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どうして物を捨てるのが大変なのか

やっとの思いで断捨離することが出来た

自分の持ち物を整理し、要らなくなったものを捨てることで、物への執着から解放されて、気持ちが新たになってすっきりとするものです。それは、思いの外、大切なことで、自分をクリエイティブするにあたっても良い効果をもたらすと言われています。今、抱えているストレスやうだつの上がらないモヤモヤした気持ちからも解放されるのです。他にも、心に余裕が生まれたり、物の価値が分かったり、思考もクリアになってやるべきっことが明確になったり。また、体にも良い影響をもたらすものであるらしいのです。

そんなことを知れば、すぐにでも断捨離をして、整理整頓しようと思うはずだったのですが、僕はなかなか気分が乗りませんでした。

つい先日ですが、ようやく重い腰を上げて、洋服を整理して断捨離することがありました。若いときに、必死になってお金を貯めて買ったジャケットやとてもお気に入りのTシャツ、それに、思い入れのあるセーター。どれも過去の思い出が蘇ってくる喪のばかりでした。

自分でも感心するほど、よくここまで取っていたものだと思いました。もう、とっくに着ることはなくなってしまったのに、存在すら忘れているものもあったのに、処分するとなると後ろ髪を引かれる思いだったのです。ひとつひとつ捨てるのか取っておくのかどうか、かなり考えては迷ってしまいました。どうにかして、残しておけないのか思考を巡らせてしまっているのでした。

もともと、そこまで沢山の服を持ってはいなかったけれど、全てが終わったときは、確かに気持ちはすっきりとしました。ですが、すっきりとはしたものの、かなり時間も経ってしまっていたし、かなり疲れ切ってしまったのでした。

断捨離の大切さは理解していても、どうしてここまで物を捨てるのが大変なのでしょうか。

物を大切に思う気持ちだからこそ

それから、物を断捨離して整理していく中で、どうしてそこまで捨てるのが大変であるか、理解することが出来ました。

結局のところ、いくら使わなくなったとはいえ、自分のものは、財産の一部だということなのです。ひとつの捉え方ではあるのですが、財産ということは、自分の一部分であります。そのものを捨てるということは、まるで自分の身を切られるような思いをするという訳です。そう思うことが、まさに執着であると言われるものではないかとも思います。

物を自分のものにするということは、自分に所属するということになり、自分の一部となってしまう訳です。

そう考えてみると、改めて断捨離の大切さが分かりました。

どんどんと蓄えるだけだと、自分がどんどんと膨らみ続けてしまうからです。物理的にも内面的にも重くなりすぎてしまうことが、簡単に想像することが出来てしまいます。

それに、物を手のすることが自分の一部となると言う意味で言うのなら、自分にとって不都合なものや、違和感を感じるもの、興味を失くしてしまったもの、自分には必要のないものだと感じるのは、いち早くお別れした方が良いに決まっていると感じました。

だって、それは自分に対して嘘をついているし、自分を我慢をさせているからです。大切にしたいのは、過去の自分の気持ちよりも今の自分の気持ちだと思うのですから。

物を大切に思うからこそ、取捨選択が必要で断捨離することが望ましいということだったのです。

それでもって、物を貯め込まない仕組みを作る必要がありました。そもそも、僕らはものを大切にしなさいということを、しっかりと教わってきたものです。ですので、どうしてもまだ、使えるものならば使い切る方が良いと思ってしまう。それでは、今までの自分とは変わらないままなので、お金に変えるようにとか、リストを作っておくとか、方法が色々とあるのだから、自分であれこれ試しながら、断捨離をしていきたいと考えています。

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メルシー

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