何でもないことで、またつまづいてしまう
本当にタイトル通りで。
何でもないことでまたつまづいてしまう。
些細なことで、芋づる式に色々を思い出して、調子を崩す。
こんなことがいつまで続くのだろう。
何年経っても、記憶を辿って涙が止まらなくなる、記憶が定かでないくらいのことを思い出して、私はいつまで泣くのだろう。
そんな自分に嫌気がさして、答えのない問いを幾度も繰り返してしまう。
きっかけは夫の実家でのできごとだった。
よくある家族の光景であったけれど、両親に自分の思いを話す夫を横目に、自分にかつてこんな機会があったのだろうかと、ぼんやりと考えていた。
ぼんやりと思っていたはずなのに、案の定、寝る前にはもうすっかり記憶を辿ってしまった後で、何も言えずに泣いたまま、結局夫を困らせた。
家族と暮らし、あたたかいご飯を食べて、食卓を囲むこと。
自分が自分らしくあれて、尊重されること。
私の求める普通は、かつての私がしてもらいたかったことで、
満たされなかったあの頃の自分が今も泣いたり、未来の自分に対する不安に駆られたりと、あいも変わらず気持ちが揺れ動く。
いつまで経っても泣いているのは本当に恥ずかしくて、ほとほと嫌気もさすけれど、悲しかったあのときの自分を否定することはできないから、
今日もこうして綴って、今を生きていくために、少しずつ少しずつ手放していく。
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