私が旅をする理由

読んでいただきありがとうございます。
私はワクワクや経験を語る東北大学生です。

今日は「私が旅をする理由」というテーマで、
旅をするモチベーションについて話したいと思います。

あなたが旅行をするとしたらその理由はありますか？
「非日常を楽しみたい」「余暇に静かなところでリラックスしたい」
「多様な価値観に触れてみたい」「理由はないけどワクワクしたい」
人によって様々あると思います。

どんな理由であっても、あるいは理由がなくても何かきっかけがあって旅をすることが多いですよね。理由は人によって様々でこの質問をするたび毎回私自身もワクワクさせられます。

私が旅をする理由は、
「マイノリティになるため」です。

と言ってもよくわからないかもしれませんね。
私は家庭の事情や大学のサークル等の活動の影響で日常的に留学生や外国人の方々と話す機会が多くありました。その中でよく感じていたことは、留学生と日本人の「違い」ではありません。「共通点」です。文化や言語が違っていても同じものを見て感動し、同じタイミングで笑い、お互いに泣きながら別れる。そういったことが多くありました。人間の本質的な部分は同じなのかもしれませんね。そのように生活していく中で考えたことがありました。それは、高校、大学と進んでいくうちに似た環境で育ち、同じようなことに興味をもち、同じような生活を送る人たちが周りに溢れていたことです。同じような行動をしているからこそ、同じように思考をしたり同じことで感動したとしてもそこまで驚きはありません。「同じことで驚く」そのことが留学生と生活していく中で実現したからこそ”同じ”ことに疑問を持つようになりました。自分が普段いる環境においての”自分"はマジョリティの一部でしかないと実感するようになりました。そこで、自分がマイノリティになってみることで”外国人”となり、どのような感情の変化があったりどのような痛みを感じたりするのかを見てみたいと思うようになりました。それは、海外でなくても日本においても同じことです。地域によって文化や習慣は異なります。別の地域に行けば自分はよそ者でしかありません。「よそ者というメガネをかけて見える景色を味わいたい。」それが私の旅をする理由です。