花粉症対策になるのか？「ザ・和飯」

鼻がムズムズする。

でっかいクシャミが出る。

キターーーー！

花粉症！！

気が付けばもう２月。カーニバルの季節だ。

黄色くてポヤポヤとしたミモザの花が咲き始めるとそれは冬の終わり。カーニバルの季節が到来する合図。

どうりでくしゃみが頻発するはずだ。

だって私はミモザの花粉アレルギーなのだから。。。

つい先日までクリスマスマーケットが開かれていた中央広場にはいつの間にかカーニバル用のスタンドが組まれていた。

南仏ニースのカーニバル（パレード）は、広場で開催される屋外ショーと中央公園の周りを巡回しながら観覧客に向かって花束を投げるBatailles de Fleursの２種類がある。

屋外ショーはエレクトロニカルパレードのようなものだが、電飾だけでなく生花もたっぷりと飾り付けられるので、どちらにしても大量の花が消費されるイベントなのだ。

この時期、ニースの街には目に見えている以上の草花たちから花粉が散乱されるので、花粉症を持つ人には厳しい季節となる。

現に、カーニバルが休止されていたコロナ禍のこの時期、マスク効果もあってか私の花粉症は穏やかなものだった。目のかゆみがほとんどなく、クシャミも鼻水も薬に頼るほどたいそうなものではなかった。

カーニバルが再開された去年は天候が悪く、雨が降ったりもしていたので花粉の飛散もそれほど多くなかったらしく、何とか持ち堪えられた。

そう、この数年間穏やかな春先の気候を満喫していたのが、今年は数日前からじわじわと鼻炎が酷くなり始め、クシャミの回数が増え、頭痛と喉のイガイガが現れたのだ。

これで熱でも出れば『風邪』だと言い張れるのだが、残念ながら熱は出ない。そう、だってこれは花粉症なのだから。

実は最近また胃腸の調子が良くないので、今年は薬を服用する前に食事を工夫して花粉症に立ち向かってみることに。

夫が一緒だとどうしても肉や乳製品中心の食生活になるので、ひとりで食べる時はなるべくご飯を炊いて味噌汁を作り、一菜を加えることにした。

近所のアジア食品店へ出汁と味噌を買いに行ったついでに、久しぶりだし思い切って冷凍納豆を買ってみた。３パック入りで５ユーロもする！（高っ）

そして韓国海苔をプラスして、こんなん出来ましたけど～！！

海外在住者には超贅沢なザ・和飯（海苔は韓国ですけど）

実は最近青ネギにもハマっていて、オリエンタル系の八百屋で大量に買っている。今回は味噌汁の具として使ったので、納豆はシンプルに付属のタレと辛子で頂きます。

あぁ～納豆の糸引くこの感じ。。。懐かしい。口の中がモチャモチャするこの感じは納豆以外じゃ味わえないよなぁ。

できればここにぬか漬けでもあれば最高なのだが、料理下手な私にぬか床の世話はハードルが高すぎる。アジアスーパーでもさすがにぬか漬けは売っていなかった。残念。

さあ、花粉よ！花の粉たちよ！こちとら味噌と納豆の発酵食品パワーで準備万端だぜぃ！

さあ、どこからでもかかってこい！ヤァー！