情報化社会における師匠と弟子(1)
若い時は「師匠」という言葉が嫌いだった。40歳を過ぎた頃から、僕のことを師匠と呼ぶ人間が現れて、いやいや、そういうやめてくれ、と言っていたのだが、50歳を過ぎる頃は、強くは否定しなくなった。そういえば、40代の半ばに初めて専門学校で定期的な授業を担当した時も「先生」と呼ばれることに抵抗があって「先生」と呼ばれたら「なんだ、生徒」と応えたりしていた(笑)。それも50代をすぎる頃から、先生と呼ばれても、それほど気にならなくなった。今では「弟子登録」のシステムさえ作っている(笑)