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精神疾患に貼り薬『ロナセン』テープ

一昨日は、またお隣の県の大学病院まで行っておりました。
精神科の日でしたが、新しいお薬を試してみる事にしましたよ…。

先日、闘病は諦めたと言いましたが、成り行きに任せるという意味でした。
とても辛いので、気持ちだけは、『あとは野となれ山となれ』状態です。
自らの積極的な闘病は諦めるほど、病魔に蝕まれておりますので…。

まあ、わたしのコトなど、どうでも良いです。
それより、新しいお薬は『ロナセン』という貼り薬です。

お薬を処方される前に、このようなパンフレットを渡されました。
わたしの拙い日本語で説明するよりも、画像でお見せした方が早いと
思いますので、今日の記事は画像がいっぱいです。

このパンフレットの中から、役に立ちそうだなと思ったページだけを、
写真に撮ってみました。 ご病気の方はぜひ、ご参考になさって下さいませ。
ご病気ではない方も、お勉強の為にご覧頂けますと有難いです。

まず、お薬の見た目はこんな感じです(中は透明なテープ)。
簡単な説明書も付属致します。

こっから先の画像は全て、クリックすれば2倍に拡大されますので、
ご興味がおありの方は、ぜひ拡大して、隅々までご覧下さいませ。

『ロナセン』の簡単な説明の画像です。
主には『統合失調症』と『統合失調感情障害』患者向けと言えますね。
様々な精神疾患にある症状の『自生思考』にも、効き目があるそうです。

わたしの場合、もう幻覚と酷い妄想類はとっくに落ち着いているのですが、
その『自生思考』があまりにも辛過ぎて………それと共に『速過ぎる思考』、
『複雑性PTSDのフラッシュバック』などの騒音も伴いますので、
わたしの脳に休みなどございません…。

今回、このお薬を処方されたのは、その『自生思考』を少しでも
和らげる為でした。

お薬はテープになっておりますが、ピタッと24時間おきに貼り替えるのは、
個人によって難しそうです。 しかも入浴後がオススメとあります。

毎日、決まった時間にお風呂に入れるのならば問題はありませんが、
わたしはその日の体調によって入浴時間が違うので、困ったな…。

胸、お腹、背中のいずれかに貼るのですが、女性の場合は、胸は無理です。
特に胸が大きい人ほど、無理があります。

ロナセンは、伸び縮みしないタイプのテープですので、なおさらです。
貼った所が、お肌が引っ張られている感じがして、ちょっとキツイですし。

わたしの場合、お腹だけは避けております。
一番やわらかい所ですし、普段からかぶれ易い場所でもありますので。

なお、貼り薬とは言っても、副作用も、もちろんございます。
一番厄介そうなのが、パーキンソン症候群でしょうか……。

わたしの場合、生まれつきお肌が弱いので、かぶれや痒みが心配です。
実際、24時間経った後は、ちょっとお肌が痒いです。

ロナセンの糊は結構強力なので、剥がした後も、お肌に糊が残ります。
しかし、肌荒れがあっても、わたしはそれ以上に、 『自生思考』を
何としてでも止めたい、もしくは和らげたいので、ガマンします。

お薬に付属する説明書の画像も、フルで載せておきます。
説明書を紛失してしまった場合は、コレを見れば安心!
まずは表側です。

裏側です。
背中は自分では貼れませんので、わたしは夫に貼ってもらっています。

テープの糊部分が、指や手に付いたままにすると色々と危険ですので、
手は必ず洗いましょう。

…そんな感じで、わたしがこのテープを使うのは、まだ2日目ですが、
効果は感じられました。

初日にテープを夕方頃に貼って、一晩寝て、起きた次の日には、
何だか久しぶりにプチ元気になれました(1ヵ月以上も鬱状態続きでした)。

そんなに頭がウルサくなく、色んな作業が出来ました。
その時は、まだ1日目でしたので、100%の効果は感じられませんでしたが、
何もしないよりは、ずっとマシでした。

ただ、24時間経って、テープを貼り替える時が一番辛いです。
お薬の効果が無くなるからで、またいつもの、自生思考に支配されている
わたしに逆戻りする瞬間だからです。 凄まじく辛い………。

あとわたしの場合、夜に不調になる『非定型鬱病』も患っておりますので、
ロナセンを貼っていても、夜の間は相変わらず辛いですね。

一番効果が表れるのは、寝て、起きた次の日の日中です。
脳内も、感情も、何だかピタッと止まったというか、壁で要らん物が
遮断されたというか、なんかバリアーが張られた感じがして、ラクです。

ロナセンを貼っている間は、脳の左の部分がカチカチになった感覚があり、
わたしが『統合失調感情障害』になり、『エビリファイ』というお薬を
初めて処方された時の頃と似ております。

恐らく、そのカチカチに感じる部分が、与えられたバリアーなのでしょう。
100%の効果ではないものの、確かに1日を過ごすのがラクになった……。

こんな良い物があるのなら、どうしてもっと早く処方して下さらなかった
のか……ちなみにこのお薬、2年前に開発されたばかりで、日本発らしい。
まだアメリカには出回っていないのかもしれません。

…ので、とりあえず、日本にお住まいで、わたしのように脳内が休まる事が
無い方の場合は、ロナセンを頼ってみるのも良いかもしれませんね。

わたしもまだ2日目ですので、この記事に書いた事以上の事は
まだ言えませんが、今後、また何か変われば、報告致します。

皆様もどうかお大事になさって下さいませ。


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