吉岡朋子 メンタルタフネスラボ

公認心理師、産業カウンセラー、SMT認定講師強みエキスパート。幼少期から心の動きに興味…

吉岡朋子 メンタルタフネスラボ

公認心理師、産業カウンセラー、SMT認定講師強みエキスパート。幼少期から心の動きに興味があり心理学を学ぶ。 メンタルをタフにするためのラフな実験してみたり、メンタルヘルス、強み、マインドフルネスなどについて書いていきます。ストレス解消法は犬と遊ぶことと絵を描くことです。

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6年前の強みと今の強みが変わったことから分かること

M式強み診断を久しぶりにやってみました。前回受けたのが2017年だったので6年ぶりです。果たして、どのように変化するのか、そもそも強みは変わるものなのか・・・?について考えていきたいと思います。 詳しくはこちらの記事を読んでもらえるとうれしいのですが、強みを知ることは様々なメリットがあると思っています。心理、メンタルヘルス、カウンセリングというと、「心の病気」を想像する方が多いかと思います。もちろんそういった問題を抱えている方には適切な対処をすることで改善することができます

    • 気分をあげたい人へ ヘンテコな動きで楽しい気持ちになる

      落ち込んでいたり、気持ちの切り替えができない、嫌な出来事を思い出してしまう時の対処法は様々ですが、対処法としてすぐに実践しやすいのが、行動でのアプローチです。 運動、深呼吸、歩くとき背筋を伸ばす、鏡に向かって笑ってみる、ポジティブな言葉を発する、踊る・・・といったように、方法は様々ですが、こういった行動面からのアプローチは多くの研究からもメンタルヘルスに有効だといわれています。実際に実践している私としても気持ちの切り替えに役立っています。 なかでも面白いなと思ったのが、米サ

      • コミュニケーション上手が自然とやっていることをマネしてみた

        コミュニケーションや人間関係の悩みは、一番身近で繊細です。 職場や家庭、学校、恋愛でも、様々な場面で何かしらの意思疎通が必要ですが、緊張してそっけない返事をしてしまったり、気後れして頭で考えすぎてうまく話せなかったなど、会話でのコミュニケーションに悩まれるケースが多いかと思います。また、コロナの流行により、コミュニケーション不足や人との関係性を発展させる方法が分からないといった悩みも多く聞かれました。 私が思うコミュニケーション上手な人は「挨拶+α」が自然とできている人です

        • 不健康コミュニケーションから健康コミュニケーションでヘルシーに過ごす

          日々、わたしたちは様々な感情と共に過ごしています。前回の記事でも触れましたが、私は現在、はじめての育児(育自)を経験中です。ある日、「育児って聞いてたのと違うじゃん・・・」と思いながら、数年前の講演会で、ウェルビーイング研究の第一人者の1人であり『ハーバードの人生を変える授業』などの著書で知られるタル・ベン・シャハー教授が話されたエピソードを思い出しました。それは、タル氏の奥様が出産されたとき、医師から「これから今まで経験したこともないような感情を抱くだろう。よいもわるいも、

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        6年前の強みと今の強みが変わったことから分かること

          育休中に実践した感情のコントロールが難しいときこそマインドフルネス

          長い間、Noteをお休みしていました。最後の記事からほぼ2年・・・時間というのは過ぎてしまえば、あっというま。 そんな空白の2年ですが、はじめての妊娠・出産・育児に奮闘してました。ホルモンバランスの乱れや睡眠不足、感情のジェットコースターに乗りながらの新しい経験の連続は、感情のコントロールが難しいことがありました。そんな時にも、マインドフルネスは意識するようにはしていました。 有名な言葉ですが、ソクラテスの言葉に「無知の知」があります。無知である自分に気づいた時に、自分と向

          育休中に実践した感情のコントロールが難しいときこそマインドフルネス

          メンタルタフネスでいるために強みを使う

          私はメンタルヘルス会社で仕事をしています。主にカウンセリング、研修講師がメインです。ここ数年「メンタルのタフさ」と「強み」の関係について考えていることをお伝えします。メンタルを強くタフにしたい人は、ぜひ読んでみてください。 もちろんメンタルの強さ・弱さというものは、人によって定義が違います。状況によっても意味合いは変わってくるものだと思います。現時点で私が考える「メンタルタフネスとはどういうものか?」も書いていますので、タフなメンタルへのヒントになれば嬉しいです。 1.メン

          メンタルタフネスでいるために強みを使う

          「はたらく」のその先にあるもの。はたらく目的を考える

          1.4つのはたらく目的あなたは今、何のためにはたらいていますか?生活のため?家族のため?自己成長のため?夢を叶えるため?それとも社会への貢献のため? 答えは当然、人それぞれです。目的に正解も間違いもありません。他人から良い悪いと判断されるようなものでもありません。でも、あなたにとっての「答え」があると充実感、幸福感につながります。 自分が決めた目的に沿って、自分がはたらいていることを知る。この「自分が決めている」という感覚は、自己効力感を得やすくなります。また、自分が決めた

          「はたらく」のその先にあるもの。はたらく目的を考える

          自分を取り繕わず、等身大の自分を開示するメリット

          1.等身大の自分を開示する難しさ先日、ピーター・F・ドラッカー大学院の准教授のジェレミー・ハンターさんのオンライン勉強会に参加しました。この時は、経営者や管理職の方など、社会的地位の高い方も多く参加されていました。 このVUCA時代に、遊び心を持つ必要性やフレキシブルなマインドを持つ方法などのお話しもありました。参加者の方からの質問も意識の高いものばかりで刺激的で学びの多い時間となりました。 そして「等身大の自分を開示する」ことの大切さを再確認することもできました。最近、号

          自分を取り繕わず、等身大の自分を開示するメリット

          やりたいことを実行する思考法

          1.成長マインドセットと硬直マインドセットやりたいと思いながら、なかなか実行にうつせないことってありますか?習慣化された行動以外は、その物事へ取り組む姿勢をかえなければなりません。やらない理由としては、自信がない、失敗したくない、時間がない、お金がないなど、様々な理由があると思います。しかし、それらは「やれない理由」ではありません。 「マインドセット」という言葉は聞いたことありますか?価値観や信念、経験などから構成される思考様式や心理状態などを表した言葉です。 マインドセ

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          メンタル・タフネスラボについて

          1.メンタル・タフネスラボメンタル・タフネスラボでは、タフなメンタルで生きるための情報を発信していきます。人はそれぞれ状況や環境はちがいますし、肉体的にも精神的にも特徴は異なります。それぞれの人が自分の能力を発揮でき、タフでい続けられる「自分に合う方法」を見つけて、メンタルタフネスになりたい人たちと、共にメンタルを磨いていける場所でありたいと思っています。 ここで言う「メンタルタフネス」とは、自分の人生を他の誰でもない自分自身がコントロールしている「自分の人生の舵取りができる

          メンタル・タフネスラボについて

          自分を見失わずに自分らしく生きるための自己認識力

          1.メンタルタフネスになるための自己認識力あなたは自分のことをどれだけありのままに認識できているでしょうか? この、自分をありのままに認識する「自己認識」がメンタルタフネスになるための第一歩です。自分が何者であるか自己認識をすることが、感情のコントロールや能力開発ができる状態を高めてくれるからです。 自己認識とは、 ・自分の強み・弱み、思考や感情、欲求について理解できていること ・自分がそれらを知っているということを知っていること ・または、自分はそれらを知らないということ

          自分を見失わずに自分らしく生きるための自己認識力