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西洋と日本の違い。

西洋の『God』とは違う、日本の『Kami』
日本人にとっての神さまと 西洋においての神さま どうも概念が違うらしい。

と、教えてくれたのは こちらの著書
『いちばん大事な生き方は、伊勢神宮が教えてくれる』吉川竜実 著


伊勢神宮の禰宜(ねぎ)として 神事に携わる方が 日本の素晴らしさを 伊勢神宮を通して教えてくれている。

最初にも触れた 西洋と日本の違い。
本の中では

日本人にとって神とは『自然をはじめとする万物に宿るもの』です。『八百万の神』という言葉に象徴されるように、あらゆるものや事象に神が存在し、人もまた自分自身の中に神を宿すと考えます。
一方、西洋で『神』(ヤハウェ、アッラー、ゴッド)といえば『唯一絶対神』。
世界を創った全知全能の『創造主』のことです。
人は契約を結び、守ってもらう代わりに戒律をまもります。

同じ神であっても、人との関係はまったく違うと記されています。
それは自然観の違いにも現れていると。

日本庭園と西洋庭園の造形の違いに触れているのですが 

日本庭園は大自然の山河をそのまま凝縮した姿を再現 左右非対称 うつろいを楽しむ工夫が凝らされている。
西洋庭園の造形は 基本的に左右対称。
人工的な曲線や直線で構成されている。

この内容を読んだ時に 舞妓さんが身支度をする化粧を施す動画で話されてたことを思いだした。

化粧 それはメイクとも呼ばれますが 
ここにも 何か違いを感じたのです。

メイクといわれる 西洋的なメイク術は
左右対称に 眉なんかも骨角に沿って描いていくイメージですが

舞妓さんが動画内で話されていた化粧とは
目が丸く幼く見えるので 少し切長に描いていることや、もうひとりの舞妓さんは一重で逆に大人っぽいので アイメイクやほお紅に使う色目を工夫したり 口紅の形を工夫したりと 自分の顔のパーツの特徴に合わせ化粧をしていると話していた。

この化粧のはなしが 庭の話と なぜかリンクしてしまったのですが
メイクを勉強していて感じたのは 
西洋から伝わってる事もあり 西洋的な発想だなと 
しかし日本人は自然とともに生きる 
自然体で生きる性質を考えると メイクが苦手と感じる女性が多いのもなんとなく納得がいく。
左右対称は美しいけど自然ではないと感じるのでしょうね。

日本人のDNAにあった方法で 充分美しいのだとなぜだか確信しました。

本来の美しさを お洋服やメイクや お料理とか趣味でも仕事でも 自分の表現を楽しめる分野で生きる。輝いていく。
それが そもそもの日本人だったようにもふと感じたのです。
あなたはあなたのままで大丈夫❣️

YUKIKO

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