実践:夏のすっきり催眠瞑想法

●夏のすっきり催眠

暑い日が続いていますが、連日の34~6度という気温であったものが今朝31度で「あれ?意外と涼しいな?」と感じた方も多くいらっしゃると思います。人ってすごいですね。

人はどのような環境にも慣れることができ、ある程度のストレスには耐えられるようにできているようです。とはいえ、エアコンを「暑くなったらつけよう」と思って、そのまま亡くなってしまう不幸な方もいらっしゃるようですので、まずは無理をしないでガンガンエアコンを使いましょう。

さて、夏に行う催眠で、何かおもしろいことは無いかなと瞑想しながら考えていたのですが、なんだ催眠瞑想は涼しいじゃないですか・・・と思いつきました。

今回は、夏を涼しく過ごしながらも精神力をアップさせる技法について紹介したいと思います。

●催眠状態の特徴

催眠には様々な深さや状態がありますが、一般的な特徴としてほぼ全員の方が『リラックス』を挙げられると思います。

では、リラックスという状態はどういう状態なのでしょう?一言で言うのなら『心と身体の緊張を解いた状態』といえますが、催眠によって得るリラックスは『思考が停止・緩慢な状態になり、心と身体の緊張を解いた状態』となります。

通常のリラックスでは、マッサージやお風呂に入った時のように、ぼーっとして気持ちが良いということはあると思います。しかし、そんな中でもこれからやることや今の悩みなどに関して、常に思考を働かせているがゆえに「あーリラックスするなぁ」という実感がその時に生まれるわけです。

しかし、催眠時のリラックスでは『思考が停止もしくは緩慢な状態』になりますので、「リラックスしている」という感覚さえも感じることはありません。強いて言うなら、催眠が終わった後にはじめて「あーなんかすごくリラックス"できた"」という感覚をえるわけです。催眠はとても気持ちが良いけど、その感覚を表現しづらいというのはそのためなのです。

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