☆本#103 人の普遍「黄金の少年、エメラルドの少女」イーユン・リー著を読んで
大学院からアメリカに移住し、後にグリーンカードを経て、国籍もとった中国生まれの作家の短編集。
「優しさ」という作品の書評で知り興味を持ったのが読むきっかけ。
母国語ではなく、英語で小説を書く人が増えているようだけど、さかのぼれば、キョウコ・モリや、フランスで2度賞をゴンクール獲った(名前を変えた)ロマン・ガリがいる。
前者は、日本語版を翻訳者にまかせた。イーユン・リーは、数年前のインタビューでは自分も中国という国もまだ自分の本を受け入れる準備ができていないとし、中国語版の