氏のSussex Carolを弾きたいと思っています。生徒さんたちとのオルガンコンサートです。
最近、教室ではチェンバロとオルガンを両方練習している人、チェンバロだけの生徒さんもいらっしゃいますが、年末には皆揃ってオルガンを弾いていただいています。
クリスマス関係はものすごくたくさんありますから、それぞれ好きな時代、好きな作曲家を選びます。プ

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チェンバロ大事典出版

チェンバロ大事典出版

チェンバロ大事典が春秋社より出版されました。鍵盤楽器の500年の歴史を網羅した、なかなか充実した読み物になってます。私も19世紀以降の項を書かせていただきました。

私は19世紀以降という大きな枠の中からすごく絞った原稿になりましたので、この先はまた別の機会をもって発展させたいと考えています。

東京コンサーツ・ラボ

東京コンサーツ・ラボ

先週、西早稲田にある多目的空間「東京コンサーツ・ラボ」に行き、田中聰ピアノ作品個展を堪能してきました。
田中聰さんは1956年、北海道出身の作曲家です。1984年、オランダの国際ガウデアムス現代音楽週間で入選。第9回入野賞受賞、2004年より渡米、ニューヨーク、サンフランシスコに滞在。数々のCDや楽譜を出版しています。

ただ今、100席から150席くらいのホールを探している最中です。
コロナ以降

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