見出し画像

何でもないことで、またつまづいてしまう

本当にタイトル通りで。
何でもないことでまたつまづいてしまう。

些細なことで、芋づる式に色々を思い出して、調子を崩す。
こんなことがいつまで続くのだろう。

何年経っても、記憶を辿って涙が止まらなくなる、記憶が定かでないくらいのことを思い出して、私はいつまで泣くのだろう。

そんな自分に嫌気がさして、答えのない問いを幾度も繰り返してしまう。


きっかけは夫の実家でのできごとだった。
よくある家族の光景であったけれど、両親に自分の思いを話す夫を横目に、自分にかつてこんな機会があったのだろうかと、ぼんやりと考えていた。

ぼんやりと思っていたはずなのに、案の定、寝る前にはもうすっかり記憶を辿ってしまった後で、何も言えずに泣いたまま、結局夫を困らせた。


家族と暮らし、あたたかいご飯を食べて、食卓を囲むこと。
自分が自分らしくあれて、尊重されること。

私の求める普通は、かつての私がしてもらいたかったことで、
満たされなかったあの頃の自分が今も泣いたり、未来の自分に対する不安に駆られたりと、あいも変わらず気持ちが揺れ動く。


いつまで経っても泣いているのは本当に恥ずかしくて、ほとほと嫌気もさすけれど、悲しかったあのときの自分を否定することはできないから、

今日もこうして綴って、今を生きていくために、少しずつ少しずつ手放していく。

#日記 #エッセイ #コラム #考えたこと
#人生 #日常 #家族のこと #深夜のつぶやき
#写真 #フィルム #フィルム写真

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?