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人間関係とは?

人間関係はそもそも

孤独を感じることは死をも連想させるものです。だから、人はひとりでは生きてはいけないのです。

どんなにひとりで生きていこうとしても社会で生きる限り人間関係は成立してしまうものでもあります。

人間関係があるからこそ、人生はより良いものになるし、豊かな人生を歩めるものになります。

こうした話は、僕は過去に凄く人間関係に悩み苦しんだことがあるから、自分の中で様ざまな論争をしてきました。人間とは?共に生きるとは?自分とは?というお話はあまりにも長くなるので、今回は割愛させて頂きます。

ただ、人間関係においての必要性とメリット、デメリットを考えたときに人間関係においてひとつの答えが見えてきます。

人間関係とは、そもそも自分の人生に価値を与えてくれるものこそがあるべき姿だということなのです。人間関係によって、心の健康が損なわれてしまうような関係はあるべき姿ではないということなのです。

人を支配することは誰にも出来ない

多くの人間関係の悩みは、人を支配しようとすることが原因なのです。

僕はこれまで何度も自分の自信のなさが原因で人間関係を壊してしまったことがあります。相手に落ち度があるかのように責めてしまったためです。または、僕自身の限界を誤魔化すために、相手の弱い部分を責めてしまうのです。

僕は自分の弱さを認めたくないあまりに、人を責めて、人を支配して、自分の価値を見出そうとしていたのかもしれません。

例えば、良く聞く話しですが、ある方が自分の顔にコンプレックスを持っていたとします。その人に恋人が出来て、良い関係が築けそうになっても、根拠のないバカげた考えばかりが浮かんでしまいます。

相手を信用することさえ出来ずに、浮気を疑ってしまったり、相手のネガティブなところを攻撃したりします。そういった、自分と自分の関係の悪さを相手に投影させてしまうのです。

こういったことは、感情によって支配しようと操作しようとしているだけなのです。そうした関係ではお互いに大きな傷を負ってしまうものでしかありません。

どんなに相手が素晴らしい人間性を持っていたとしても、最初に書いたように、心の健康が損なわれてしまう関係は、あるべき姿ではないのです。

もう一つ逆の意味でも相手を支配しようとしてしまう場合があります。それは、相手を思うばかりにとってしまうものです。

親子関係というのも人間関係は時にこういうことが起こりやすい。そこには想いが強くなってしまうから。こうなって欲しい。こんな風であって欲しいと思い行動してしまいます。それは、時に相手を苦しめるものになってしまいます。

これも先程と同じように、本来ある人間関係のあるべき姿ではなくなってしまいます。

人を変えようと支配することは、どんな関係であっても出来ないものなんです。なのに人というのは、ときに相手の可能性を勝手に求めてしまい、期待外れだったと、勝手に幻滅してしまうものなのです。

自分への想いや誰かの想いが良いも悪いも偏ってしまうことは、人間関係のバランスを崩壊させてしまうものなのです。

案外直感がいいかも

人間関係において、興味深いことがあります。それは、自分がこの関係は良い関係だということを信じていたら、その関係は素晴らしい関係になり得るものなのです。その逆も然りで、自分自身が信じられなくなった人間関係はあるべき姿から、どんどん遠ざかってしまうのです。

自分がこの関係は信じられると思えば、どんな関係性であっても、その中から、良い部分だけを抽出し、自分のエネルギーに変えていくのです。

しかし、これがたちまち信じられない関係だと疑ってしまうと、その分悪い部分を探しだし、その部分に焦点を当てて抽出してしまうのです。そして、抽出した分だけ、自分の感情を露わにしてしまうのです。

ですので、人間関係において、自分の中にある何かに気づくことが大事なのです。それは、自分の魂の声。つまり、直感なのです。

これまでの経験、今の自分の状況、恐怖や欲求、本音や建て前。全てを総合して生まれてくる直感を、自分自身が信じられないはずがありません。

直感って、信用するもしないにしても「ほらやっぱり。」と、答えがかえってくるものではないでしょうか。

人間関係において、人生に価値を与えてくれるためのものならば、そう自分が信じられることこそが、答えとなるのなら、その答えを導いてくれるのが直感です。

たとえ、つまづいたとしても、あなたの出した決断は、あなた自身が勇気あった決断だと、褒め称えてくれるものになるものになり得るのです。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
メルシー


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