運にあやかる
成功者の皆がしていること?
「自分の運なんかには頼らない。」僕は、そう思っていました。自分の人生を運命に左右されたくない。いや、本音を言えば、良くない運命なんだとこと思ってしまうのが怖かったから、運命に抗おうとしたのに過ぎません。
それは、きっと僕が何処かで、自分は運がない人間だと思っているのだと思うのです。
だからという訳ではありませんが、宝くじを買ったこともありません。僕が当たるなんて、絶対にありえないとしか思っていないからです。だって、過去を振り返ってみても、自分が運から見放されているとしかからでした。
自分の人生を運任せにしてはいけない。努力しかないと思うようになっていました。だから、辛くて当り前で苦労して当り前として、人生を捉えるのでした。
だから、成功者している経営者がなぜ神社が好きな人が多いという話を聞いた時に、僕は興味を持ちませんでした。
信じる力が大事なことに気が付いた
今では、僕は、小さなものですが、自分で起業しては、ひとつの会社を経営しているのです。
ですが、会社を経営するということは、まったく想像していないことばかり起きてしまうのでした。
こんなにも大変で苦しいものだとは思いませんでした。
どこかで僕は、会社の経営者とは、自由で自分の好きなことをしいるというイメージを持っていました。ですが、実際はそんなことはなく、毎日のように何かしらの問題が起きたり、決断を迫られたりしては、頭を悩ませない日はありません。
そのことに対して、思いの外、人に相談することが出来ないのです。人に言えば、それは贅沢な悩みだと言われたことがあります。「だって、経営者なんでしょ?」「何でも自分で決められるのでしょ?」「それの何処に不満があるの?」と、言われたことだってあります。そうなると、なかなか共有することが出来ないのだと悟りました。
ここ数年は、問題がどんどん深刻になりました。人手不足の問題や賃金の底上げ、物価の高騰。こうした問題と向き合おうとすると、先が見えなくなるので、すごく追い込まれた気持ちになりました。
そんな時に、ふとあの話を思い出したのです。
成功者の方はみんな神社に行くというものでした。本当に苦しかったから、藁をも掴む思いで行ってみることにしたのでした。
その時の、正直な気持ちを言います。確かに神聖な空気を感じられました。あの時の静けさは慌ただしい日常では味わえないものでした。心を落ち着かせることが出来ました。ただ、何か特別な力を授かったような感覚はありませんでした。自分の中では何も変わらない気がしたんです。
そこで、色々と調べてみたんです。すると、神様にはお願いするのではなく、お礼をするものだということを知りました。
それから、神社に何度か通ってみたんです。そして、お礼をするようになって、自分の中に変化があることに気が付けたのです。
僕は、これまで自分は運のない人間だと思っていました。
そのはずだったのです。
でも、神様にお礼を伝えることが、たくさんあったのです。
ここまで健康であったこと。家族もまた健康であること。何不自由なく生きてこれていること。充実した仕事が出来ている事。その仕事にやりがいを感じられること。誰かの役に立てていること。沢山の笑顔に囲まれていること。
どんどん感謝することに気が付くことが溢れてくるのでした。そしてどんどんと感謝の気持ちが湧いてきたんです。
これまでの僕は、今の自分の生活は決して豊かなんかではないと思っていましたが、本当はたくさの恩恵にあやかることが出来ていたのです。気が付けば、豊かな暮らしが出来ていたんです。
そう思うと、自分が運がないと思っていたのが、ただの思い込みであったような気がしてなりませんでした。完全にとはいきませんが、僕は決して運が悪い人間ではないということ。むしろ、運がいい方かもしれない。
そう思うと、ひとつ自分を信じられた感覚になれたのです。
ひとつ自分を信じることが出来ると、自分の思いや考え方を信じることが出来る。これが正しいと信じてやっていることの迷いを振り切ることができるのです。
そうした中で、今抱えている問題を何か解決できた訳ではありませんが、自分を信じようと思えた分、不安に際悩ませることは減った気がしました。
何よりも自分を信じることが大事だったのです。
神社に行くとか、占いを信じるとか、縁起を担ぐとか言った運にあやかるというのは、全ては自分を信じることに繋ぐことが出来るのだということです。
僕というひとりの人間を見ても、人はすぐに自分を見失いやすいものです。自分を信じたくても信じられなくなってしまうものです。ですので、運にあやかり、自分を導いていくことも、非常に大切なことだと気づかされました。
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今日も自分をご機嫌に。
メルシー