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自分を不幸だと思うのは勿体ない

自分を不憫に思うことはありませんか?

生きていると、自分だけが不幸であるように感じることがあります。望まない環境に憤りを感じたり、悲しみに明け暮れたりはしていないでしょうか。

これまでの僕は、自分の過去を振り返った時に、情けないくらいに、自分を不憫に思っていました。子供の頃から僕は、自分が不幸だと思い込んでいたのです。

母親はとても厳しい人でした。他の同級生たちは放課後も楽しく遊んでいたのに、僕はいっさい友達と遊んだり、見たいテレビをみることが許されませんでした。朝はいつだって、クラスのみんなが昨日遊んだときの話や漫画の話、面白かったテレビの話をして盛り上がっていました。それなのに、僕はついてはいけなかったのでした。だから、僕はクラスで孤立するようになってしまったんだと思っているです。

高校生の頃、父親が経営する会社が突然として倒産したのです。進路をどうすれば良いのかと悩み敏感になっていた僕にとっては、勝手に希望を閉ざすきっかけにしてしまったのでした。両親に気を使い、大学には行きたくないと言い張ったのです。

祖母のおかげで、専門学校に通うことが出来たものの、あっという間に就職する時期が迫ってきました。僕の中には両親のせいで大学受験から逃げたという思いを抱えたままだったから、就職活動に力が入りませんでした。ずっと、モヤモヤしていましたから。そうなると、余計に大学に進学した友人たちが羨ましくなって、劣等感を味わいたくないからと、避けるようにもなっていました。

モヤモヤした気持ちは消えないまま、就職することになったのです。そこで、同期は大学を出た年上の人でした。僕は、はなっからその人には勝てないと思いました。自分の運命をあざ笑いました。あっという間に、どんどんと同期と歴然の差が生まれました。同期は持てはやされて、僕は酷いいじめを受けるようになりました。その時は本当に地獄のようでした。

そんな自分をある人が変えてくれたのです。誰も文句が言えないくらい仕事が出来るようになればいいというアドバイス貰ったんです。そのときから、生まれて初めてと言えるくらい、必死になって努力をしました。見事にいじめた人達はいなくなりました。僕は、自分の運命に打ち勝つことが出来たと思えたのでした。

その後も、転職するたびに不運なことが続いたのです。給料が払われなかったり、嫌がらせや暴力も受けて病院にも通ったこともありました。でも、負けなかった。自信もそれなりに付いていきました。

ただ、そうした中で自分に期待して挑んだ所がいけなかったんです。そこは、まさに地獄のような最悪な環境でした。結果が出せないのなら何の権利もありませんでした。休むどころか、寝る時間も与えてはくれませんでした。3年は頑張ったんです。でも、ダメでした。気が付けば電卓すら打てなくなっていました。自分の運命を恨むになって、消えてなくなろうとばかり考えていました。もう、何もかもが嫌になってしまったのでした。

そして、重度の鬱だと診断されたのです。

僕は病院のベットの上で、何もかもが終わってしまったと感じました。自分の運命を呪いました。悔しかった。でも、どこにも自分の気持ちをぶつける場所はなかったのです。だからと言って、僕の行動は間違っていました。大切な人を含めてたくさんの人を傷つけてしまったのです。僕のまわりからは、だれひとりとしていなくなってしまった。孤独で押しつぶされそうになっては、これは、当然の報いだと思っていました。

その後、退院しても、一人外にも出ることなく引き籠ることが多かった。仕事ももう出来ないと思っていました。

自分の人生から学んだこと

今では、小さい会社ではあるけれど、自分で起業することが出来ました。自分のやりたかったことも出来ているのです。

それは、僕自身が自分の過去から学んだのです。

きっと、僕がどこまでも不幸な道を歩んでいたのは、自分のことをどこまでも不幸だと思い、不憫に思っていたからだったのです。いつも何かに対して不平不満を持っていて、絶望を感じていたからだったのです。

世の中を見渡せば、僕なんか恵まれている方だったかもしれない。みんなそれぞれ、何かしら苦しみや悩みを抱えているし、そんな中でも、キラキラと輝いている人達は本当にたくさんいるのです。

確かに、この世界には不平等な事実があります。

なんで、こんなにも貧乏なのか

なんで、こんなにも才能がないのか

なんで、いつもやりたいことが出来ないのか

なんで、いつも不運なことばかり起きてしまうのか

言えばきりがありません。不平不満を軸にして、自分だけが不幸のど真ん中にいると感じでしたから。でも、自分だけが被害者だと思いながら生きるのは、とても勿体ないことをしていたんだってことに気付けたんです。

人生は与えられた中でいかに喜びを見つけていけるのかといった宝探しのようなもの。本当はたくさんの喜びが目の前にあるのに、チャンスはそこらじゅうに転がっているのに、自ら手放しているようなものなのです。

自分の人生を面白くしようとすればいくらでも出来るものなのです。
どんな環境だろうといくらでも最高の人生に変えることが出来るのです。
どんなことが起きても、豊かな心にはなれるのです。

そこに、感謝できることが沢山あるのですから。

そう信じて生きた方が、幸せな人生になれると僕は思います。

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最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も自分をご機嫌に。
メルシー

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