2017年9月 忘れもしない 夏の終わりの、まだまだ蝉の声が聞こえる、ある晴れた日 私たち家族は、ある宣告を受けた 『乳がんステージⅣ』 母の胸に巣喰うがん細胞は、す…
未知のウイルスの流行 その渦中に私はいた どんな症状が出るのかもわからない 治療法も確立していない そんな時期に、コロナ病棟の立ち上げスタッフとなり、 患者さんを…
みぃちゃき
2024年6月20日 21:03
2017年9月忘れもしない夏の終わりの、まだまだ蝉の声が聞こえる、ある晴れた日私たち家族は、ある宣告を受けた『乳がんステージⅣ』母の胸に巣喰うがん細胞は、すでに全身に転移していた何もしなければ余命は半年治療をしたとしても、いつまで生きられるかはわからないはっきりと言われた何かの間違いであってほしい何かできる治療はあるんじゃないかそんな期待を持って、参考書や論文を
2024年5月22日 20:04
未知のウイルスの流行その渦中に私はいたどんな症状が出るのかもわからない治療法も確立していないそんな時期に、コロナ病棟の立ち上げスタッフとなり、患者さんを担当することになったマスクにゴーグル、ガウンに手袋…完全防備で、毎日仕事をした必死だった目の前の命を守るために自分の命を守るために必死に、必死に、生きていたのに…“うつるから来ないで”“コロナなんでしょ?