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問題行動の深いところを読み解く(※人を挑発してしまう)

只今、自分の中にある問題行動の深い部分である目的を知る事が大切であることをお話しさせて頂いております。そして、いくつかご紹介させて頂きました。詳しくはこちらを是非ご覧ください。

本日は、その三つ目をご紹介させて頂きます。

人を陥れようとしてしまう

自分の居場所を確立させるために、時に人は、相手を挑発したり、陥れてたりしてしようとしてしまう場合があります。自分の力を誇示したいと言う心理が働いてしまうのです。反抗や反発といったものも同じです。若くして、非行に走るといったのはまさにこの問題行動の代表的なものだと言えます。

そうしたことは、何も活発な人だけではありません。消極的な人であっても、かたちを変えて行動してしまうのです。とても、複雑でデリケートな話ではあるのですが、学校や勉強も拒絶するという点では、引きこもりもそうであると言えるような気がします。

もし、そんな人がいればどうでしょうか。多くの人は、なかなか踏み込んで接しようとはしないのではないでしょうか。

そうなんです。そうなってしまった人は孤立してしまうのです。そして、その孤独感が、より問題行動を加速させてしまうのです。

本来は、自分の存在を認めて欲しいとか、自分の尊厳を守りたいと必死だったにも関わらずに、それが叶わなかったら。そうしたひとつひとつの経験が重なり、自分の中で負の感情を貯め込み過ぎてしまったら、自分の力を証明しなくてはいけないと思い行動してしまうのではないでしょうか。

そんな行動をしてしまい、気が付けば孤立してしまう。そして、どんどん、底なし沼のように、自分の周りを挑発してしまうようになってしうまうのです。

かつての僕も、そうでした。

大切にしたかった友人たちも、すぐにマウントをとってしまい、自分の方が上であると主張する自分がいました。心の奥底で、誰よりも認めて欲しい思いを持っていたからです。

そんな僕に、みんな愛想をつかしてしまったのではないかと思います。そして、僕は孤独を感じてしまい、より認められたいという思いを強く持ってしまい、人への挑発するような行動を加速させるようになったのでした。そして、僕の周りには誰もいなくなってしまいました。ただ、これは、僕の主観でしかなかったのですが。

言い訳のように聞こえるかもしれません。僕は、分からなかったのです。僕のことをありのまま認めてくれるような存在がいなかったから。心地良さを感じられるような存在がいなかったから、良好な人間関係を持ったことがなかったから、僕は自分と上手な付き合い方を知らなかったのです。

ですので、自分の力は誇示することでしか、人は認めてくれないものであると思い込んでいたのかもしれません。誰かに自分の価値を証明しないと認めることが出来ないものだと考えていたのかもしれません。

でも、誰かに挑発するたびに自分に嫌気がさしてしまうのです。そうした自覚が、イライラするし、モヤモヤするのです。

心に余裕を持とう

こうした場合に陥ってしまった時、僕自身はどうすることも出来ませんでした。後悔を残してしまうかたちになって、大変な苦しみを味わいました。

孤独とは、本当に辛いものです。

だからこそ、あの時に、こうしておけば良かっただとか、こうした方がよかったのかもしれないと思うことがあります。

自分と上手に付き合っていくために、又は、周りの人達に挑発することなく良い関係を築いていくために、必要なのは、心の余裕だと思うのです。

何か緊迫していることがあるとしても、絶対にやらないといけないと思っていることがあるとしても、それは、心にとっては自分を追い込むものであるのです。

その場合は、周りに助けを求めたり、話し合ったりして、どうにか気持ちに余裕が出来るまでに、ことを運ぶことが必要になってくると思います。そうした方が良いのは、何もそれだけではありません。

最近起きたことなのですが、僕の会社は常に人手不足に陥ってしまっています。今いるスタッフが、誰かひとり欠けるだけでも、経営そのものが、出来なくなるような状態なのです。そんな中で、ある一人のスタッフが辞めると言ってきたのです。

僕は、本当に窮地に追い込まれた気持ちになりました。焦ったところで、新しいスタッフは入ってきません。気持ちばかりが追い込まれてしまい、どうしたらようか分からずにイライラするし、食事もまともに取れないし、夜も眠れなくなるほどでした。正直なところ、辞めると言ったスタッフのことを恨みたくなっていました。いや、気が付かないうちに嫌味ごとのひとつやふたつ言ってしまったかもしれません。

そんな時に、他のスタッフに相談したんです。みんなそれぞれと話し合ったのです。そうしたら、「出来るだけ協力するから大丈夫だよ。」「なんとかなるよ。」「知り合いに声をかけてみるよ。」「この世は、どうにかこうにかなるように出来ているんだよ。」こうしたたくさんの優しい言葉をかけてくれたのでした。

その時に、何も状況は変わってはいないのですが、僕の中で、追い込まれた気持ちが、随分と和らいだのです。そして、僕はようやくスタッフの退社を受け入れることが出来たのでした。

人に相談したり、助けを求めたりすることは、例え、解決することが出来なくても、その時の優しさや思いを受け取ることが出来ると、心は安心して余裕が生まれるのかもしれません。

何も、こうした問題行動だけのことではありませんが、自分に余裕を持たせることこそが、何よりも問題行動の抑制につながるものだと感じました。

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メルシー

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