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運が悪いのは僕のせいだった

どうして自分ばかり

自分が一体何をしたんだと思うことがあります。それほど、多くを望んでいる訳でもないのに、人に誇れるものはないかもしれないけれど、真面目に生きているし、日々努力だってしているのです。

ですが、神様に見放されているかのように、ついていないことが起きてしまうのです。

過去を振り返ってみたら、ついてない事ばかりな気がするのです。

「これまで勤めた会社が全てブラック企業だった」
「いつも大変な仕事ばかり押し付けられてしまう」
「出かけるといつも雨に遭う」
「人生の再出発の日に交通事故」
「信じていた人に裏切られる」

こうしたことが起きる度に思っていました。どうして自分ばかりが、こんな目に遭うのだと思うのでした。

ですが、そう思うことこそが、まさに僕は運を逃していた原因だったのでした。

運が良い人の共通点から学ぶ

どうしてそんなことを書いたのか忘れてしまったのですが、かつての僕が使っていたメモ帳の隅の方に、運が良い人の特徴と題して記されていたのを見つけました。

「自分は運が良いと思い込む」
「決断がはやい」
「人の幸せを祝うことが出来る」

この3つが書かれてありました。

「自分は運が良いと思い込む」
そもそもですが、自分が運が悪いと思っているから運が悪くなるということだったのです。自分は運が良いと思っていれば、自ずと運が良くなるものだということです。確かに言われてみれば、僕はずっと昔から自分は運のない人間だと思っていました。それだけ、不運なことも続いていましたから。どうしても、そうとしか思えないと当時は感じていました。

そのことで、捉え方が大きく変わってしまっていたのです。

どうして自分ばかりが不幸なんだと思うことは、どんなことも不幸として捉えてしまっていたからなんです。まさにそう思ったらそうなってしまうのです。

自分は運のない人間だと思うことで、運のない人間の視点になってしまうのです。それは記憶すらもついてない事ばかりを記憶してしまうものだったのです。いつも出掛けるときは雨ばかりだと思っていたのも、自分が運が人間だと思うからこそ、雨が降った時の記憶しか残していないのです。きちんと思い返してみれば、出かけた中で、晴れの日もたくさんあったのです。それなのに雨ばかりと思ってしまうのは、自分が運のない人間だと思うことで記憶すら操作していたのです。

人生は色々です。良いこともあれば悪いことも起きるものです。また、悪いこともあれば、良いこともあるはずなんです。自分が運が悪いと思うことで、記憶も捉え方も悪いことしか思えていなかったのでした。

「決断がはやい」
僕は、自分が運が悪いと思っていたことで、決断することがなかなかできませんでした。決断することが遅かったのです。決断出来ないこともありました。即断即決なんてしたことがありませんでした。それは、上手くいかなかったらどうしようとか、きっと失敗してしまう気がするといったように、不安になってしまうからでした。どうしても、上手くいくイメージよりも、失敗するイメージを強く持ってしまうからでした。

ですが、迷っている分だけチャンスを逃していた場合が多かったのです。

人は自分が思い描いたものに強く引っ張られてしまうものなのです。

失敗したらどうしようと考えるということは、自分が失敗する前提で物事を考えてしまうからなのです。だから、失敗してしまう。上手くいかないイメージを持ってしまうと、それだけ失敗してしまうものだということなのです。

決断が早いことは、そうした良くないイメージを払拭し、上手くいった時のイメージしかないからこそ出来ることなのです。それだけ出来るイメージだけで、物事に臨むことが出来るということなのです。

「人の幸せを祝うことが出来る」
人の幸せを祝えるということは、それだけ応援されるということです。つまり、人に応援されるということは、それだけ、自分の望みを叶えることが可能になるのです。奇跡のような出来事だって、人と協力し合えることで手にすることだって可能なんです。まさに、運を手にすることだと言えるのです

ですが、多くの人は自分のことしか考えられません。かつての僕もそうでした。でも、そうなってしまうと、周りをライバルだとしか思えなくなってしまうのです。やがて、人に嫉妬したり僻んでいるうちに、追い込まれた気持ちになって、人を蹴落とそうとしてしまうことだって起こりえてしまうのです。それだけ、自分の望みを叶えてくれる協力者を減らすことになります。

大きな家を建てるにしても、一人でしようとすれば、上手くいくものでしょうか。予算を集めるにしても、実際に家を建てる作業にしてもひとりでするにはあまりにも果てしないものになってしまいます。あまりのハードルの高さに心が折れてしまうに違いありません。

ですが、ひとりふたりと協力者が増えていけばどうでしょう。

知恵も出し合うことが出来るし、それだけ失敗も防ぐことが可能な訳です。相乗効果と言えるものになるはずです。家を建てるという目標は、手の届くものになるはずです。

だから、協力者がいれば、奇跡のような体験も可能なわけです。

一人で生きているわけではないのに、一人で生きていると思い込むことも運を悪くさせているのに、大きく繋がっているのは間違いありません。

運の良い人の特徴を学ぶことで、自分の在り方がみえてくるものでした。

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最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も自分をご機嫌に。
メルシー

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