長橋 知子

書くことで過去を糧に。「こんな私だからこそ、いいじゃないか」と思える世の中にしたくて、…

長橋 知子

書くことで過去を糧に。「こんな私だからこそ、いいじゃないか」と思える世の中にしたくて、あけっぴろげなエッセイをお届け|フリーランスの在宅ワーカー(YouTube広告・動画編集)|地域活動|中国料理狂い|社交的なネクラ|札幌▶東京▶奈良|3児の母|41才

マガジン

  • note談義

    noteあるある、noteでの気づきを、赤裸々に綴った記事をまとめました。気まずい話もありますが、なんだかんだ楽しく続けていられる秘訣を書いてるような気もします。

  • 私に刺さる話

    自分に響くnoteたち。 リスペクトするクリエイターさんたちの作品集。

  • 多くスキをいただけた記事

    100以上スキをいただいた記事を集めました。 読んでいただき、スキを押してくださり、ありがとうございます。 「もう買えないモノ」を買う。/スーパー銭湯で、仕事のヒントをもらった話。はnoteの「今日の注目記事」に選んでいただきました。

  • 子育て

    理想:転ばぬ先の杖より、転んだ時に笑顔で手を差し出すような関わりを。 現実:ガミガミヒステリー先回り毒母。

  • 親って、重たくって面倒なのに、嫌いになれなくて、厄介な存在だなと思った10代の頃。 40代の今、自分を知るためと観念し、過去、今、向き合って書いた記事。

最近の記事

  • 固定された記事

noteの毎日投稿をやめることは、学校を休むことに少し似てた。

小学生の頃からだったか、だいたい月に1回は学校を休んでいた。 なんだか疲れてしまって、エネルギー切れを起こす周期が月に1回だったかもしれない。 熱が36.8℃くらいなのに「ちょっと微熱でしんどいから」と言って、母に学校への連絡を頼んでいた。母はパートに出て、私は家で1人、午前中は眠り、昼頃目覚めて、「笑っていいとも」や「ごきげんよう」を観る。その後は昼ドラなどをぼんやりと観て、疲れたらまた眠る。 そうして、夕方になる頃にいつも、 「あぁ、19◯◯年の◯月◯日は、もう2度と

    • 何を、どんな視点で、どう表現するのか。【創作大賞2024中間選考結果を受けて】

      今朝、抜け毛がひどいわりにボサボサになった頭をリセットしに、3ヶ月ぶりに美容室に行った。 サッパリしたうえに抜け毛対策も教わり、気分軽やかに、図書館へ行こうと思い立つ。図書館の駐輪場に自転車を停め、ふと気になってスマホを取り出したのが12:20頃。noteを開くと、創作大賞2024の中間審査が発表されていることに気づいて息を呑んだ。 ハタから見たらめちゃキモいすばやい動きだっただろう。応募した「恋愛小説部門」をすぐさまクリックして、下へ、下へ、下へ———。 ・・・名前あ

      • 4歳の娘が風邪からぜんそくになり、先週木曜日から1週間、私も一緒に缶詰入院生活をしていました。家族そろって過ごせるありがたみを痛感したのと、書きたくなるテーマがたくさん出てきました。どんな経験も、ネタになりますね。明日以降書いていきます…!

        • 安易に応募してしまった、罪と罰と。

          藤原華さん(以下、華さん)が主催された「なぜ、私は書くのか」のコンテスト。 8月末に公開された結果発表の方法や内容について、波紋を呼んでいる。 皆さんの勇気ある意見を読み、考えさせられたり、賛同したりしながら、記事やコメントにスキを押している。 …言いたいことがあるくせに、自分からは発言せず、人が言ってくれる言葉に「そーだそーだ」と言うだけで意思表示しているみたいな… これじゃあ、1人ではビビって何もできない近所のママ友集団と一緒じゃないかとハッとして、この記事をしたた

        • 固定された記事

        noteの毎日投稿をやめることは、学校を休むことに少し似てた。

        • 何を、どんな視点で、どう表現するのか。【創作大賞2024中間選考結果を受けて】

        • 4歳の娘が風邪からぜんそくになり、先週木曜日から1週間、私も一緒に缶詰入院生活をしていました。家族そろって過ごせるありがたみを痛感したのと、書きたくなるテーマがたくさん出てきました。どんな経験も、ネタになりますね。明日以降書いていきます…!

        • 安易に応募してしまった、罪と罰と。

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        • note談義
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        記事

          ビュー数が急増してる記事を発見して気づいた自分の弱点。

          noteのビューやスキ数。 ダッシュボードで、皆さんは頻繁に確認していたりするんだろうか…? 私はnoteを始めた当初は、毎日狂ったように見て、ビューが5くらい増えただけでも「わぁ!」と喜んでいたけれど、今じゃすっかり慣れきってしまい、普段はダッシュボードの存在をちょっと忘れかけたりするようになっている。 ここ最近は、創作大賞用に書いた小説のビューが気になるくらいで、それ以外の記事については、完全にノーマークだった。 そんなある日、 1年以上前に書いた記事のビューだけが

          ビュー数が急増してる記事を発見して気づいた自分の弱点。

          3日に1回くらいの投稿頻度がちょうどいいな、と思ったのに。

          1ヵ月ほど前から、1年ちょっと続いた「毎日投稿しようという習慣」をいったん白紙に戻し、だいたい3日に1回の頻度で投稿するようになった。 これは、特にそうしようと思ったわけではないが、気づいたら3日に1回ペースになっていて、今の自分に快適で適切だと気づいたからだ。 投稿が3日に1回だと、いただいたコメントに余裕を持って返せる 書かない日には、noterさんの記事を読む時間が増えて嬉しい 「そろそろ書きたいな」とソワソワしてくるのが、だいたい3日に1回 毎日投稿に重きを

          3日に1回くらいの投稿頻度がちょうどいいな、と思ったのに。

          「宿題から先にしなさいよ」

          動画の仕事、「できたら急ぎでお願いします」と言われているのに、なかなか着手しない。パソコンを立ち上げたが最後、手が自動的にnoteと検索していた。 通知が来ていると嬉しくてたまらない。 スキを押してくれた方の記事を読みに行ったり、そのままプロフィール見たり、自分の記事を読み直してみたり、てにをはを直してみたり、ダッシュボードを眺めて物思いにふけったり。 そんなことしてたら、1時間なんてあっという間に過ぎている。あわてて動画編集ソフトを立ち上げた。そこに、おやつ食べたいと小

          「宿題から先にしなさいよ」

          はじけて暴れて、存在アピール。

          「夏に一番ふさわしい食べ物」はスイカだな。 そう悟ったのは、39歳のある8月のことだった。冷えたスイカが一番「身体を冷やす」ことに効果的だと気づいたのだ。胃の中で、あのシャクシャクした繊維質が滞留してくれるおかげで、胃や腸が冷え、身体全体を冷やしてくれる。なんと理にかなった食べ物なんだ、といつまで経っても慣れない関西の暑さの中で、ある日突然思い知った。 アイスやジュースなどはあっさり通り過ぎてしまい、冷たいのは口に入れた瞬間だけ。喉元過ぎるときはぬるくなっていて、身体を冷

          はじけて暴れて、存在アピール。

          東京なんて、人の住むところだよ。

          地元を出たことがなく、東京にはちょっと旅行に来たことがあるくらいか、あるいはテレビでしか東京を見たことがないヤツが言うセリフあるあるだ。 中学時代にわりと仲良くしていた同級生に久々の電話でそう言われた。聞こえないふりをして、もうこちらからは連絡しなくなった。 だって、東京は、素晴らしい。 住まなければわかるまい。 上京したのは、25才のとき。 まず驚いたのは、賑わっている街が多いこと。 渋谷、新宿、池袋、銀座。代官山、自由が丘、吉祥寺。選択肢がありすぎるほどで、手に入

          東京なんて、人の住むところだよ。

          抜け毛がひどい。

          抜け毛が気になり始めてからもう1ヵ月が経つ。 女性の抜け毛の原因と言えば、ストレスとか、産後のホルモンの変化とか言うけれど、そんなにストレスを感じている自覚もなく、最後のお産はもう4年半前だ。 3回の産後の抜け毛の記憶はあまりないので、今回はそれ以上なんだと思う。 髪を手ぐしで梳くと、2,3本抜け、それがエンドレス。ヤバイ、もうこれ以上触ったらだめだ、と思うものの、鏡を見たら抜けかけの毛が頭髪から飛び出しているのが見えるし、肩にもついている。ずっと抜け続けているのだ。床の

          抜け毛がひどい。

          やるせなくて眠れない夜は。

          親のこと、親のこれからのこと、自分の人生のこと。 先日帰省して、実家の家族と過ごしたことによって、なるべく考えないように努めてきたことを、考えざるを得なくなっている。 可視化されたからって、考えなきゃいけないなんてことはないはずなんだけど。 私は、特に父の人生と自分のそれが癒着しているようだ。 似ている部分、理解できる部分、またその反対もはっきりしていて、大好きなのに、関わるとしんどいことも多く、それでも、こんな娘がいてくれて、自分は幸せだったと父が死ぬ前に思ってくれたら

          やるせなくて眠れない夜は。

          実家川柳 in お盆。 

          8月12日より父・兄の住む愛知に来ている。 私は札幌出身だが、父が昨年、札幌から兄が暮らす愛知に移住したためだ。 明日、奈良に帰る。 今回、母も鹿児島から合流した。 子たちをあちこち連れて行く合間に、家でゆっくりする時間はあったのだけど、なんだろう…ずっと気忙しかった。 振り返ると、自分の中でさまざまな感情が大渋滞した1週間だった。ちょっと川柳で詠んでみる。 2年ぶり 実家全員 集まった 両親が 揃うと響く 不協和音 不協和音 聴き流せるは うちの兄 負けず嫌

          実家川柳 in お盆。 

          「長すぎる夏休み、私大丈夫かよ…」ビビって買ったモノたちに助けられて。

          私は、こんな長期間、一日中3人の子たちと過ごすのは4年ぶり。 「4年ぶり?」 訊かれてもいないのに説明すると、4年前、コロナ元年の夏は、長女が生後5ヶ月で、私は専業主婦。未知の感染症に慄いて、子たちの命を守らねばと育児に全集中できていた奇跡の年だった。笑 翌2021年、長男が小学1年生となり、「学童に行きたい」と言いだした。それをきっかけに、私は在宅ワークを始め、入園まもない次男を幼稚園児から保育園児に切り替え、長女も次男と同じ園に預けることに成功した。そうして、3年間、

          「長すぎる夏休み、私大丈夫かよ…」ビビって買ったモノたちに助けられて。

          今まで、何をnoteに書いてたんだっけ。

          慣れない走り方で、短距離走を全速力でダッシュしたせいなのか、今まで長距離走で、どうやって足を動かしていたのか思い出せない、というような事態に陥っている。 創作大賞用に今までやったことのない形式の文章を書いてみたためか、今までどうやってnoteを書いていたのか、何を書きたいのか、思い出せなくなっている。 日々起きる出来事に、色々と感じることはあり、アウトプットはしたいのに、どうやっていいのかわからないのだ。しみったれた愚痴ならいくらでも書けそうだが。 毎日投稿も心がけてい

          今まで、何をnoteに書いてたんだっけ。

          昭和62年夏、下駄を履いてどこかへ行くことが「散歩」だと思った。

          「おにいちゃん、どこ行ってたの?げたはいて」 当時、小学2年生だった兄が帰宅するなり、4才の私は訊いた。 「さんぽに行ってきたぁ」 「さんぽ!!」 思い立ったら、わき目もふらずに行動に移す私は、 「おかあさん、ともこちゃんもげた出して!さんぽしてくるから」と母にお願いし、下駄を履いて、外に出た。 母は、今でいう在宅ワークをしていたと思う。リサーチの電話の仕事をしている時期だったかもしれない。娘に言われるがままに下駄を出した。 その頃私は、市営住宅に住んでいた。 8

          昭和62年夏、下駄を履いてどこかへ行くことが「散歩」だと思った。

          「共性する私たち」 あとがき。

          5月のある日、夢を見た。 見たこともないゴリラのような体型の男性を好きになるんだけど、その方の心は女性で、私の思いは迷惑で、それでも私は好きを貫こうとしてしまい、ますます迷惑がられて、行き場のない想いに苦しむという内容だった。 (夢の中までウザキャラな自分がかわいそうだった。笑) その夢を、「そうだ!創作大賞の恋愛小説部門の題材にしちゃってみるか!?」と小説など書いたこともないくせに思い立ち、 「思い付くことだけは簡単、それを形にするのが超苦手」という、これまでの人生の課

          「共性する私たち」 あとがき。