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めけめけの徒然なるままにアンチテーゼ
2019年6月20日 19:00
今宵も世界に素敵な詩を捧げよう隣の家のミヨちゃんが大事に飼っていたインコが死にました彼女は近所の公園の隅に、小さな墓をつくってあげました次の日、墓は野良犬たちに荒らされて、彼女は大きな声で泣きましたでも、神様はいなかったので、代わりに僕が詩を作ってあげました彼女の悲しみは癒され、僕はとても幸せな気持ちになりました僕の詩が悲しみを癒すと知り、神様に感謝を捧げましたでも、神様はいなかった
2019年6月15日 18:00
あなたに触れたいと思う気持ちを、僕は見つめている それを罪であると言い捨てるのはとても簡単だ 罪を認めても、償うことを前提に、僕はあなたを見つめている それは悪なのかもしれない 正しい選択が真理へと続くのなら この先に僕を待ち受けているのは嘘で固められた暗黒の塔なのかもしれない 僕はらせん状にどこまでも続く階段を上り続け そして結末はどこにたどり着くこともなく、地面に落ちてしまう