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ワーキングホリデー後に、何ができるのか。


「新卒3年目で辞めて、ワーキングホリデーに行く。」

それが当時の私にとっては、その時を生きるための目標であり、何よりキラキラしたものに見えました。

その目標を達成し、1年後にデンマークから帰ってきて久々に話した友人に言われたこと、

「それで、何ができるの?」

ワーホリに行ったって結局、日本で活かせることは何もない。と言わんばかりの表情に、悔しい気持ちでした。



先のことなんて、何も考えていなかった。

1年間生活をしたデンマークは
心配性で未来ばかり見がちだった私のまるごとを受け入れ、「今を生きる」を他のどこよりも温かく、優しく導いてくれる場所でした。

今、ここを生きる。そのこと自体に何よりの意味があり、「帰ったらどうしよう」なんていう焦燥だとか、「何が、できるだろう」なんていう不安だとかは
不思議なほど全くなく、「何かできるだろう」に音符マークがついたような身軽さで

日本での生活が再開する直前まで
私は日々生きることに夢中で、「きっとどうにかなる」という無条件の自信で溢れていました。

小さな種は、そこらへんに散らばっている


帰国してからの半年間
「それで、何ができるの?」と問われた時に
答えられるようなプロジェクトをじわじわと進めていました。(答えることに意味があるわけではないですが)

その始まりは半年前の帰国直前、最後の滞在場所であったスイスはベルンにて、noteで「しあわせ」や「デンマーク」をキーワードに繋がった方とお会いし「何かできたらいいね!」の一言から。

帰国後、日本での日々を味わい尽くす傍ら、少しずつミーティングを重ね、一時は中断しながらも私たちなりに進めてきたもの

それがついに明日、世に小さな小さな芽を出すこととなりました。🌱

2年前、「神様私に使命や役割をくださいませ!」と願い
1年前、「あ〜もうこの生活大変!やけど最高。」を味わい尽くしているうちに出会えたもの

「この先、何ができるのだろう」と不安に思うことさえ愛おしく思えるほど、日々の大切にしたいもの一つ一つに丹精を込めて生きているうちに、そこらへんに散らばっている小さな種は土に植えられていくんだと思います。

新プロジェクト、始めます!

デンマークで考え、感じながら生きた「しあわせ」という人類最大の不思議であり、誰もが求めているもの。

そのしあわせについて、大の大人が真剣に考え、言葉にする。対話を、体現していく。

noteで繋がったささきとおるさんとタッグを組み、
ここnoteで、対話を記す新形式のしあわせを探求するプロジェクト「しあわせ探求庁」が明日、始まります。

この活動がまた小さな種として広がり、
いつかたくさんの場所で大きな花を開きますよう
少しずつ少しずつ、ただ一生懸命に
水をあげていきます。

どうぞよろしくお願いします!

〜活動についての紹介動画です〜
これまたnoteで繋がった長橋知子さんの傑作です。

〜ぜひフォローをお願いします!〜

ps. あなたへ

来たる6月、新卒を3年目で辞めてワーキングホリデーに行くという私と同じような状況下で、オーストラリアに向け出国を迎える予定の友人がいます。
彼女が私に言った「また帰ってきてからも、色々相談乗ってください!」

帰ってきてからのことをもう考えているなんて、計画性満点だなぁと思うけど、
今、不安も期待も色んな感情が入り混じっているであろう彼女の丸ごとを、全力でハグをして伝えたい
「帰ってきてからのことはきっと大丈夫だから、そこに夢中で生きておいで」

そして無事帰国をするであろう1、2年後に
彼女が安心して、本当に大丈夫なんだと思えるよう
私も目に見えるカタチで、育てていくね。



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