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継続は力なり

脳は、いつも大変で疲れている?

僕らの脳は疲れているのです。毎日、毎日、たくさんの取捨選択を迫られているからです。先ほど、さっとリサーチさせて頂いたのですが、なんと、一日に3万5000回も決断しているそうです。その中で脳はひとつひとつ決断をして、物事を取捨選択をしているのです。こうした判断を意識しているものもあれば、無意識に判断しているものもあります。ですので、何も考えていないように思っている時でも、脳は常に働き続けているのです。

もしもの話にはなりますが、脳に感情があるとするのなら、きっと、疲れたと思っているに違いありません。だから、出来るだけ判断を楽にしよう脳は働きかける為に、これをしたらこうするという、習慣や癖という習性を利用したり、選択肢を簡潔にしようと、出来る?出来ない?といった二極化の思考で考えたがるものだということです。

諦める?続ける?

僕の失敗例ですが、過去に偶然にも、偶然知人に連れて行ってもらった釣りが楽しかったために、趣味で釣りを始めようとしたことがありました。知人が釣りが上手だったために、びっくりするくらい沢山釣れたからでした。

道具もしっかりと揃えて、事前にしっかりと念入りに勉強しました。しかし、いざ自分で始めると、全然、釣れる気配はなくさっぱりでした。僕は、がっかりしたのでした。そして、自分は向いていないとすぐに判断し、、せっかく道具を揃えたのに、辞めて諦めてしまったのでした。

これは、趣味の話だったのですが、僕らは、大事だと思うことも同じような思考になってしまう場合があります。不安や迷いの中で、決断し、勇気を出して踏み出したこと。それが、なかなか結果に繋がらないと、がっかりして、落ち込んで、自分には合わなかったんだと、諦めてしまうもの判断をしてしまうことがあるのです。

先ほど、脳は疲れているし、次々と取捨選択を迫られているものですから、簡単に判断しがちになってしまうものなのです。僕らはこの思考を乗り越えない限り、将来を努力なんかしたって無意味だと、嘆く毎日を過ごさないといけません。

努力に対して思うこと

「努力の先に華がある。」僕は、そう教えられてきました。本当にそうだと、つくづく思います。なんの努力もしなければ、結果は得ることができないからです。

だけど、僕は努力をすれば、すぐに成果が表れると、期待し過ぎていたのでした。どんなに頑張って種を撒いても、すぐに花は咲きません。努力をしていても成果に繋がらない時期は必ずあるのです。そこを乗り越えなければ、成果は得られないということだったのです。

石の上にも3年というように、成果には我慢する期間がどうしても生まれてしまいます。そのタイムラグがあることを、ちゃんと理解し、成果が上がらない時期を乗り越えなければいけません。

この期間は、心が折れそうになるものです。ここを乗り切ることを出来たら、途中であきらめなくてよかったと思えるはずです。このタイムラグを乗り越えるために、自分にどんな言葉をかけるのか?ここを考えておく必要があると思います。

僕は、この期間がとても、長いものになっています。過去の僕は、夢を持ち、その夢を絶対に叶えると決断しました。しかし、思いのほか、逆風が激しく、何度も気持ちがメゲそうになったり、不安に飲み込まれそうになりました。この先にきっと、明るい未来がまっていると希望を絶やさなかったし信じてきました。そう、自分自身に言い聞かせてきました。

しかし、その長い長い、我慢の中で、必死にしがみついて行きついた先は、精神を病んで、僕だけではどうしようもなくなってしまったのです。僕の夢はそこで途絶えてしまいました。

とても、悔しくて、どうしても受け入れることが出来なくて、とても悲しかったのです。人生のどん底だと何度も思い自分を呪いました。今でも、思い出すと、胸が苦しくなってしまいます。

でも、それだけじゃないんです。確かに、感情の部分だけを見てしまうと、努力というものは、不確かなもので、あやふやなもので、苦しく辛いものです。だけど、努力して成長したという事実だけをみれば、どんな結果であろうと自信にもなるし、生きる基盤になるものだと思います。

僕の夢は、ヒーローや何かの主人公みたいに叶いませんでした。しかし、あの時の努力があったからこそ、今の僕があるのだと思っています。
あのとき努力して成長出来たことが、何より今の僕の誇りになっているのです。

努力とは成果や結果ではなく、感情的にみるものでもなく、努力することを選択し、本気になれたことこそ、価値があるものなんだと、思うのです。

僕は、今、その努力を素に、新しい夢に踏み出しています。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
メルシー


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