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変わることの抵抗感

自分を変えようよ思っていても、なかなか上手くいかないと感じてはいませんか?人は変わりたいと願うのに変わりたくないという本能が働きます。

しかし、歴史を振り返ると人類はこれまで大きな発展をしてきました。そこには大きな矛盾が生まれているとは思いませんか。変わりたくないという本能があるのにどうしてここまで変化をしてきたのかと。

そうなのです。本来備わっている変わりたくないという本能を飛び越えて、変わりたいという強い意思を持つ人がいて、大きな変革や改革をして、歴史を築いていました。

その反面、変わりたいという意思を抑えて、変わりたくないとう本能のまま生きる人もいます。これはどちらが良いとか悪いとか言うものではありません。

変わりたくないという本能が必ず自分にも備わっていて、変わりたいという意思という抵抗をしていることを理解していれば、変わりたくてもかわれない自分を責めることも必要ないものだと分かるし、あれこれ思考し、整理して客観視することが出来て変わりたい意志を優先することが出来るはずなのです。

変わらない本能の奥にある感情

ここ数年の間に、人々の生活は大きく変わっていきました。これは皆さん自身が、もう強く実感しているものだと思います。

その時に、すぐに切り替えられた人となかなか切り替えられない人がいました。よーいどんでは、切りかえられないものですね。

遅れたから自分はダメだとは思わないでください。視点を変えると遅かろうが早かろうが、私たちは変わることができたのだということ。

人は一生変われないはずがないということです。

変わらなければいけなかった状況なのに、どうしてなかなか決断できなかったのかというところに注目してみると、それは、変わったらどうなるのか分からない不安と恐れがあったからではないでしょうか。

僕自身の話をしてみても、僕は3年間も過重労働を強いられた会社にしがみついていました。それは、まさに自信のない自分が新しい会社や新しい環境に飛び込んでいくことに、不安と恐れがあったからです。

もうひとつ例を挙げると、どんなにダメ男な彼氏でも、なかなか別れることが出来ないという恋愛の悩みを抱えている方がいます。ひとりになってしまうことや自分の居場所を失ってしまう不安や恐れといった自分の中で、なにかにしがみついている部分があるわけなのです。

そう考えると、執着とは勇気を持って手放してみると、「あれ、なんであんなに執着していたんだろう」そう思えるものばかりです。

その理由は自分が想像できない世界は怖く感じるから。

つまり、変われないという気持ちの奥には恐れの感情があるのです。

自分自身が何にしがみついているのかをじっくり考えてみる。その感情にスポットを当てて、受け入れてあげる。

「大丈夫だよ。」「怖くないよ。」と、自分に言ってあげられるだけでも、一歩踏み出す勇気を持つきっかけになるのではないかと思うのです。


もう少し気楽にいきませんか?

僕自身、なかなか変わることが出来なかった。自分の気持ちに重しを付けたように、行動するのに臆病になっていたのです。現状に執着していたのだと思います。それを、責任感や意欲だと思い込み背負い込んでしまった。だから余計に肩に力が入り、動き出すことが出来なかったのです。

そんな自分に「もうすこし、リラックスしたら!」と言っても余計に意固地になって、変わらないと決め込んでいたに違いありません。

自分は信念を持ってやっていたつもりでも、その信念の奴隷になっていたのです。

そんな僕は、子供の頃から福岡の都会と言われる中で育ち多くを過ごしてきたが、今は福岡の田舎に拠点を置いて生活をしている。

都会じゃないと自分は成功しないと思い必死にしがみついていた自分。それが、都会に疲れ心の病気の為にも田舎に行きました。それをずっと後悔し引きずっていたのでした。

そのことを受け入れて、変わらないと頭では理解していても、心がなかなかついてきてくれなかった。

そんな田舎の景色を毎日眺めながらつくづく思ったのです。「変化をたのしんでいこう。」「もう少し気楽になってみようと。」そうすると、山や川もそうだし田舎の風景をもっと楽しみながら生きてみてもいいと思えたのです。

僕は肩の力を抜いたことで、少しずつ変わることが出来ました。

時代の流れで余儀なく生活を変化した人がほとんどだと思います。時代の流れはどんどん加速し、これからも変化していくことでしょう。

その変化をいかに楽しんでいけるのか。これからの人生には大事になってくるのではないでしょうか。

その為にも、もう少し気楽に生きましょうとお伝えしたい。そうすれば、心は色んなことを受け入れられるようになれるから。

変化を楽しめる自分でいられたら、変わることにワクワクドキドキ出来る。

単純に、楽しくてワクワクするほうに人生が向かっていく方が誰もが言いに決まっている。だから、変わった方が楽しいものだと分かっていれば、躊躇なく変われるのだから。

最期まで読んでいただきありがとうございます。
メルシー

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