知ってる音楽から知る知らない音楽
昨日見つけた、自分にとって新しいアーティスト
ブラジルはサンパウロ出身のアーティストであるCSS
ジャンルはディスコ・パンクと呼ばれるらしい。
生演奏と打ち込みの「踊れちゃう気持ち良い音」が同時に襲い掛かってくる感覚がとても好きで、一瞬でのめり込んでしまった。
もっともっと色んな曲を聴いてみたいし、ボーカルLovefoxxxの存在もかなり気になっている。この方のソロもチェックしたいところ。Steve Aokiとのコラボもしてるらしいね。
新しい音楽の発見の仕方は色々あれど、
自分の場合は好きなバンドのルーツを探っている時がその頻度が多いように思う。
今回はこれだった。
昨日のライブで惜しくも解散してしまったバンド、CHAI。
「NEOかわいい」「コンプレックスはアートなり」などをコンセプトに活動してきたかわいい女性四人組である。
従来存在する「かわいい」だけでなく、ハゲている、太っているといった揶揄される対象になりうるものでも全てひっくるめて個性=かわいいとしてしまおう!というこの方たちの思想は本当に素敵だ。
考え方だけでなく、音楽もカッコ良い。そして当然かわいい。
使われている単語の一つ一つにかわいらしさがにじみ出ているものの、やはり「これをどうしても伝えたい!」という力強さも感じる。
ありのままで良いことを全肯定させられる。
演奏がすごい。
ドゥンドゥンドゥドゥンドゥドゥンドゥンドゥドゥンドゥと続くベースに
チチチチチッベッチチチチチッベッのドラムに
ペンペケペンペンペケンペペンペンペペン!のギター
のアンサンブルは大変に中毒性がある。
(伝わって星一徹)
これからCHAIの素敵な音楽、そして「NEOかわいい」がもっともっと世間に浸透していくのかと思ったのだが、
今年本当の本当に突然の解散発表…
改めて曲を聴いてみたいと思い、Youtubeで動画を漁っていた時に出てきたのが上に挙げたそれだった。
アメリカはシアトルで運営されているオルタナ・インディーズロックに特化したラジオ局KEXP。
CHAIの方々が演奏した動画は、こちらのYoutubeチャンネルのものである。
(ちなみにおとぼけビーバーもこのKEXPに出てるよ)
計15分ほどのショートライブに、数分のインタビュー。
そのインタビューにて、CHAIのマナさんはかく述べている。
こういったところから自分の知らない音楽を知れるのはありがたいなぁとか思う。
好きなバンドのルーツから音楽を探ると、自分の嗜好に近い音楽を見つけることができるだけでなく、「あのバンドのあの人が好きな音楽、つまりあの人が聴いてるのと同じ音楽聴いてるぜぇ~」となりその行動自体がシンプル楽しい。
更にルーツのルーツを探る、といったようにルーツを辿るを繰り返していけば、こんな風に音楽って進化していったのかなぁといったところにも興味が出てきて、また違った角度で音楽を聴くのが楽しくなってくる。
色んな「楽しい」ができるのが、芸術の凄いところだなぁと思ったり。
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