しまぴー

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ダイアローグサロン「Momentarium」主宰。変化の最中にいる人をサポート。人のクリエイティブをケアする。地域でフリーランス30代。IT企業3年→渡米してダンス学ぶ→ベンチャーで企画職→現代アート制作→独立9年目。ヌード撮影を依頼される心理的安全性○。

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髪の毛をさわるクセが止まらなくてわりと悩んでいる

じぶんの髪の毛をさわるクセに悩まされている。 とにかくさわりすぎて、それを見かねた妻に 「ハゲるからやめろ」 と半分脅しのような注意をされる。それでいったんやめるものの、また気がついたらシャワシャワと触っている。 さわる場所は決まっていて、ちょうどつむじあたり。たしかにハゲが始まりやすそうな場所。クセ毛なこともあって、このあたりの髪の毛はぱやついている。その不連続性が、こちらの欲求を絶妙にくすぐってくる。 このクセは、思い返せば学生のころからあった。テストの時間とか

    • 偏愛を活かして自分の仕事を作っていく

      会社員を辞めてフリーランスになって8年。大変なこともありました。それでも精神的、経済的に続いたのは、深い欲求から生まれる偏愛を活かせたことが大きかったです。ということで「偏愛」という切り口で独立のプロセスを振り返ってみます。 会社員時代、仕事と自分の特性がフィットせず悶々とする日々を送っていました。抑圧されたエネルギーの放出先を求めて、何を思ったのか狂ったように人の横顔を撮りまくりました。それを知った友人の紹介でファッション雑誌の特集に掲載されることに。とりあえず行動するこ

      • パーソナルコーチングを物語風に表現してみた

        私たちが思い悩むとき、内側では何が起きているのでしょう。ちょっと覗いてみると、おや?思考や感情がとっ散らかっています。物があふれかえったごちゃごちゃした部屋のようです。 そこにいると、なんだか休まらない、欲しいものも探せない、集中できない、ないないづくしでストレスがたまります。それに、どこから手をつけていいかわからないです。 「こまった。また後回しに...」 「トントン、失礼します。一緒に手伝いますよ」 「あなたは......?」 「まず、整った部屋を想像してみてく

        • 腸活の最強食材は長芋様なんじゃないか

          結論、長芋は最強でした。 まず、前提として。便秘は、本当に生活の質を下げると思うのです。入れたものが出ないというのは、おかしいじゃないですか。どこに消えたんですかという話ですよ。 出たとしても、固かったりすると、おしりが痛いじゃないですか。願わくばボブスレーのようにスルルッと滑り落ちてほしいわけです。 家族がトイレから出てきたときに「だめだ…」みたいな顔をしているのが、本当に見ていて辛いので、腸活をスタートしたわけです。 結果、ありがたや長芋様だったのです。 まず、

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          コミュニケーションのバケモノ、父から学ぶ他者との関係構築

          父は、誰にでも話しかける。 当時の自分は、それが恥ずかしかった。 スーパーのレジ担当に世間話をする。ホテルのフロントに南部煎餅を差し入れをする。知人のように話していると思えば、初対面だったりする。 母親は「また始まった!」と言って気まずそうにする。その光景を見ている自分もどこか気まずい思いをしていた。周りの人はそんなふうに人と接していないからだ。 「不審に思われるんじゃないか」 「煎餅あげたりして迷惑じゃないか?」 そんなことを考えては、ヒヤヒヤしていた。でも、振り返

          コミュニケーションのバケモノ、父から学ぶ他者との関係構築

          無限ループから脱出できなくて、わりと悩んでいる。

          いつから始まったのかはともかく、困っている。 ある漫画のワンシーンが、ことあるごとに頭の中にフラッシュバックしてくる現象。 最初は、「あーはいはい、たまにある現象ね」と軽い気持ちで受け止めていた。が、今回のは様子がおかしい。毎日、思い出してしまう。「え、無限ループ...?」と思うぐらいに再生される。 皿を洗っていたり、ご飯を食べたりしているときに、別なことを思い出したりすると、思い出すという行為に、もれなくその漫画の記憶もついてくる。 思い出したくないと思えば思うほど

          無限ループから脱出できなくて、わりと悩んでいる。

          夫婦の問題は、結婚前の価値観やスキルでは解決できなかったので、進化が必要だと悟った。

          結婚してからの共同生活で起きる問題は、これまでの価値観やスキルでは、まったく解決できなかった。むしろ悪化することさえあった。 自分は変わる必要があるのだと悟った。自分が変わろうとしないうちは、いつまでも、相手に問題を見出しては解決しようとする姿勢でいてしまう。 フリーランス夫婦のため、一緒にいる時間が長く、関係の悪化は死活問題.. それに気づいてからは実験と修正を繰り返した。共同生活内の問題は少しずつ形を変え、解決に向かって前進し始めた。それと同時に、自分の価値観やスキ

          夫婦の問題は、結婚前の価値観やスキルでは解決できなかったので、進化が必要だと悟った。

          結婚は自分の価値観をどう変えたのか

          自分が勝てば良い、いままではそんな世界で生きていたわけで。 パートナーとゲームするときも自分が勝つことが最優先だった。あまりにも相手が落ちこむので、初めて勝たないようにコントロールした。相手を勝たせること、自分が負けることはなかなかに難しいことだった。 謝ることが苦手なのもきっと共通している。自分の非(負け)を認めることになるから。助けを求める、相談することが苦手なのもそう。 つまり、自分は優れていないといけないという価値観が強かった。もちろん、優れているのに越したこと

          結婚は自分の価値観をどう変えたのか

          意図がある表現よりも自然に生まれた言葉の方が人との出会いを作ってきた。

          自分がいつも書き始めるときは、どんな精神状態なのかと今日は考えている。スイッチの入れ方みたいな。そういうの。 なんのために書いているのかもよくわかっていないんだけども。前からも言っていたけど、書いていた方が気分がいい。なぜか。 ただ、書かなければいけないってなると、どうもダメ。真面目にとか、誰かのためになるようにとか、学びのメモとか。そういうものに縛られるとまったく手が動かなくなる。 強制とか制限とかがプラスに働くこともあるのだろうけど、文章にするときはマイナスに働いて

          意図がある表現よりも自然に生まれた言葉の方が人との出会いを作ってきた。

          バナナを食べて出血するレベルの歯ぐきが回復するまで

          妻にときどき感謝を伝えることがある。 「歯医者に連れていってくれてありがとう」 と。 歯医者なんて自発的に行く人の気がしれない。あんな恐ろしいところは、トラブルが起きてから行くものだ。そう思っていた。 妻は違った。いつもはこわがりのチキン坊やのくせに、歯医者だけは定期検診に行く猛者だった。どうやら若いころに歯科矯正で歯医者に通い、場所の耐性を得たらしい。 「ぜったい行ったほうがいいよ」 ほら、予約するから、いくよ?はい、きまり!と半ば強制で何年ぶりの歯医者に連れ出

          バナナを食べて出血するレベルの歯ぐきが回復するまで

          『いる』ことによって誰かの『する』が生まれる

          なにかをしなくちゃいけないと思っているとき、『いる』ことは、怠惰的なもので無価値な行為と感じる。 ただ、『いる』ことは、ときには周りに変化を生み出すことがある。 妻の実家にちょくちょく行く。 最近、モノの整理がはじまった。 部屋にあふれるモノは、 実家の課題のひとつだった。 「やらないとね」と親子で話すものの やらなきゃいけない状態が続いていた。 自分はその話を聞きつつ、 「片付けましょう」「手伝いますよ」 といったことも言わず、 ただそこに『いる』ことを続けた。

          『いる』ことによって誰かの『する』が生まれる

          起きちゃった結婚から考える出会いの現象

          出会って1ヶ月で結婚することを決めた二人 「思うにわれわれの結婚はさ、」 「うむ」 「起きちゃった結婚だったのでは」 「なるほど」 出会いから結婚までのプロセスは 『する』『される』の世界ではなく 『生じる』に近い現象のよう。 結婚の申し出をした当日の朝も、 「あ、今日、自分は言うのか」 みたいに、気がつくような感覚だった。 結婚する予定はまったくなかった。 当時は電気屋の3階に住み込んでいたし 貯金もしていない そんな自分が結婚することになって 「さて、これからど

          起きちゃった結婚から考える出会いの現象

          愛着の不在が無限の廃棄につながっていく

          なぜ、あなたはそれをするのか? と問われたらなんて答えるのか 写真や映像をつくっている自分の場合は、 「記憶や時間を大事にしたい」 ということになる いろんなところで見た大樹たちも、 時間の積み重ねを感じられるから、 好きなのだと思う 新しく生まれたモノも好きだけど、 それだけが価値、というのは、 なんかちがう気がしている 新しいモノはいつかは古くなる 新しさの価値は消えてしまう 古道具や古着も好き 循環していることを感じられるのが どうやら心地良いらしい

          愛着の不在が無限の廃棄につながっていく

          人を癒すための暴力は存在してもいいのか

          暴力はよくないことだと考えているヒトが大半を占める。 ただ、何気ない行動が、実は暴力的だと気づくヒトはどれぐらいいるのか。 良かれと思ったことが、愛するヒトを傷つけてしまうことがあるということを。 相手の悩みを解決しようとする質問でさえも、相手の心の準備ができていない場合は、それは暴力へと姿を変えて、頭や心を抑えつけて、傷をつける。 突然のカメラのシャッターは、被写体の存在を脅かす。 作品と言いつつ、誰かのプライバシーを他者に公開する。 ありとあらゆる状況で、さま

          人を癒すための暴力は存在してもいいのか

          晴れた日は外出しないと発狂する病

          よく晴れた日の、家にいる時間は気が滅入る。 部屋にいて、 「これはどう考えても本日は晴天ですね」 とわかるとき、憂鬱になる。予定がない場合は、憂鬱な気分に拍車がかかる。 太陽の光は、室内の温度をすこしずつ上げていく。辺りにむんとした香りが立ちこめる。 「さあ、絶好の外出日和だよ」 と言わんばかりに。 日が暮れ始めると、 「このままでいいのか」 とベッドの上でもがき始める。晴れた1日を、無駄にしていいものかと悶々とする。窓からちらりと見える、雲ひとつない爽やかな青

          晴れた日は外出しないと発狂する病

          遊べるようになったら、精神は回復傾向にあるとされている。遊べるようになるには、退屈している必要がある。退屈を感じるには、安心な環境にいる必要がある。安心して話せるヒトや場が見つかれば、状況は良くなる。

          遊べるようになったら、精神は回復傾向にあるとされている。遊べるようになるには、退屈している必要がある。退屈を感じるには、安心な環境にいる必要がある。安心して話せるヒトや場が見つかれば、状況は良くなる。