トホホ・・ウォーキングで股関節が痛い「究極の骨盤リセット・ストレッチ」 福辻鋭記 (監修)
もともと在宅ワークが中心で、なおかつコロナ禍で、めっきり歩かなくなった。特に夏の時期は暑いし、外に出なくなった。一日の歩数が1000歩を切る日も出始めたので、少しずつ動き出した。秋になったので、外に出やすい。ちょっとした買い物も歩いて行ったり、スクワットをしたりしている。そんな中で、ひとつの障害が出始めた。
股関節、めっちゃ痛い
40分~50分、ウォーキングをして帰ってきた後、左の股関節がめちゃめちゃ痛いのだ。そして、その痛みは簡単には取れず、延々と長引いたのだった。運動不足で、動かなきゃいけないのに、運動すると体が痛い。なんてこった。40代で、すでにロコモティブシンドロームじゃないか。
そんな時に、良い本に出会った。根性論で身体を動かしまくるよりも、一歩ずつ確かめながら進むのがよい。そもそも、相当に骨盤がゆがんでいるようだ。このまま歩いても、歪みを助長するだけだと分かった。取り組むのは、骨盤のゆがみを直していくこと。そして、少しずつ運動(歩く距離)を強化していくことだ。
骨盤のゆがみ方(私の場合)
こういう本は、やらなければいけないことが多すぎると、面倒くさくてあきらめてしまう。今まで何冊も書棚に眠らせてきた。しかし、この本は、自分の骨盤のゆがみを自己診断したら、あとは該当するページだけを参照して直していくとよい。骨盤の左右の傾き、ねじれ、前後、開き方、自分の身体の癖を見定めたら、歪みが大きい箇所から取り組むだけだ。
自分の歪みを描いてみたら、こんな感じかな。
学生時代の右肩の故障で、右がガクッと下がっている。それに逆らうように、首は反対方向に傾き。骨盤は右側が上がり、左側が下がり、倒れてしまわないようにバランスを取っている。猫背だったり、前後の歪みもあるんだけど、一番大きいのは左右の骨盤の高さの歪みだ。(免許の写真とかも、顔がゆがんでいる。顎関節も片方がガクガクする。)
座っていると、すぐに右ひざを上にして、足を組んでしまうのは、右肩の下がりに引っ張られて倒れてしまうからだ。なんとか右の骨盤を上げないと、落ち着かないのだ。自覚でひどいのは、重心が偏っている左側の骨盤・股関節の歪みだ。左側の股関節はグラグラしているのが自分でも分かる。そして、ウォーキングをすると、こちらが痛みだす。
歪んだ状態で長距離を歩いたり、運動を強化するのは、余計体を壊す行為だ。ウォーキングを勧めることが多いけど、高齢者も、かなり全身がゆがみまくった状態で歩いている人を見かける。かえって体を壊すのではないかと心配だ。(人の心配している場合じゃない、涙)
左右の骨盤の歪み直し
左右の骨盤の歪みを直すためのメニューはシンプルだ。「お尻歩き」だ。ごくシンプルな動きだけど、骨盤が傾いているとスムーズに前に進んでいかない。事実、私は、その場でひたすら、ひっくり返った虫のようになる。ゆっくりでよいので、少しずつお尻歩きができるようになると、骨盤の歪みが整うことになる。
毎日、スクワットをしたり、呼吸法のトレーニングをする時間を持っているんだけど、その時間の枠で「お尻歩き」もメニューに加えてみた。これから運動を強化するためには、この歪んだ骨盤では、歩けないからね。
人により歪み方は違う
ちょうどよい時に、骨盤ストレッチの本に出会ったのだけど、人によって骨盤の歪み方は違うから、皆一律の体操は勧められない理由がよく分かった。私の場合、左右の歪みが一番大きくて、その次に、骨盤が前傾になっている前後の歪みが大きい。自分の一番弱い箇所から、ちょっとずつ修正していこうと思う。
いやはや、ちょっとは運動しないと・・・と思っただけなのに、気がついたら、骨盤の歪み直しまでしなくてはいけないとは。こうやって、人は徐々に健康になっていくわけだね。健康は、一朝一夕では得られない財産だ。
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大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq)