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426/1096 【天然】これで、万事が順調

吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、そう夢見る己を幸せにしようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で426日。

(この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。)

426日目、昨日の夕方にギックリ首を起こしてしまい、次の日になってもパソコンに向かうもスマホを使うも苦痛である。朝は自力でベッドから起き上がるのにかなりの時間がかかってしまった。

頚椎捻挫状態で、シャワーを浴びるのも困難なのだ。
しかし大丈夫。これでもわたしの身体のほとんどはちゃんと機能している。消化器官も脳も目も。なにしろお腹まで空いている。つまりはわたしは今日も、絶好調なのだ!

この身体で書くための工夫をあれこれ模索しながら、今日も毎日投稿を楽しく書こう!これが今日の純粋なチャレンジなのだ。やる気が噴出するではないか!

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今日は頭を上にも下にも左右にも動かせないため、頭部固定状態だ。絶好調のわたしはこの状況で逆に、このところずっと気がかりだった古い服の片付けに取りかかった。

そして時間をかけてナマケモノのような動きでゆっくりとそれを終わらせて、自分にスッキリ感をプレゼントした。

多少動いたのが効いたのか、そのあとはパソコンに向かうことができるようになっていた。そして午前10時。今から午後4時のタイムリミットまで、6時間ある。なんとかなるだろう、がんばれがんばれ自分!

母とのイタリア暮らしも2週間になった。久々の母との同居で、母がやはり天然だということを、ひたすら確認し続けている。母の天然は、わたしにとってはすごい破壊力。わたしの目の焦点は、たまに冥王星あたりまで遠くなることがある。わたしはそういえば、こんな人のもとで育ったのだった。
そのことに、改めて驚くばかりである。

母「野菜ぇの揚げ浸し作るべえ!」
壇「wwいいよ?(笑)」
母「んだども、おめは首が痛でぇんだがら、やるなよ?俺やるがらよ」
壇「うん、でもちょっとは手伝えるよ」
母「ダミだダミだ、さらに痛でぐなるがらやめれ」
壇「そうだな、んじゃ、ダシはここにあるからね」
母「おおこりゃいいダシだ!よし、これでおめがタレ作ればバッチシだ!」
壇「(え・・・!w)そ、そうか、作るよ!」

壇「ダシが煮立ったぞ、しばらく待って醤油などを入れよう」
母「おや、おめ、首痛でんだから料理なんかすればダミだべ」
壇「いや、ほら、さっきタレ作ってほしそうだったからさ・・!」
母「あ?俺そったらごど言ったが?」
壇「言ったスよ…(笑)(笑)(笑)(笑)」

万事。万事がこの調子である。

母「おい、ダビデ(我が夫です)さんがポップコーンを作ってけでるみでなんだども、オラもう入れ歯洗ったがら、食われねぇって言ってけれ」
壇「うん」

夫「ふたりとも、ポップコーンいかがですか」
壇「ありがと、母はもう歯磨きしたから食べられないって。でもわたしは食べる!」
壇(一瞬ツイッターをチェックして顔を上げると)
母「(入れ歯無しで)もぐもぐ・・・・」
壇「は・・・www」
母「やっぱり食べるんだ」
壇「食べれんのかいwww(笑)(笑)(笑)(笑)」

以前書いたことのあるように、わたしの夫自体が天地を揺るがすほどの天然なため、ここにこのような母も加わって、ある意味で異星人の巣の中にいる気分である。天然さんはすごい。天然さんは異次元ポケットだ。

ちなみに、別の天然さんエピソードはこちらから・・・



夫「お母さんはこちらでの毎日が気に入ってるの?なんて言ってる?」
壇「気に入っているようだよ、でもあなたに悪いと思ってるみたい」
夫「?誰が?」
壇「いや、だから母が」
夫「???誰に???」
壇「あなたに」
夫「誰が???」
壇「だから、母が、あなたにってば(汗汗汗汗」
夫「なぜ???」
壇「義理の親と一緒にいるのは気を使うだろうって・・!」
夫「誰が?」
壇「………あのね、わたしの母が、あなたに対し、義理の親、つまりあなたの妻の親と一緒にいるとリラックスできないのではないかと心配しているのよ」

夫「なあああにを言っているんだ、まったく不思議な発想だ、ぼくは何も邪魔されていないよ!!お母さんこそ気遣わないでいいからね」
壇(母に向かって)「ダビデがね、気を使ってはいないって。むしろ、お母さんこそ気を使わないでねって」
母「は、そうか!俺はもちろん気ィ使ってんだ。1秒で忘れるけどな。だからまぁ使ってねえんだけども」
壇「(通訳せず)・・・・・・」
夫「なんだって?」
壇「すべて順調だって」

母「今お腹空いでねがら、食べられねって言ってけれ」
壇「うん、いいよ」
壇(料理中の夫に向かって)「母はお腹空いていないから食べないって」
夫「あ、そうなんだ」

夫(忘れたのかなんなのか)「はいどうぞ」
母(忘れたのかなんなのか)「どうもどうも、ブオナ・ペティート(イタリア語でいただきますの意。直前にノートに書いたものを見て言えるように準備してある)!むしゃむしゃ」
壇(ぜんぜん忘れてない)「…ワイの常識、人様の非常識…南無三…」
母「おい!おめ、目が白目になってるぞ」
壇「ダイジョウブ、スベテ順調、絶好調ダス」

と、このように、家族との日々は過ぎていく。
わたしはなんの修行をしているのだろう。
そのうち、心はあのポルト・サンタ・マルゲリータの海のように、広〜く広〜く、なるのかも、しれない。

今日は借金はないが首が回らないため、短いけれどこのあたりで!それではまた、明日ねー!

※もう間もなくオンラインでの個人セッションを始めます。リクエストくださっていたお方達をお待たせしてしまっておりますが、次回の訪日の日程が決まり次第、枠をご案内します。今しばらくお待ちください!

毎日無料で書いておりますが、お布施を送っていただくと本当に喜びます。愛と感謝の念を送りつけます。(笑)