1か月の休職が、3か月に伸びた日。不安が爆発して涙する
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私は、51歳で会社員。今は、休職中で不安障害の療養中。詳しくは、自己紹介をどうぞご覧ください。今年の4月に心療内科で1か月間休養せよ、という診断書をもらったのですが、1か月後さらに3か月の延長を宣告されました。今日の記事は、3か月延長の診断書を受け取ったその日につけていた日記からお話ししたいと思います。
1か月前の状態
初めて休職の診断書をもらったのは、この日からさかのぼること1か月前。4月の中頃です。その時は、ふらふら感や腹痛がおもな身体の症状でした。ふらふら感は、目の焦点が合わせにくい感じで、たとえばパソコンの画面を見るのが大変でなかなかピントが合わない、といったイメージです。
最初の診断では、ストレスの原因などを質問されましたが、あまりこれといった問題点があげられず、不安障害のテストのようなものをやって、とりあえず1か月、なにも考えずにリラックスする、という治療方針が出ていました。薬も軽い睡眠薬のようなものでした。
このあたりの経緯は、以下の記事にも記載しています。
休職3か月延長ですべきこと
しかし、1か月経ってみると、症状は不安感のパニック的なものになっており、その日の診断では3か月の休職延長です。
その日は、しごとに戻ることを考えた時点で、自分の中で不安感があおられてしまって、どうしていいかわからなくなります。この日は、病院の順番待ちの状態から不安感と倦怠感が出ています。仕方なく、薬をのみ気持ちを落ち着けていました。
この状況について、主治医に話したところ、頓服で飲んでいた「レキソタン」は病気を治せない。レキソタンは症状を和らげるだけで、治療していることにはならない、と言います。飲むとすぐ効き、症状は緩和するが薬の効果は5時間くらいしか有効ではありません。ちゃんと治療するには、抗うつ薬を服用する必要があるというのです。
しかも、抗うつ薬というのは、飲んですぐに効くものではないそうです。毎日飲んで効果が出始めるのに3か月かかると言われました。なので、ちゃんと治すためには、休職期間も3か月とか半年必要なのだと言います。
不安障害の治療の２つの選択肢
つまり、私には不安障害の治療に関して２つの方針が選択できます。
1つめの選択肢は、頓服のレキソタンを使って発作的な症状が出たときに和らげながら「自力」で治す。
２つめの選択肢は、主治医がすすめるように抗うつ薬を継続的に投与して、「薬」で治す。
私は少々考えました。
それまでの1か月間、離れていたしごとや職場の人々への影響を考えました。また、自分の体調のことも同時に考えました。抗うつ薬にそれほど抵抗あった訳ではないのですが、医者も実際にくすりを使うかどうか、2週間ほど時間をくれました。なので、すぐには抗うつ薬を始めませんでした。
医者からは、症状が続くようだとどこかできっとまた抗うつ薬の使用をすすめることになるという言葉をもらって、その日は帰りました。
ジムのプールで泣く
奥さんと今後のことを話しました。治療してだめなら会社を辞める選択肢もありだ、という話もしました。それまでに取りうるオプションもいくつかあるだろうという話もしました。
夕食後、再び、気持ちが焦りはじめじっとしていられなくなります。以前の記事で書いたようにこんな状態のときは、歩くことで気持ちが落ち着くはず。夜20時頃だったので、ジムのプールでウォーキングすることにして、暗い中家を出ました。
3か月の休職を前提に、いろいろな思いが心の中で暴れだします。焦燥感や、あせり、むかむかした感じ。いろいろな感情が出てきて、プールのウォーキングではなかなか気持ちが収まりません。ウォーキングじゃだめだと思ってクロールで泳いでみました。身体的なつらさも感じてきます。しまいには、どうしようもなくなり、ムキになって力任せに泳ぎ始めます。暴れるように泳ぎました。ぐったりしました。腕につけていたスマートウオッチの心拍数は極限？の赤マークを示します。そして、涙が出てきました。プールからシャワーに移動しましたが、涙が止まりません。シャワーの水と一緒に涙が流れていきました。
結局、3か月の休職延長が決まったこの日、頓服の薬は2錠。1日の上限のくすりを飲まないとダメな日になりました。
現在の治療の状況
この記事を書いている現在。3ヶ月の休職をいい渡されてから3週間ほど経っています。上で書いた2つの治療方針のうち、「自力」で治す方向で進んでいて、抗うつ薬はまだやっていません。
自力で治すために、瞑想や、日々の1時間の散歩、前向きな考え方ができるようないくつかのアクティビティを一人でやっています。頓服のレキソタンの服用も減ってきています。
このまま自力で治すことができるのか？
今後の展開をお待ちください
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