miori @しあわせの探究

カナダ留学で世界幸福度ランキングに興味をもち、北欧に行きたくてソワソワするあまり2年で…

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カナダ留学で世界幸福度ランキングに興味をもち、北欧に行きたくてソワソワするあまり2年で正社員を退職、デンマークに渡欧🇩🇰 「自分にとっての幸せは何か」を考えるきっかけになればと願うお節介な熱々noteです。👣

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【北欧留学】あの場にしかない、あの時しかない。唯一無二の学校「フォルケホイスコーレ」

デンマーク独自の民主主義的思想を育む 通称人生の学校「フォルケホイスコーレ」 「そこで何を学べるの?」 行く前に聞かれて「ん〜、説明できない」と答えた。 行った後の今、聞かれるとしたら 「ん〜、、、言葉にできない」と言うだろう。 一言では伝えきれない 行く前は何も想像すらつかなかった私の頭に、心に、 一言では表せられない溢れんばかりの想いが募る きっと一言にしたら、沢山の漏れがでると思う。 ただ、フォルケホイスコーレ(以下フォルケ)というのは 極論ただの建物であり、

    • ワーキングホリデー後に、何ができるのか。

      「新卒3年目で辞めて、ワーキングホリデーに行く。」 それが当時の私にとっては、その時を生きるための目標であり、何よりキラキラしたものに見えました。 その目標を達成し、1年後にデンマークから帰ってきて久々に話した友人に言われたこと、 「それで、何ができるの?」 ワーホリに行ったって結局、日本で活かせることは何もない。と言わんばかりの表情に、悔しい気持ちでした。 先のことなんて、何も考えていなかった。 1年間生活をしたデンマークは 心配性で未来ばかり見がちだった私のま

      • インド旅の記録③限界ギリギリのカオス旅

        2023年1月 2泊3日弾丸インドカオス旅の記録 以下、①②の記録に続き、3日目であるシリーズ③ 本当に、記録として、ぐちゃぐちゃのままで、残しておきたい記憶。 インドの寝台列車で姉が消える インド旅3日目の朝、目を覚めると、6時すぎには目的地に着くはずの列車が停止していた。グーグルマップで場所を確認、目的地までまだまだすぎて二度寝。 もう一度起きた頃には目的地までもう少しで、ハッと思い「お姉ちゃん!」と飛び起きたら2段ベッドの上にいるはずの姉がいない。 いつからいない

        • 新たな環境へ、変わらない大切なものを握りしめて

          内定の通知が届いた。 憧れだった業界に、足を踏み入れる緊張と 最終面接でだめだったかもしれないと半ば諦め 既に気持ちは前に進み始めていた中での連絡に 喜びなのか、驚きなのか、不安なのか、 よくわからない感情に揺さぶられ 一度そのメールを閉じ、目を閉じた。 「幸せならそれでいい」と心から思えた北欧での生活 2022年の夏から1年間、夢だった北欧滞在を叶えた。 そこでの生活は、1週間後に住むところが無くなりそうなことも、アルバイトが見つからず帰国を迷ったことも、色んな苦

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        【北欧留学】あの場にしかない、あの時しかない。唯一無二の学校「フォルケホイスコーレ」

          【阪南大学】4年越しの卒業式で感じた「滑り止め大学」の強さ

          2020年の2月、感染症拡大の影響により 大学の友達との卒業旅行先を韓国から福岡に変更し、ホテルでのんびりしていた時に届いた1通のメール ”卒業式中止のお知らせ” 「ぅぇええええ!」 驚きと共に悲しくて寂しくて、数分は友達に「そんなことあるぅ?」と駄々をこねて、そんな私を見る友達が爆笑していた風景を今でも昨日のことのように覚えています。 そして2023年末に実家のポストに届いた ”コロナ禍での約束” 当時中止になった2019年度卒業生を含めて 今年の卒業式を執り行

          【阪南大学】4年越しの卒業式で感じた「滑り止め大学」の強さ

          インド旅の記録②「1番の思い出はいつも、人」

          2024年の1月下旬 出発3週間前に決まったカオス旅inインドの 旅の記録 インド旅の記録①「同じ人間とは思えない」 1日目に感じた何もかもが違いばかりの世界で 2日目に出会った人たちがすこーしだけ「人の温かさ」という共通点を思い出させてくれた。 インドに入国して2日目の朝 早朝のガンジス川沿いを姉と歩く。 霧で真っ白な中を進むとぼんやりと見えてきた人集り__ 『まじで、沐浴している、、、。』 前日、火葬された体の一部が流されているところを目にした後に見る光景と

          インド旅の記録②「1番の思い出はいつも、人」

          インド旅の記録①「同じ人間とは思えない」

          いつかは行ってみたいなぁと思っていた国、インド。 自分の好みなエリアではないだけに、 実現はいつになるかわからないくらい放置された思いが 2024年、新たな年を迎えたその瞬間に、突然タイミングはやってきた。 姉からの出発3週間前のインド旅へのお誘い。 3日ほどナヨナヨして迷って、紙に行く理由を行かない理由を書き出してみたら心が決まった。 ”行く。インドに行くべきタイミングがきたのだ”と悟った。(たった3日の旅です。) 募るワクワクとイライラ、 心穏やかでいられる方法

          インド旅の記録①「同じ人間とは思えない」

          人生全てはタイミングなのか、運命の操りなのか。

          「人生全てはタイミングやで。」 高校時代、好きだった人に振られた時 その人はこう言ってた。 人のことを振っておいて よくもこんなセリフを堂々と言えたなと思うけど、 あれから10年弱たった今でも ことあるごとに思い出すくらいだから 相当なダメージと、核心をついていたんだろう。 人生全てはタイミングなのか、 運命の操りなのか。 「あの時こうしていたら」 去年の年末、珍しく「たられば」で苦しんでは 変えられない過去のその先を都合よく創りあげ 脳内で無限ループしていた。 「あ

          人生全てはタイミングなのか、運命の操りなのか。

          【2023年の振り返り】人間らしく。感情をまるごと、抱きしめる

          2023年最後の日は、 1年の振り返り総まとめを文字に起こした。 1年間の日記や、記憶の中にある風景には その一瞬一瞬で一生懸命に生きている自分自身がいて なんだか愛おしくみえた。 人間らしく生きた一年 自身の2023年を振り返ったときのキーワードを1つに絞るならとにかく、人間らしく生きた。 それは、真っ直ぐに自身の心に問いかけてくる感情を しっかりと受け止め、行動する。 普通のことのようで、簡単ではない この時代、この国に生きる者だからこそ 大切にしたい人間らしさだと

          【2023年の振り返り】人間らしく。感情をまるごと、抱きしめる

          【北欧帰国後記】師走を歩く

          完全に、気持ちは2024年に飛んでいた。 ウィーンで2023年を迎えてから早11ヶ月 この1年のほとんどを海外で過ごし、 非日常のワクワクから9月末に帰国。 心落ち着く日常が戻ってきた。 常にテーマを決めていたい人生で 10月から新しくするというのは少しキリが悪く、 よし!2024年のテーマはこれだ!と 既に準備満タンな気持ちで 10月からの約3ヶ月間はあまりにも無視されすぎていたように思う。 前に集中しすぎると、足元が完全にぬかるみまくって 足で立っているというよりも

          【北欧帰国後記】師走を歩く

          土地に恋し、愛する。おすすめです。

          新しい国に行って 新しい街を見て 新しい姿に触れる。 1年暮らしたデンマークの首都コペンハーゲンの雰囲気に、優しさに、余裕に、瞬く間に惹かれ 本来は恋人に向けてのラブソングとして書き下ろされたであろうUruさんの”love song”歌中の「あなた」を 「コペンハーゲン」に当てはめては 涙を溢していたのは私です。 新鮮なまぶしさや綺麗さに強く惹かれては 海外に出て、大好きな土地に出会って。 それでもなお というか、外に出るからこそ 増していく地元和歌山への愛 もちろん以

          土地に恋し、愛する。おすすめです。

          帰国後1ヶ月に思うこと「感じて、考えて、悩んでいこう」

          1年いたデンマークから帰国して ちょうど1ヶ月が経つ。 とにかく社会とつながっておきたくて できるだけ早くお仕事(アルバイト)をするために 帰国日当日に面接をしてもらった。 デンマークでアルバイトしていたときのような環境で働きたいと思って北欧風のカフェを選んだけど 日本の北欧風カフェに 北欧文化はなかった。(そりゃそうだ) 何かを批判するわけでも、 不満を言うわけでもない。 「それぞれの特徴があって、良さがある」 人も文化も国も、きっとそうだから。 ただ、その“違い

          帰国後1ヶ月に思うこと「感じて、考えて、悩んでいこう」

          百問百答で自己紹介!質問内容が独特!

          かーなりお久しぶりのnoteなってしまいました。 というのも、約1年ぶりに帰国して約2週間 いつもひとりぼっちだった毎日から 母をはじめいつも周りに誰かがいて たくさんの人に会いに行き、社会に戻り 人とのつながりを再確認し、かみしめていると 毎日があっという間に過ぎています。 そんな低頻度のnote更新を心配し、 鼓舞してくださった友人に勧められ それに続き、私も自分自身について書いてみました。 尊敬する先輩方のおもしろすぎる自己紹介に引き続き。 おもしろさは定かではな

          百問百答で自己紹介!質問内容が独特!

          「ただいま。」と言える場所、人がいるということ

          昨日、1年のワーキングホリデーを終えて 日本に帰国しました。 早速、新しいアルバイト先の面接に行った帰り道、 中秋の名月の美しさに気を取られていると プオーーーンとパトカーのサイレン。 バッチリ警察官の方と目が合いました。 免許を取って約5年、 1年ぶりの帰国当日に乗った原付で 初めて交通違反の切符を切られました。 久々の運転、デンマークの車線は日本とは逆で 自転車を乗るときでさえも常に右側通行だったので 無意識だと右側を行きそうになるし 車線変更にもビビりまくって 結

          「ただいま。」と言える場所、人がいるということ

          明確なものはないけれど、「今、幸せだ」を指標に

          目の前の飛行機に乗れば、数時間後に日本に到着する 1年2ヶ月の海外滞在を終えて、 ついに帰国することになる。 デンマークには1年間ワーキングホリデービザで滞在したが、そのあとはヨーロッパ内を旅して 最後はベルリンからヨーロッパを出た。 新たな章へ 幸せについて探求することに たくさんの時間を費やしたこの約1年 飛行機が勢いよく飛び立った時 こんなにも贅沢で、幸せで、 ありがたい日々があったことへの喜びと デンマークで出会った人々との はじめましての時と、さようならの時

          明確なものはないけれど、「今、幸せだ」を指標に

          【海外滞在記】”幸せってなんだろう”を考えることをやめた場所

          「ここを出るのは寂しい?」 ホームステイ先に住むもう一人の旅人に聞かれた 寂しくないよ!なんていうと なんて冷酷なんだと思われそうでやめたけど、 「寂しい気持ちもあるけど、ここを来る前から 大好きな日本へ帰るのを楽しみにしていたから その気持ちの方が大きいの」と やんわりとポジティブな感じに返した。 ここに来た意味はあったのか 1年過ごしたデンマークを出た時は、 バス停で滝のような涙が出るほど寂しいの塊だったのが、 スウェーデンとスイスでの各1ヶ月の生活は あまりにおま

          【海外滞在記】”幸せってなんだろう”を考えることをやめた場所