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精神疾患に貼り薬『ロナセン』テープ
一昨日は、またお隣の県の大学病院まで行っておりました。
精神科の日でしたが、新しいお薬を試してみる事にしましたよ…。
先日、闘病は諦めたと言いましたが、成り行きに任せるという意味でした。
とても辛いので、気持ちだけは、『あとは野となれ山となれ』状態です。
自らの積極的な闘病は諦めるほど、病魔に蝕まれておりますので…。
![](https://assets.st-note.com/img/1671324723883-qDQqtyuGLN.png?width=800)
まあ、わたしのコトなど、どうでも良いです。
それより、新しいお薬は『ロナセン』という貼り薬です。
お薬を処方される前に、このようなパンフレットを渡されました。
わたしの拙い日本語で説明するよりも、画像でお見せした方が早いと
思いますので、今日の記事は画像がいっぱいです。
このパンフレットの中から、役に立ちそうだなと思ったページだけを、
写真に撮ってみました。 ご病気の方はぜひ、ご参考になさって下さいませ。
ご病気ではない方も、お勉強の為にご覧頂けますと有難いです。
![](https://assets.st-note.com/img/1671324587114-QAhFCP3YvC.jpg?width=800)
まず、お薬の見た目はこんな感じです(中は透明なテープ)。
簡単な説明書も付属致します。
こっから先の画像は全て、クリックすれば2倍に拡大されますので、
ご興味がおありの方は、ぜひ拡大して、隅々までご覧下さいませ。
![](https://assets.st-note.com/img/1671324791471-ryzfI0somT.jpg?width=800)
『ロナセン』の簡単な説明の画像です。
主には『統合失調症』と『統合失調感情障害』患者向けと言えますね。
様々な精神疾患にある症状の『自生思考』にも、効き目があるそうです。
わたしの場合、もう幻覚と酷い妄想類はとっくに落ち着いているのですが、
その『自生思考』があまりにも辛過ぎて………それと共に『速過ぎる思考』、
『複雑性PTSDのフラッシュバック』などの騒音も伴いますので、
わたしの脳に休みなどございません…。
今回、このお薬を処方されたのは、その『自生思考』を少しでも
和らげる為でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1671325479522-yyRv9x1HSr.jpg?width=800)
お薬はテープになっておりますが、ピタッと24時間おきに貼り替えるのは、
個人によって難しそうです。 しかも入浴後がオススメとあります。
毎日、決まった時間にお風呂に入れるのならば問題はありませんが、
わたしはその日の体調によって入浴時間が違うので、困ったな…。
![](https://assets.st-note.com/img/1671326034111-cqMYqK4Mhg.jpg?width=800)
胸、お腹、背中のいずれかに貼るのですが、女性の場合は、胸は無理です。
特に胸が大きい人ほど、無理があります。
ロナセンは、伸び縮みしないタイプのテープですので、なおさらです。
貼った所が、お肌が引っ張られている感じがして、ちょっとキツイですし。
わたしの場合、お腹だけは避けております。
一番やわらかい所ですし、普段からかぶれ易い場所でもありますので。
![](https://assets.st-note.com/img/1671326160032-9zBuH7aP1V.jpg?width=800)
なお、貼り薬とは言っても、副作用も、もちろんございます。
一番厄介そうなのが、パーキンソン症候群でしょうか……。
わたしの場合、生まれつきお肌が弱いので、かぶれや痒みが心配です。
実際、24時間経った後は、ちょっとお肌が痒いです。
ロナセンの糊は結構強力なので、剥がした後も、お肌に糊が残ります。
しかし、肌荒れがあっても、わたしはそれ以上に、 『自生思考』を
何としてでも止めたい、もしくは和らげたいので、ガマンします。
![](https://assets.st-note.com/img/1671326352094-xvDLzo4ZOP.jpg?width=800)
お薬に付属する説明書の画像も、フルで載せておきます。
説明書を紛失してしまった場合は、コレを見れば安心!
まずは表側です。
![](https://assets.st-note.com/img/1671326570021-zauXpcrkEe.jpg?width=800)
裏側です。
背中は自分では貼れませんので、わたしは夫に貼ってもらっています。
テープの糊部分が、指や手に付いたままにすると色々と危険ですので、
手は必ず洗いましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1671326652153-5fBoOsVBi7.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1671327053562-MWMiltkS30.png?width=800)
…そんな感じで、わたしがこのテープを使うのは、まだ2日目ですが、
効果は感じられました。
初日にテープを夕方頃に貼って、一晩寝て、起きた次の日には、
何だか久しぶりにプチ元気になれました(1ヵ月以上も鬱状態続きでした)。
そんなに頭がウルサくなく、色んな作業が出来ました。
その時は、まだ1日目でしたので、100%の効果は感じられませんでしたが、
何もしないよりは、ずっとマシでした。
ただ、24時間経って、テープを貼り替える時が一番辛いです。
お薬の効果が無くなるからで、またいつもの、自生思考に支配されている
わたしに逆戻りする瞬間だからです。 凄まじく辛い………。
あとわたしの場合、夜に不調になる『非定型鬱病』も患っておりますので、
ロナセンを貼っていても、夜の間は相変わらず辛いですね。
一番効果が表れるのは、寝て、起きた次の日の日中です。
脳内も、感情も、何だかピタッと止まったというか、壁で要らん物が
遮断されたというか、なんかバリアーが張られた感じがして、ラクです。
ロナセンを貼っている間は、脳の左の部分がカチカチになった感覚があり、
わたしが『統合失調感情障害』になり、『エビリファイ』というお薬を
初めて処方された時の頃と似ております。
恐らく、そのカチカチに感じる部分が、与えられたバリアーなのでしょう。
100%の効果ではないものの、確かに1日を過ごすのがラクになった……。
こんな良い物があるのなら、どうしてもっと早く処方して下さらなかった
のか……ちなみにこのお薬、2年前に開発されたばかりで、日本発らしい。
まだアメリカには出回っていないのかもしれません。
…ので、とりあえず、日本にお住まいで、わたしのように脳内が休まる事が
無い方の場合は、ロナセンを頼ってみるのも良いかもしれませんね。
わたしもまだ2日目ですので、この記事に書いた事以上の事は
まだ言えませんが、今後、また何か変われば、報告致します。
皆様もどうかお大事になさって下さいませ。
もし宜しければ応援と金銭的サポートをお願い致します。 闘病エッセイ漫画を描く為の材料費にしたり、 生きて行く為に大切に使う事を誓います。