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人生をコントロールする力を高める方法

いつ何が起こるか分からない

これまでの人生であれだけ苦労したものだから、自分には、早々に何も起きることはないだろうと高を括っていた自分がいました。しかし、心が締め付けられるような思いをついこないだも、したのでした。

コロナのことだって、災害だって、ない方が良いに決まっています。過去の辛い思いをしたときだって、もうこんな思いはしたくない。そう、心に誓いました。

しかし、困難や苦難というものは、どうしても起きてしまうものなのです。

だから、僕らに必要なものは、困難や苦難に遭わないように努力することではなく、何か起きた時に自分を上手くコントロールして、乗り越えていけるように導く力だと、思うようになってきました。

ネガティブな出来事のとらえ方から分かること

ただ、こうしたネガティブな出来事であっても、振り返ってみると、必ずポジディブな部分があります。あえて、極端なことを言えば、物事には、本来ネガティブもポジディブもないのです。ただの現象でしかないということ。そこに良い悪いをつけていくのかは、僕ら次第だということです。

東洋思考は陰陽という考え方があります。そこでは陰と陽が対極に存在しています。しかし、この構図は必ずしも一定ではないそうです。常に動きながら、バランスをとっているということです。この陰陽太極図を見て頂けると分かりやすいと思います。

陰陽太極図

よく見ると、陽の中には小さな陰があり、陰の中には小さな陽があります。これでバランスを取っているとも言われています。しかし、この構図は必ずしも一定ではないそうです。常に動きながら、バランスを 取っているということです。

つまり、何か出来事が起きるとポジティブな感情とネガティブな感情は、上手くバランスを取っているものですが、この陰陽のバランスが失い偏ると、不都合が起きるのです。それは、人生にまつわる大事なことが、見えなくなるということではないかと感じています。

今回の僕にとって、困難な出来事であっても、いずれ学びになる日がくるのではないかと思うのです。

過去に、僕はうつ病を患ってしまったことがありました。その時は、もうどうしていいのか分からずに、ずっと、先の見えない極限状態の中に放り込まれた気持ちでした。

そこに、何度も苦しみもがき、何度もどん底を味わいました。そうした状況をどうして乗り越えることが出来たのかどうか、なかなか分析出来なかったのですが、ようやく少しずつ見えてきた気がしたのでした。

それは、うつ病という状態の中で、最高の喜びは何かを見出せたから。

そう思ったのです。僕の人生の中で、うつ病で苦しんだからこそ、学びに出会うことができたのです。そこで、自分と向き合い苦しみを感じたのは確かなのですが。その反面、喜びとは幸せとは、どういうものなのかをいっぱい、投げかけて貰えたのです。

僕はうつ病を経験したからこそ、こうして自分のしたいことを見つけることが出来たし、それをやろうと決断することができ行動することができました。やはりそれは、喜びとは何かを知ることが出来たからこそです。

人生をコントロールする力を高めるには

何か困難や苦難が目の前に迫ったときに、その状態の中で、何が最大の喜びになるのかを、導くことが出来れば、前を向くことが出来るというものです。

それは、見方を変えれば、開き直ればいい。そういうことですが、開き直り覚悟を決めた人は強くなるものです。何かを取り組む時でも、覚悟を決めてハラをくくった人は、物凄い結果を出せることができます。どんな状況であっても、乗り越えることが出来るように思えるのです。

僕を含めた多くの人は、辛いと感じる出来事が起きたときに、どうしても、その出来事の辛い部分ばかりを、見つけ出し、自分の手元に並べてしまうのです。でも、そんな状況だからこそ、何かひとつでもいいから、この状況の中で、喜びを感じられるものや感謝できるものを探し出すことが出来れば、意識を前向きに変えることが出来るのです。

すぐに答えが出なくたって構いません。もがいたところで、苦しみは苦しいいし、悲しみは悲しいものですから。しかし、自分自身に答えを求め続けることは、大事ではないかと思うのです。もがき苦しんだ分だけ、僕らは成長すること出来まます。

つまり、人生を常にコントロールしていくには、こうした力を高めていくためには、自分の中で常に、喜びとは何か。感謝出来ることは何か。幸せ値とは何かを問い続けることなんだということです。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
メルシー


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