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ITOくんのフルブローグ製作メモ #5
どうも、お久しぶりのTomiです。
ちょっと急ぎの財布修理依頼などありなかなか手が取れていませんでしたが、ちまちまと進めていますよ。前回は木型の修正まででした。型紙からやり直していますがそこら辺はだいぶ割愛しますね。
まず、本番用の革(イタリア インカス社のカーフ)を切り出して穴を穴開けで一つずつ開けていきます。目検討で出来るほど熟練ではないのできちんと測ってマーキングしてから開けます。
次に、ITOくんは茶色をご所望でしたので染めます。丁度茶色と焦げ茶色の両方の染料を持っていたので少し試しましたが、基本は茶色でいきます。
ライニングと言って、靴の内側の革はこんな感じですね。これは素揚げ(何も表面仕上げをしていない)馬革です。馬革は吸い付くような感触なのでライニングにピッタリです。
靴の先の方のパーツの染め上がりです。穴の部分は焦げ茶色で色むらをつけていきます。
そんなこんなで、パーツを貼り合わせてミシンをかけて組み立てていきます。ITOくんの靴は穴飾りがあるのでミシンも沢山掛けなくてはいけません。順番を間違えると上手くミシンが掛けられなかったりしますので慎重にやっていきます。
ってことでほぼ完成しました。
続きはまた次回。
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