473/1096 【自然派】【自己犠牲】ナチュラリストをやめたとき
吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、そう夢見る己を幸せにしようと決めた。３年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で473日。
（この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下から本日の話題が始まりますので、レポートを読みたくないお方は点線まで飛ばしておくんなましね。）
４７３日目、週末の執筆はお出かけ時間を確保することとの戦いだ。なにがなんでもお出かけしたいときに、毎日投稿を更新してからでは遅いということが頻繁にある。
この時間配分が、この毎日投稿を始めてから１年以上経ってもまだなかなか上手にやれない。今日は日曜日、今はイタリア時間では午前１０時すぎだけれど、日本はすでに午後の１８時すぎだ。急げ、およげ壇珠くん！！
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最近、言葉にするととても陳腐なことに、とても深く感じ入る。それがどんなことなのかというと、嬉しいかどうか、楽しいかどうか、面白いかどうか、集中して夢中になれるかどうか、深いところから感じるものがあるかどうか、感動するかどうか、根拠のない胸騒ぎがするかどうか、ということを、基準にすること。なにかを決めるときに、ほんとうにそこからのチョイスをしていくという、とてもシンプルなことの大切さがどんどんシンプルに腑に落ちていく。
わたしたちは、ついつい
・これまで続いてきたことだから
・相手にだって事情があるから
・次に繋がりそうだから
・一般的だから
・無難だから
・楽だから
・このほうがうまくいくって聞いたから
・すごい人がやっているから
・流行っているから
・このほうが信頼されるから
・このほうが怒らせないから
・このほうがモテそうだから
・このほうが少数派だから
・評判が良くなるから
・誰かに勝ちたいから
・もったいないから
・身体にいいから
・地球に優しいから
・高次元と繋がりたいから
などということを理由に、面白みや喜びや感動や熱中や自分の勘をそっちのけにして物事を決めてしまいがちだと思う。でも、なにが重要って、そのために虚飾や我慢や忍耐や感覚を鈍らせることをするとしたら、その人生の時間はどうなってしまうのだろう。とても単純に、その時間はつまらない時間として過ごすこととなってしまう。
かぎりある人生の時間なのに『つまらなかった時間』の割合がぐっと増えてしまうのではないかな。それを思うと、なんだかもったいないな・・と思ってしまう。わたしがケチだからかも知れないけれど(笑)
でも、本末転倒だと思うのだ。
ここで、じゃあ人生面白きゃいいのかよ！と言われたときになんと言おうかと思うと、ああそうさ！面白きゃいいのさ！と言うしかないと思う。
「人生は面白くなくても〇〇なほうがいい」の、〇〇の部分に最も適する言葉を答えよ。という問いの正解を考えてみても、わたしの頭では回答が思いつかないのである。
それだけ、面白いって重要なことだ。面白いの他にも、上にも挙げたように、嬉しい、楽しい、集中して夢中になれる、深いところから感じるものがある、感動する、根拠のない胸騒ぎがする、などがそこに混ざってくると、いいなと思う。でも、それ以外の「無難だから」などなどの不順な動機を、自分からさっぱりなくしてしまいたい。
わたしは以前、超ナチュラリストだった。行き過ぎというところまで行っていたと思う。
キッカケは、食品の添加物が身体に良くないという情報に触れたことだった。それから徐々に添加物の入らないものを食べ始めるようになった。
そのこだわりはエスカレートし始め、石油製品を嫌うようになり、農薬を嫌うようになり、化学繊維を嫌うようになり、化学肥料を、火の通った食べ物を、動物実験を、森林伐採を、予防接種を、動物の自由を奪った畜産を養鶏を、生成された砂糖を塩を、化粧品類を、薬品を、車を、家電を、病院での出産を、政府の教育方針を、農林水産省の許可しているあらゆる添加物を、工業製品を嫌うようにまでなって、生活からどんどん選択肢が消えていった。
最後のほうには、当時の夫のお弁当は生の人参になり、タッパーやラップ類、ジップロック、ビニール袋、ペットボトル、内側がプラスチックでできている水筒、化学繊維の使用された服をすべて廃棄し、自転車で出かけ、家の庭で自分でこしらえた肥料を施した野菜のみを食べ、高額な有機リビングフードのみを購入し、超窮屈な食生活を送っていた。
肉まんの皮も、味噌も、キムチも、あらゆる漬物も、カレーのベースも餃子の皮も手作り・・炊飯器も電子レンジもポットもトースターも使わず、玄米を食べ、綿か麻その他の自然素材の身体を締め付けない服を着て、病院ニモ行カズ、薬モ飲マズ、ハーブを煎じて飲んで、アーユルヴェーダとシュタイナー農法シュタイナー教育とメディカルハーブとを勉強し、髪は自然に還るもので洗って有機酢でリンスして、重曹で洗濯と掃除をしていた。
わたしの場合に限ることかもしれないが、これがエスカレートしたときのなにが恐ろしかったかというと、人間社会を呪い、人間を呪うようになるということ。そしてしまいに、自分が人間であることを呪うようになるということだ。
なぜ人間は地球を傷めつけるのだろう、なぜ人間は不自然なことをするのだろう、動物を傷つけるのだろう、同じ人間同士を傷つけるのだろう・・・と痛切に思っていた。人間の強欲は、どこまで身勝手なのだろう・・自分が冷蔵庫を使うのも、アスファルトの道を利用しているのも、それと同じことではないのか、なぜ自分は人間なんだ・・！と。自他に対する嫌悪感にまみれ、すべてを見張っている生活だった。おのれ、おのれ・・！とばかり思っていた。ちょっと山姥になりかけていた。
始めのうちは、楽しかったのだ。ちょっと自然なものを取り入れることも、自分の食べるもの、着るもの、使うもの、生きるために取り入れるもの・ことを自分で納得してちゃんと選ぶことも、動物や地球のことを考えるのも。とてもワクワクして、楽しくて良い気分だった。それらはわたしに大きな気づきをくれた。
でも途中からその取り組みは、自分の喜びや面白みを犠牲にしたうえに成り立っていたのだった。着たい服が着られない。食べたいものが食べられない。さらには、ペットボトルの蓋が道端に落ちているのを見るだけで怒りが湧いたし、黒い排気ガスや、街でプラごみがグサグサに刺さっている満タンのゴミ箱を見るだけで、気分が暗くなる。わたしの髪はゴワゴワして酢の匂いがして、お出かけしてもみなとマトモに外食もできなかった。ちょうど、周囲に理解されない宗教にハマっているような感じ。悲しく、悔しく、虚しい毎日だった。
そんなわたしにあるとき、マクドナルドのハンバーガーを食べる機会が訪れた。前夫と、あと誰と居たのかは覚えていないのだけれど、それをその場で断ることに気乗りしない場面だった。他の人は同じものを気分良くいただこうとしているというのに、自分だけ「こういうジャンクフードは食べたくないので」と言うのははばかられた。
それでそのとき心のなかでギューッと迷って、ああもういい！この場だって、自然と同じくらい大切じゃないかよ！もう、ここは思い切って食べよう！と思った。何年も気をつけて暮らしているのだもの、一度くらい許容範囲だろう！と思ったのだ。自分の身体はきっと、こんなことにはビクともしないだろうよ！と。
その発想の切り替え！！これが、わたしにとって自ら衝撃的なことだった。
自分の身体を、久しぶりに信じた気がしたのだ。大丈夫だよ！屁でもないよ！と思うことは、ものすごく嬉しくて、エネルギーに満ち溢れる感覚だった。
『大丈夫』という発想。そうだ！わたしって大丈夫だった！めっちゃ強くて、無限に不思議な存在だったよ・・・！すごいパワー。これまでの自分が、どんなに自分を信じていなかったのかが、よくわかった。水分をなくしていた草が、水を吸って葉の先までピンピンになったかのような、身体のすみずみまで元気の行き届く感じ！
そしてそのマックのバーガーやポテト、コカ・コーラの味よ・・！！不味いと感じるのかと思ったら、美味しいのなんのって・・！(笑)きっとあのとき、マックではなくて、カップヌードルだろうと、一平ちゃん屋台の焼きそばだろうとなんだろうと、あの「自分は大丈夫だ！」と信じる満ち足りた気持ちと一緒だったら、なんでも美味しかっただろうと思う。
それ以来、わたしのナチュラル生活は、積み上げた一夜城がガラガラと崩壊するように一気に崩れた。ジャンクフードも食べたいときには食べ、外食も楽しむようになった。便利なプラ製品も使うようになり、ありがたく車に乗れるようになった。嬉しかった。ものすごい解放感だった！
それ以来、好んでやっていたことのうち、今も気分良く取り入れられることは続けている。わたしは自分の娘を、自宅でお湯の中でほとんどを過ごしたあと助産婦さんの手助けとを借りた形で出産することにしたし、予防接種については、いろいろな意見を目にしたあとの決断として、娘が幼児の間は拒否し、１２歳になってから受けてもらうようにした。
今も電子レンジは使わないし、保存料の入っていないものを選べるときは、好んで買うようにしている。動物実験を経ないで商品化された製品も好き。
そして化学繊維の服も、いい匂いのノンシリコンシャンプーも大好きだ。
こうなって、自分の喜びが戻ってきた！今は「心地よさ」「喜び」をなによりも大切な基準として選択したいと思うようになった。わたしという生物も、大切な自然物だもの。
こうしてわたしはナチュラリストをやめた。自然がなにより大切だと思っていたあの頃とのいちばんの違いは、自分も自然物だと思うようになったこと。あの当時、自然から、自分を切り離していた。自然は大切だ。でも今はそこに自分も含まれている。
今わたしは、人間も、人間の活動もまた、この宇宙に起こっている自然現象のひとつだと思っている。今のわたしたちがどこまで自然に反したことをしているように見えても、それがどんなに悲しくても、そこからこの先それを改善していくプロセス自体が自然現象であり、ものすごく大きな学びで、ほんとうに素敵なことなのだと感じる。がんばれ、人類、がんばれ、地球・・・！自分の人生の喜びを愛しながら、応援したいよ！！！
自分という、自然の中に現れたいち生物を大切にすること。その自分という動物が嬉しく過ごせるようにお世話すること。これは、わたしにしかできないことだ。なぜって、わたしの喜びはわたしにしかわからないからだ。
誰に任せることもできないそこを、丁寧に担うこと。それがなにより大切だったのだと思う。犠牲の上に成り立つ喜びは幻だ。喜びは、喜びでないとね！・・ということを、有機ハーブティーを飲みながら夢中で書いてみました。たった３０分しか経っていないではないか！ああ楽しかったよー！！
というわけで今日は、純粋な喜び、面白み、深く触れる感動などを動機にして動いていこう！それらを犠牲にしてなにかを得ようとすることは、本末転倒だものね、なぜって、犠牲の波動を放って、自分を、ひいては他のものをも苦しめてしまうから。みんなが喜ばしく生きられるのがいいねー！という感覚のシェアでございました。愛だろ、愛！（なつかしい！
それではまた、明日ねー！
【女塾サロンで一緒に女を楽しみましょう！】
【オンライン個人セッション】
これまで対面でのみ行っていたセッションを、オンラインでも提供することとなりました。話題は自由です。ご家族やご夫婦の関係、その他人間関係についてのこと、お仕事や過去についてのことなど、さまざまなお悩みや今後の進路についてのご相談など。
個人セッションでは、わたしたちが本来持っている可能性を発揮し、この惑星で生きる面白みや神秘に目覚めて、本質的な自分に出会っていくお手伝いをしています。強みを見つけること、枠を外すことなども行っています。
もちろん、おしゃべりや意見交換など、気軽なセッションも歓迎です。
どうぞ、ご自分を尊重しながら、気楽に臨んでみてくださいね。
あなたとの出会いを楽しみにしております！
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最高の歯磨き粉と出会ってしまいました！ほんとうに素晴らしいものなので、こちらでもご紹介いたします！
現在、市販されている多くの歯磨き粉に含まれている、「界面活性剤」「研磨剤」「フッ素」「香料」などの成分は殺菌力や洗浄力に優れてはいるものの、その成分の強さが逆に「身体の健康に悪影響をおよぼす可能性がある」ことが指摘されています。
また、殺菌力や洗浄力が強い歯磨き粉は口の中を綺麗にするという意味では一定以上の効果があるものの、口の中の健康を保つ役割を持つ「善玉菌」も一緒に殺してしまうことが判明しています。
口の中の健康を保つためには、「殺菌・洗浄力が高いこと」そして「善玉菌を出来るだけ活かして悪玉菌をやっつけること」が重要となります。
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