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自分を尊重出来なくなったとき

自分自身への誤解を解く

自分自身に対して誤解してしまうことは少なくありません。どんなに自分は大丈夫だって思っている人でさえ、間違った情報に惑わされ、鵜呑みにしてしまうことだってあるものです。ましてや、自分の軸がふらふらとふらついてしまっている状態や自信を失ったときは、より一層に情報に左右されやすく、自分を誤解しやすいものです。

そこで必要なのは、正しい情報を得ているだけでも、自分を守ることができます。僕自身がその情報を正しいと信じたことで、救われたことがたくさんあったために、今日はここで共有できたらと考えました。是非、参考にしてみてください。


自分を尊重するとは

まず、自分を尊重できるとは、「自分という人格を大切にすること。また、自分の思想や言動などに自信を持ち、他からの干渉を排除する態度。プライド。」と、あります。これは「自尊心」という言葉を辞書から引用したものです。様々な本で調べてみましたが、僕はこの内容が、とてもシンプルで分かりやすくありました。


自尊心は遺伝する

親御さんが、自身の子供に対して、自分に似て気が弱いという愚痴を聞くことがあります。それは、全くの誤解なのです。更に、僕は、自分の自尊感情が低いのは、子供の頃から僕を否定してきた両親のせいだとずっと思っていました。これも誤解なのです。確かに、親の教育方針や環境は個人の心の形成には、非常に重要なのですが、自尊心に関しては、どれも誤解なのです。もし仮に、僕が両親に謝罪されたかと言って、自尊心は間違いなく回復しないでしょう。このことからも、自尊心は自分の努力次第だということが、見えてきます。


自尊心は幸せに繋がっている

先ほど、自尊心の意味を調べたように、堂々とすることが出来るし、他人の評価に左右することなくいられます。例え、落ち込むことがあっても引きずることはありません。しかし、これが直接的な幸せに繋がってはいないのです。だって、幸せってそんなことではないはずです。自信があるから幸せではないはずです。幸せはもっともっと、身近にあるものだと思います。


自尊心はナルシスト

確かに意味合いが似ているきがします。しかし、このふたつの決定的な違いは、傲慢さです。傲慢であるかないかの違いだと思います。それに、ナルシストとは、どこか自分の弱い部分を隠しているものらしいそうです。自尊心を高めるということは、自分の弱い部分を認めて、受け入れられるようになるということ。この話を聞くと、自尊心が高いと、人生を力強く前に進めてくれるものになり得る気がします。


褒められた経験が自尊心には必要

過去の僕のように、どんな言葉も素直に受け取ることが出来ない時だって、あります。必ずしも、褒められた経験が必要だというこではないようです。更には、褒められることで、どんどん褒められることを求めてしまうことがあります。褒められない自分自身を責めてしまう恐れがあるものです。だから、これも誤解です。大事なのは、自分がどう捉えることが出来るのかが、非常に意味を持つということです。


自尊心は下がらない

そもそも自尊心は感情です。僕らの感情は上がり下がりするように、自尊心も上がり下がりするものだということです。ただ、自尊心というものを高めておくことで、このアップダウンに対する耐久性が出来るものだということなのです。自分自身を尊重出来なくなることを知っているというだけでも、心構えも変わってくるものだというもの。例えショックなことが、起きて自尊心が下がってしまう恐怖に動揺することは、なくならないかもしれませんが、自分の中で一度高められたという経験が、何よりも自信になって返ってくると言うものだと思えます。


自尊感情は自分次第

これまでのことを踏まえてみたら、僕は希望を持つことができました。

自分の努力次第で、自分を尊重できる気持ちは高められるものだということが分かったからです。例え、どんなに落ち込んでしまっても自分を尊重出来なくなってしまっても、自分が努力すれば、間違いなく回復できるというものです。自分でコントロール出来るということなのです。

僕は、自分を尊重できることは、まさに喜びに繋がっていくものではないかと思えるのです。

いきなり自尊心を高める方法はないのだけれど、自分が努力した分、少しずつ高くなっていくものだと分ったのです。だから、僕は必死に自分を大切にしようと頑張りました。何度も何度も投げやりになったこともありました。しかし、自分を尊重できる気持ちが生まれた時は、初めて自転車に乗れたときのように、素直に喜べたものでしたから。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
メルシー

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