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未来の自分に宣言をする

カタチから入ること

「私は、すぐにカタチから入ってしまうのいです...」そのことをネガティブだと思っている人は案外多いのではないでしょうか。

しかしながら、決してカタチから入ることは、悪いことではないのではないかと思うのです。

これは、公の場で宣言するのと同じ効果があると思えるからです。宣言することで、良い意味でプレッシャーを感じ、目標達成へのモチベーションアップにつながるのです。それだけではなく、自分をその気にさせる効果もあると思うのです。

カタチから入ることも同じように、未来の自分に宣言をしているようなものであり、未来の自分の目線でいようとしているのです。

理想の未来と今を同じライン上に自分を立たせることは、今を理想の未来の自分の状態で過ごすことが出来るのです。だから、カタチから入ることは、目標達成への大きな一歩だと言えるのです。


今を生きることへの解釈

今を生きること大切にしようという仏教の教えがあります。それは、今を大事にすれば、本当の幸せになれるというものです。人は過ぎたことを悔やみ、やってきてもいない未来を不安に思うものだというから、今を懸命き生きることで過去や未来に囚われることが無くなるというものです。

しかしながら、こうも解釈できるのではないかと思うのです。そもそも、過去も未来もネガティブに捉えてしまうからであって、過去と未来によってネガティブに引っ張られてしまうなら、今を懸命に生きる方が望ましいということ。それなら、自分の解釈を変え、過去を切り離し、未来をポジティブに捉えることができるなら、その輝かしい未来に引っ張られるように今を生きることができる。

そうすることで、自然と今を大事に生きられるのではないかと思うのです。同じ、今を大事にする教えに基づいたものですが、今に集中することで、悔やんでしまう過去と不安な未来を変えていこうというのに対して、過去と未来の解釈を変えてから今の行動を変えていこうという順番を変えたのです。

悔やんでしまう過去、不安な未来という気持ちのまま、今に集中できるのでしょうか。そういう境地に辿りつけるようになるためには、お坊さんのように日々訓練をしないといけないような気がしてなりません。それよりも、心を変えていく方が健全な策のような気がします。

そして、未来を輝かせること、未来にワクワクできることとは、自分の思い描いた夢が叶うかもしれないと思う時ではないでしょうか。

未来に希望を持ち未来の自分と約束が出来ることだということです。

そのための第一歩が未来の自分に宣言することでは、ないかと思うのです。多くの人は仏教の教えのように、過去に引っ張られながらいきています。それは後悔となって現れ、自己否定となって苦しみをもたらすのです。しかし、心は自分次第です。明るい未来を描き、自分を信じることができれば、未来は輝きだし、その輝かしい未来が今の自分を引っ張ってくれます。

そのために、先ずは、未来の自分に宣言し、やってやるぞっていう気持ちを未来の自分にアピールする必要があるのです。

ここで、自分自身のどういう状態が、理想の最高の状態なのかが見えてきます。まとめてみると、やはり、夢を持ち未来に向かってワクワク出来ることこそが、今の自分を充実させることができ、今を生きることができるのです。そこを目指すことこそが、ポジティブに生きることができるのだということです。

その中で、自分にとって、どんなカタチから入ると、モチベーションが上がり、勇気を持つことが出来ますか?色々、試してみてはいかがでしょうか?色んなことを試しながら、自分のスイッチを探すことで、自分を上手くコントロールすることが出来るのです。

カタチから入ったことで

僕は昔、心の病気になって、仕事も辞めてしまい何もやる気になれなかった時期がありました。そのことで自分を責めてしまい、人生のどん底を味わいました。苦しみ、もがきながら彷徨って、ようやく、自分でやろうとしたものがありました。それは絵を書くことでした。

その時、お金が全然ないのにも関わらず、思い切って道具を一式買ったのです。自分を変えたいという思いから、必死になって練習したのを覚えています。

今では、全然上手くいかずに辞めてしまい、押し入れの一番奥に道具たちはしまってありますが、持っていると思えるだけで、僕のお守りになっています。その当時の未来の自分への宣言が、僕の勇気と決意の証のようなものになっているからです。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
メルシー


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