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どうしたらいいのかわからないのなら

過去の自分はあまりにも無知だった

過去を振り返ってみると、人間関係で悩み苦しい時がありました。自分らしく生きられていないと嘆いていたときもありました。自分の思い通りにならなくて、人生に大きな壁を感じていたときもありました。

かつての僕は、そうした状況に追い込まれた時、ただ単におろおろしてしまったり、大事なことから目を背けては見てみぬ振りをしたり、時には、どうしていいのか分からなくなっては、逃げ出したりしていたのです。それでもって、自分の人生はダメなものだと憂いていたのです。

ある会社に転職したとき、期待されていたのにも関わらず結果を出すことが出来ませんでした。確かに、僕が未熟な部分があったのは間違いありません。ですが、その責任の全てを入ったばかりの僕に押し付けるのはおかしなことでした。それなのに、随分と会社から責められては無理難題を言われたのでした。僕は、全て自分の責任であると全てを受け入れてしまったのです。そして、会社の言うとおりに自分が悪いのだと、自分を責め続けたのです。過去の自分が色んなことから逃げてきたからだとか。あの時の選択が間違いだったらとか、とにかく、いつも後悔しながら自分を責めては、自分を窮地に立たせては追い込んでしまっていたのです。

そして、あんなにもあっさりと自分の心は壊れてしまったのでした。

精神を病んでしまった僕は重度のうつ病を抱えてしまっていました。気が付けば、自ら命を絶とうとしてしまったのです。そして、何もかもを失い、人生のどん底の中で、学ぶことの大切を知り、多くのことに気付くことが出来るようになったのです。

僕は、本を読んだり色んなことを学んで、気付きを得ていく中で思うことがあるのです。

あの時に、この学びと出会っていたのなら、あんなことにはならなかったのに。この本に、もっと早く出会っていれば、僕はあそこまで大切なことと向き合うことから逃げることはなかったのに。あの時に、この言葉を知っていたら、どれだけ勇気づけられていただろうか。

後悔が募るばかりでした。

過去の自分を振り返ると、自分があまりにも無知だと思ってしまうのです。だから、苦しくて当たり前だったと思うし、どうしていいのか分からずに、おろおろしてしまうのも当然のことだったのです。色んなことに逃げだしてしまうことも仕方のないことだったと思うのです。

そう思うと、どこかもったいないことをして生きたなと後悔が残るし、あそこまで酷い状況に自分を追い込むこともなかったのだと嘆いてしまうのです。いや、悔しいんです。

悔しいから、今の僕は学びたいという意志を持つことが出来ているのだと思うのです。

どんなことも、知ろうとしないと知り得ないもの

色んな事に興味を持つことが出きて、色んなことにチャレンジしてみて分かったことがあります。

それは、知ろうとしないと、知り得ないものだということです。

思い返してみれば、それは小さい頃から教えてもらってきたものです。

時代的に言えば、良いものかどうかは分かりませんが、僕の子供のころは、スマホは普及していませんでした。分からなかったことは、試してみたり、本で調べてみないと分からなかったのです。

経験は何よりも知識になりました。それに、歴史上において研究や探求を諦めずに必死になって、多くの人たちが書き残したものがたくさんあるのです。本に書いてあることは、全て事実であるということを、当時の僕は全くうたがいもしないで信じていました。

そうやって、分からないことは自分で調べていたんです。

ですが、人生においてはどうだったのだろう。

迷ったりした時やどうして良いのか分からない時。あるいは、悩んでいる時や苦しんでいる時に、ただ単に状況に飲み込まれては慌てふためいているだけで、自分がどうしたら良いのかなんて調べようとはしませんでした。

それは、単純にそうした人生におけることも、学ぶことが出来るのだと知らなかったものなのか。調べたって仕方のないことだと決めつけていたのかまでは、自分でも分かりません。

ですが、今の僕だから理解出来るのは、先人たちが残した教えは、どれも素晴らしいものばかりで、それを現代に伝えようとしてくれている方々も素晴らしい解釈をされていて、僕らに分かりやすく伝えてくれています。

本当に様々な角度の視点で、人生の教えというものが存在しているのです。

だから、悩みや苦しみを抱えているのなら、必ず解決へと導いてくれるヒントが見つけることが出来るはずなんです。

ある方が仰っていました。あなたの友人が料理の作り方が分からなくて、悩んでいたら、あなたは何て言いますか?それは調べてみたら簡単に分かることだよ。悩む必要はないものだと伝えるはずです。人生も同じなんだということです。

今、自分が抱えている悩みが、どこに繋がっているものなのか。どういう心理が働いたのか。心の在り方や心の育て方。自分の受け入れ方や尊厳の仕方。人間関係の捉え方や人生の捉え方。どんなことでも、知ろうとすれば知ることが出来るのです。

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人生に迷った時、どうしたらいいのか分からない時、誰にも相談できずに、苦しみました。いつか、僕自身も誰かに寄り添い、背中を押すことが出来たらと思い続けてきました。
だから、あなたのお悩みに、寄り添いたいのです。
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最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も自分をご機嫌に。
メルシー

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