IMAくんのVチップダービー製作メモ #8
ラストスパートTomiです。いきますよ。
はい、いきなり飛びますが、、、前回の状態から本底をつけた後に周りをぐるっと薄く剥いたところです。ヒドゥンチャネル仕様といいまして、縫い糸が表に出ないように隠すためですね。
んで出し縫いをしていきます。こんな風にウェルト部分をぐるーっと本底まで縫っていくわけです。
ほい完成。なかなか。集中してやらないと縫い目がガタガタになってしまうんですよ。
こっちから見るとこんな感じ。
そしたら、踵をつけていきます。ITOくんの記事で紹介したように1枚1枚積み上げていきます。
こんな感じですね。さて、ここでまたITOくんとは異なる仕上げ方をしていきます。確かIMAくんはウェルトの存在感はあまり主張しない方が好みだと言っていたので「ヤハズ仕上げ」にしていきます。市販品にはほとんどないんじゃないかな。
こうやって、コバの下半分を斜めに切り落として、、、
左が斜めにしたもの。右が通常。繊細で薄い印象になるんです。
作業はどんどん進みます。フマズ部分に木製の釘を打ち込んでその部分を黒く染めます。(半カラス仕上げ)
ヤハズコバも黒く染めていきます。どう?だいぶ薄い感じになるでしょう。
コバ全体にロウをたっぶりと縫って、熱く熱したコテでロウを革の中に溶かし込んでいきます。
靴底のカラス仕上げ部分にもロウを塗ります。
あ、だいぶ飛んだけど、熱コテが終わって白いところを茶色い染料で染めたところです。後は木型を抜いて、飛び出ている木製の釘を切り落としてヤスって、中敷をつけて、全体を磨いて完成!
はい、お疲れ様でした!
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