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265/1096 恐れを越えよう!「秘行」を極めると・・

吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、そう夢見る己を幸せにしようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で265日。

(この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下から「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。)

265日目になり、これをやろうと決心した自分、1日目の自分、2日目の自分、30日目の、100日目の、これまでこれをやってきた一日一日の自分から、これをバトンタッチされているような気持ちになった。

でも、だからといって今日の自分を先の自分へのバトンタッチのために使うのではなくて、今日の自分は今日の喜びのために使おう。それが積み重なるほうが、あとからも感慨深い気がする。

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わたしは最近、自分ひとりで海外に仕事に行って帰ってくるという、自分にとって最悪に怖いことなのに超えてみたかったもの、を制覇した。やってみればもう、今後の楽しい選択肢のうちに入って自由度もまして最高~なのだけれど、それまでは本当に避けたいことだった。
これは、わたしが子供の頃のある日、自由になりたいとこぼした母に、強く強くやってみて欲しいと願ったことの延長だった。母に、自分で自由に決めて自由に収入を得て軽やかに生きて欲しいと胸の底から願った。そしてそれと同時に、母にとっては月に行くよりも不可能なことだろうと感じ、悲しく諦めたことでもある。
結局はその恐れと壁を受け継いで、自分が乗り越えて見せたかったのだなと思う。

先日とうとうその機会が訪れたときは、逃げたい!!が勝るほどだったけれど、自分自身からの「逃げたらずーっと後悔するよ…?」という強い圧がかかってもいたから、やる方を取った。チャレンジ直前は最悪の気分だったりもしたけれど、それを超えた喜びは本当に深いところから湧いてきて、自分が大きく成長したことを感じる。や、やってよかったぜ・・・・!(この「大きくなった感、成長した感」が肉体にも反映されて本当に背が大きくなったりしませんように…!)

するとどうだろう、今度はその恐れを最大化したような、ここ数年来密かにラスボスだと感じてきた恐怖に対峙する時が来た。とうとうそのステージに来てしまった。
家族がいても、夫がいても子供がいても、どこまでも自由に、世界のどこへでも、好きなように勝手にプランしたことを背中に羽の生えたように楽しんでやっていく……これをするのに、心配や心細さや寂しさや不安や不信感や独占欲が、これでもかというほど湧いてくる。

自分にはこの先にも怖いことがまだまだあるだろう。しかし今の時点ではこの他に何かあるとは思えないほど、これが自分にとって乗り越えてみたい唯一最恐のものと言える。貞子の次に怖い…!
これについて「怖い!!でも越えたい!!でも怖い!!しかしやるしかない!!」と思いながら最近めいっぱい苦しんでいるのだ。

そんな自分を秘行の感覚から見てみると、頑張って生きていて本当に微笑ましい。微笑ましい以外の何者でもない。モジモジビクビクしながら頑張ろうとしているこの人類の一個体に、計り知れない愛を感じる。だからね、失敗したって、その可愛らしさ、愛しさは変わらないから、どこまでもチャレンジすれば良いのです。

誰に言われたのでもなく、そう自分が感じるだもの、それ以上に心強いことはない。その愛しさが、自分で感じられるのだから。高明な霊能者やスピリチュアルティーチャーや、尊敬する師や、そう、たとえ神に言われるよりも、最強なのは自分でそれを感じることだとわたしは思う。
(これは、自分に付け加えるものではなく、思い出すもの。自分を見ていれば、勝手に自分が思い出すのです。)

いくらでもチャレンジすれば良いよ。チャレンジできなくても愛しさ変わらないよ。いくらでも失敗していいよ。生きていてめんこいよ。あなたをあの星空や、百合や、薔薇や、太陽や、青空や、雪や、ジャスミンや、G線上のアリアや、マイケル・ジャクソンや、チョン・ジョングクやキム・テヒョンや、お寿司や、宝石や、海や、地球や、この宇宙と同じだけ、貴重で美しいと思うよ。創り出して最高によかったよ。だから好きなだけ恐れればいいよ。味わいなよ通過しなよ執着しなよ捨てて手放しちゃいなよ。YOU、もうなんだっていいよ。生きちゃいなよ死んじゃいなよ。

自分にそう思えるから、秘行を楽しんできてよかったと思う。そしてこれからもきっとこれを、ワークショップを通して伝え続けていこうと思う。なぜかというと、生きる上でこれを知るというのはとてもエキサイティングでエモーショナルで、そして深く静かで、面白いことだと感じるから。誰かの人生を救うため、などという世話を焼きたい感覚ではなく、面白い映画を観たあとに、見てみてー!と言いたい気持ちと同じなのだ。娯楽として、遊びとして、この深遠なる感覚を伝えたいと思う。

※ちなみに、自己受容の入り口としてとても取り掛かりやすい秘行だけれど、やり方は簡単で、

自分を外から見る。そこで見えたもの湧いてくるものに気づき味わう。他者の視点を想像して自分を見る。そこで見えたもの湧いてくるものに気づいて、手放されていくのを眺める・・・

・・・・というもので、自分を徹底して他人のように観て湧いてくるものを味わい、意図せずとも手放されていくのを体感していくワーク。恋愛や夫婦関係などの人間関係、お金のことや仕事のこと、さまざまな悩みに応用して問題を問題ではないと気づくことに大いに役立てられるものです。
自分を見るところからはじめ、先に進むと「観るもの」と「観られるもの」の対象を自在にできるように練習していきます。
感覚の掴み方はワークショップでお伝えしていますが、この秘行はその先のレベルを極めていくと、

「宇宙が宇宙を観る」

という、観るものと観られるもの、主体と客体の解け去った感覚に至ります。(誤解されやすいのだけど、だからといって人格者になるというわけではないです。(笑)でも、のびのびとこの三次元を生きることにつながる感覚です。わたし自身も、その体験後も今も、これを探求している途中です)
こうした意識の使い方を極めていくことに興味のある方は、どうぞ大いにチャレンジしてみてね。

というわけで、今日は恐怖と秘行について、でございました。

それではまた、明日!!

【クンルンネイゴン、ご存知ですか?】

身体と意識の覚醒を目指すすべての方へ!
多くの方に学びを届ける素晴らしい先生で、わたしも尊敬するSeiRenくんのクンルンネイゴンのレベル1からのクラスが7月21日に開催されます!

わたしも参加予定なので、よければこの機会に道教(タオ)に伝わる稀有な教えを一緒に実践しませんか。久しぶりにクンルンを実践するのが今からとても楽しみです!(はじめてやってみた日に、丹田の下辺りから螺旋状にエネルギーが湧いてきて、腰がグルグルと回りだし、その回転が上昇してきてあまりに驚いて止めようとしたところ、なんと椅子から数メートルも吹き飛ばされてしまったという体験をして以来です。ボーゼン自失、でした。人間の身体ってすごいですね・・)

クンルンネイゴンは人間が到達できる最高の状態をこの人生で成就させる人のためのもの。ピンときた人も来ない人も(笑)、生きている間にせっかくなのでぜひぜひこの秘法に触れてみてください!

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