ITOくんのフルブローグ製作メモ #7
まいどTomiです。
ITOくんの靴もいよいよ手作り靴の重要な工程に差し掛かります。
前回加工した中底と、釣り込んだアッパーをウェルトと一緒に手でひとめひとめ縫い合わせていきます。「ハンドソーンウェルテッド製法」という名前の由来となる工程です。
細長い革がウェルトです。糸は麻糸を撚ったものにチャンという松ヤニと油を煮込んで作ったものをすり込んだものです。製靴で使う独特のものですかね。松ヤニが付いた糸同士を勢いよくすり合わせることで摩擦熱で松ヤニ同士がくっついて俄には解けなく