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やりたいことを実行する思考法

1.成長マインドセットと硬直マインドセット

やりたいと思いながら、なかなか実行にうつせないことってありますか?習慣化された行動以外は、その物事へ取り組む姿勢をかえなければなりません。やらない理由としては、自信がない、失敗したくない、時間がない、お金がないなど、様々な理由があると思います。しかし、それらは「やれない理由」ではありません。

「マインドセット」という言葉は聞いたことありますか?価値観や信念、経験などから構成される思考様式や心理状態などを表した言葉です。

マインドセットとは「思考のクセ」

このマインドセットで物事への向き合い方が変わるため、マインドセット次第で物事へ取り組む姿勢も変化します。

マインドセットには、2種類あるといわれています。
一つ目は「成長マインドセット」
二つ目は「硬直マインドセット」です。

成長マインドセットは「能力は努力次第で成長させることができる」という考え方であるのに対し、硬直マインドセットは「能力はもともと決められており変わらない」という考え方です。

たとえば、「面倒だな」と思っていることに対して成長マインドセットの場合、「面倒だけど頑張ろう」「面倒だけど経験になる」「やってみないとわからない」と実行に向かって考えられるようになります。
ポイントは、「面倒だな」という思い・感情をコントロールしようとするのではなく、湧いてきた感情や置かれている立場はありのままに受けとめた上で成長マインドセットに切り替えることです。


2.成長マインドセットをオンにする方法

物事をポジティブに捉え、前を向くことがいいことは頭では分かっているけど、実際はそう簡単ではなかったという経験が少なからずあるのではないでしょうか。そんな時に、成長マインドセットをオンにするために「リフレーズ(言い換え)」が役に立ちます。リフレ―ズとは、使う言葉を違う言葉にかえる「言い換え」をするということです。リフレーズはコーチングやカウンセリングなどでも、相手の世界を正確に理解することや言葉の明確化にも役立ちます。
かの有名な蓄音機や白熱電球の発明家のトーマス・エジソンもこのようにと言っています。

私は失敗したのではない。
1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ。

これもリフレーズといえます。

やりたいことややらなければいけないことに対して、やらない理由を並べている時は、硬直マインドセットになっていることがあります。重要なのは、マインドセットは自分の意志によって決定できるということです。ただ、硬直マインドセットのままだと「実行できないまま」という事実は変わりません。
もしも、いつもやりたいと思っていながら、やらずにいたことがあるのであれば、今、自分がどちらのマインドセットになっているか、一呼吸おいて考えてみてください。

3.思考のクセを変えていく

マインドセットによって、日常の行動パターンがつくられています。物事に向き合うとき、その体験から得られるもの、学べることを考えるクセをつけることで、成長マインドセットが育まれていきます。
成長マインドセットを身につけるためにも、まずは、日頃の自分の思考を意識して向き合い、思考のクセに気づき、リフレーズしてみることから試してみるといいかと思います。そして、それを繰り返していくことで、無意識の思考に変化があらわれてきます。

自分の思考は、人間関係や仕事の姿勢・人生において影響していて、とても大切なものと思っています。他の誰でもない自分がしっかりと向き合っていくことが重要なことだと考えています。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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