はじめまして。犬田メメです。 〜自己紹介〜
はじめまして。犬田メメです。
知り合いからは「めぬー」「めぬ」ともよばれます。
このnoteは、ひたすら私の紹介をしていきます。
今やっていること(仕事)
いまどきな言葉で表現すると「スラッシュワーカー」という言葉がしっくりきます。複業者です。
メインは会社員として、とあるIT企業にてマーケティングのお仕事をしています。副業OKの会社制度をフル活用し、個人事業主としても開業しながらジャンル問わず広くお仕事をしています。
現在(2022.11時点)のお仕事は
がメインとなっています。(会社員以外)
どの会社さんも楽しくやりがいあるお仕事をさせていただいており、心の底から感謝感謝です。
また「お仕事」ではありませんが、
の更新にも力を入れています。
これまでの業務経験はのちに記します。
価値観の原体験
だらだら生い立ちを語ることもできるのですが、何者でもない人間の生い立ちを数千字読むのはしんどいこと このうえないと思うので、
私の価値観、とその原体験をあわせて、生い立ちについて軽く触れていこうと思います。
スラッシュワーカーを選ぶ理由
よく、スラッシュワーカーや副(複)業ときくと、お小遣い稼ぎという印象をもたれる方も多いと思うのですが、私はそもそも「そういう働き方がしたかった」ので選んだ働き方です。
私の実家は熊本で、祖父母の代から居酒屋を経営していました。そして、両親が世間一般でいう"定年"になったことを機に閉店しました。
個人経営の居酒屋というのは、ひとりで接客もすれば、仕入れ、料理をして、ときには販促をして……とさまざまな業務を行います。幼いころからその様子を見ていた私にとって、仕事とはそういうものだったのです。
社会人になって、当たり前ですが事務職は事務をし、営業は営業をし、と分業と専門性が高まっていく様子にギャップを覚えました。
当時は広告代理店にいたのですが、「Photoshop使えるし、営業だけど自分でバナー作っちゃダメなんかな……。」「全然部署が違うけど、あの部で考えている販売促進企画、私も参加したいな……。」部署や職種を超えてやりたいことが散乱する自分は「飽き性」で楽しいこと好きの「ミーハー」なのだなと、欠点のひとつとしてとらえていました。
代理店を退職し、今の会社(副業OK)に勤めだした頃、
こちらのnoteでも反省を踏まえて書きましたが、縁あって副業のお仕事をいくつか体験させてもらいました。
そのとき、今日はwebデザインをやっているけれど、明日はPR記事を書く、という万屋(よろずや)のような働き方が「自分にぴったりだ」と実感しました。
当時は、自分のこの性格や特性を言いあらわす言葉がホリエモンの「多動力」しかなかったのですが、近年「マルチポテンシャライト」という表現がうまれ、改めて「これは欠点ではなく特性」と認識することができました。
そして、私は現在、
とある日はInstagramの投稿画像を一生懸命つくり、とある日はwebライティングをして、とある日は企業や団体向けにSNS運用方法の講師を務めたり……といった生活を送っています。(改めてですが、1日8時間前後は会社員でマーケティング部署にいます。)
中小企業・商店のサポートがしたい
前述のとおり、私の実家は居酒屋でした。
私が実家にいた頃というのは、地元熊本にも激安居酒屋(笑○、白○屋など)が大量出店して勢いがあった時代でした。地元居酒屋よりも価格帯やシステムが目新しく魅力的なお店へと客足は遠のいていきました。自分たちの努力不足もありましたが店を開けてもお客さんが1人も来なかった、という日も週に1日程度うまれます。
当時はInstagramもなく、食べログも流行する前で、もちろん自社サイトなんてありませんでした。個人経営の厳しさ、ノウハウのなさによって立ち尽くすしかない場面を何度も味わってきました。
素敵な場所・商品は、それが素敵だと誰かに伝わるすべがないと、存在に気付いてさえもらえない、という経験から、あのとき「私が救えなかった実家の居酒屋」をまた生みださないよう、中小企業や個人の商品PR・ブランディングに尽力したいという想いがあります。
小さな居酒屋に、皿洗い専門のバイトは雇えません。接客も料理も掃除も、看板書きもできる人材が欲しかった。
だから私は、
ライティングスキル、デザインスキル、事業計画(PL)のプランニング、SNS運用、など自分にとりあえず必要なスキルはインストールしてみた!必要なスキルを必要なぶんだけ、必要としてるひとのために使いたい!もしくは、総合格闘技のように全部を活かした事業貢献をしたい!そんな想いでいるのです。
具体イメージとしては、立ち上げたばかりのベンチャー企業の2番手3番手に、1人いるとメッチャ助かる人物、です。
これまでの業務経験(副業)はこちらです
スラッシュがいっぱい。スラッシュワーカー。
会社員経験は、さらに下に記載しております。
生き方の多様性の発信
私はたびたび「生き方の多様性を伝えるメディアをやりたい」「記事を書きたい」といっています。
その原体験は、やはり自分自身の就活時期にありました。私は生まれも育ちも熊本県で、大好きな土地である一方で「ムラ(村)だな」と感じる場面も多く、できるだけ早くこの地を飛び出したい、と思っていたことも事実です。
そのへんの感情はこのあたりのnoteにあるので割愛。
地元愛はひとぞれぞれなので、地元を飛び出すことこそ「正」とはまったく思いません。その一方で、同級生が地元で就職をする理由は「地元を出ていくのが怖いから」「自分(みたいな田舎者)が、"外"に出て行ってまで働ける自信もスキルもない」が大半でした。
私にもその呪い(のろい)がなかったわけではないけれど、その時代にだけ発揮された「鈍感力」で、気づかないふりして就活していたのです。
”外”の世界の情報がない、自分の可能性を信じられない、自分にやりたいことや得意なことがあっても所詮井の中の蛙なのだろうと諦めている、そもそも選択肢が見えていない、これらは当時の私たちには重く重くのしかかっている課題でした。住む場所はどこであれ、何かの箱に自分を押し込めて生きている(しかも、無意識に)子がたくさんいました。
私は結局、上京して、精神病んで、1社目を退職したので「地元を出て正解」だったわけではないけれど、ひとつ何かの呪縛から放たれた経験は何にも代えられないものでした。
今もまだ、あの頃私が直面していたような「見えない天井」に抑えつけられて選択肢を知らない子たちがいるのなら、生き方の多様性を届けたい、そう想っています。その方法のひとつとして、自主企画のインタビュー記事の執筆を進めています。
また、ご縁をいただき「SHElikes」という女性限定キャリアスクールでキャリアプランナーとしても働かせていただいています。
キャリアや生き方に迷っている女性、動き出そうとしている女性とお話しながら一緒に未来設計ができる素敵なお仕事です。
一見、謎なキャリア変遷
私の「会社員」としての職歴を並べて書くと、わりと「ハテナ」がうまれます。
▽代理店時代
▽現職
なんで営業がwebデザイナーに?編集に?M&A???、一見するとジョブホッパーのようにも見えるのですが、わりと自分の中では、特に転職以降においては軸があります。
正直、代理店時代はベンチャー企業だったということもあり、体制変更や上層部の意思でブンッブン部署が解体と創立を繰り返し、そのたびに我々下々はあらゆる職種を飛び回っていました。結果的に、どの経験も糧になっているのですが「自分の意思」で動いたわけではなかったのは確かです。
転職の際に重視していたのは「副業ができること」という制度面の他「事業の意思決定に携われる仕事であること」でした。
当時、上層部の「こんなことやりたい」という、ふっと湧いた案がその意思決定の背景を知ることもなくどんどんトップダウンで降りてきて「やる意義」や「目的」に腹落ちしないまま振り回されている自覚があったためです。考えるな、感じろ、の世界でした。
そのため、転職先では「なぜそのサービスが必要か」「なぜその手段をとるのか」の意思決定に携われるポジションで働きたい、と思っていたところ、まさに出会えたのがビジネス開発という職種でした。
そこでは、なるほど、弊社はこの事業においてはここが弱点だからこういう施策をとるのだな、といった考え方を現場で学ぶことができました。
その後、部署が二手に分かれ、私はビジネス開発職の中でも「資本提携」が絡む案件の専門チームへと進みました。
そこでは、生まれてはじめて「財務諸表」に向き合い、金融の専門用語にまみれ、仕事の難易度に何度も挫折を味わいました。当時に戻りたいかと言われると、全力で首を横に振るのですが、一方で財務諸表から企業の状態を読み解くこと、出資検討会社のPL(事業計画)を見て、何が問題なのか、何がKPIかを読み解いてときには"叩く"こと、法務的知見などいくつもの財産を得ました。
ときには対象会社に出資したり、業務提携をして新しいサービスをリリースしたり、M&Aで合弁会社をつくったりなど、さまざまな事業の立ち上げに携わることができましたが、「立ち上げ屋」に留まっている状況を変えたいと感じる頃でもありました。
事業の意思決定に携わりたいという想いからビジネス開発へ。そしてそれが達成されて事業や会社を立ち上げるすべを知った。じゃあ、次はそのサービスやモノ・会社がちゃんと世に広まっていくフェーズに携わりたい。その想いで上司に相談し、マーケティング部署への異動が叶って今に至ります。
母に、喜んでもらいたい
最後です。
結局、結局、私はここに行き着きます。
私には、この世でいちばんかわいい存在、母がいます。
まぁ当時だと珍しくはないですが、保育士として働き始めて間もなく父と結婚(見合いだったかな)し、25歳で長男を生み、それ以来ずっと2男1女の母として私たちを愛情たっぷりで育ててくれました。
母は、箱入り娘で世間知らずの面があります。
大人になって母と2人旅をすると、母はお酒に酔いながらいつもいいます。
「お母さんはね、世間知らずで、女性がもっと働いてもいいんだって知らなかった。結婚と言われたら結婚しなきゃって。お母さんは"自分で稼ぐ"っていう経験がとっても少ない。だからね、メメちゃんを見てると本当に誇らしいの。自分で東京に出て行ってね、自分の力でお金を稼いで、ひとりでたくさん旅行したり、なにより自分自身を食べさせていけてる。こうやってお母さんを旅行にも連れてってくれて。お母さんは、おばあちゃんにそんなことひとつもしたことがない。本当にすごいと思ってるの」
と。
実家がそこそこ裕福だったくせに、なぜか嫁いだ先の父は超がつく甲斐性なし、貧乏性、宇宙人、というどうしてこんなことに…….状態のなか、貧乏&ボロ家で父からお小遣いもロクにもらえず10年物のユニクロを着回し、苦労してきた母。
私は、母ができなかったことを、母が歩んだ道の別の世界線を進んでいるのかもしれないなと思ったのです。正直なところ、母にとっていちばん見たいものや「幸せ」は私が結婚することや孫を見ることかもしれませんが、母は何も言いません。
そんな想いに私はまた少し蓋をしつつ、でも逆に「自分が自分の意思で好きなことを仕事にして、しなやかにたくましく生きていく」ことだけは、母の代わりに精一杯やり遂げたいと思っているのです。
私は、母に言えないやましいことはしない、怪しい仕事はしない。でも、母にいつだって誇れる自分でいるために選択を続けていく、これだけは自分のなかのブレない価値観です。
本業でも副業でも、何か自分の携わった仕事が世に出たとき、私は今でも必ず母に見せます。プレスリリースや、私の制作物を見せます。そして、いつも褒めてくれます。
私は、母と私という2人の女性の生き方を肯定するために、これからもお仕事と生活を続けていきたいです。
これからやりたいこと
現在 ⇨ 過去 と話を続けてきたので、最後に未来のことについて書いて終えようと思います。
本当は、K-POPオタクとして世界を飛び回ったことなどおもろいネタはあるのですが、noteの別記事として書きます。このnoteの一番最後には、私の考え方やひととなりが察しやすいnoteもいくつかペタりしておきます。
さて、本題。
この自己紹介と時期を同じくして
お仕事依頼用の記事をしたためました。
いわばポートフォリオnoteです。
そこにほとんどのことは書いたのですが、
ヒトとモノに対して誰よりも傾聴し、その魅力を文字でアウトプットしたい。そしてそれは、手触り感があって温かみのある文章でありたい。そう思っています。
もっと言うと、私はHSP(繊細さん)で不眠症。
何かがいつも不安で、その不安が何か特定したくて目がギンギンのまま夜明けがくる。
なので、同じ女性が「明日を楽しみにして眠りにつける」コンテンツを発信していきたいです。明日、あのお店に行ってみよう。明日、あの人の本を読んでみよう。「今日はもういいや、明日に備えてもう寝よう」と思えるものを。
そして、これを書いている2022.11現在では自主企画のインタビュー記事執筆に熱量もって取り組んでいるのですが
「ヒトの話を聞くのが好き」という個人的感情からステップアップし「ヒトの話を聞くスキルをもっている」という揺るぎない実績と信頼がほしいなと思っているところです。
なので、コーチングの勉強に取り掛かってみたいと思っている今日この頃です。もしくはインタビューに強いライタースクールにも通ってみたい。
思い立ったらなんでも始めてしまう長所と、なんでも同時並行しすぎてぐちゃぐちゃになりがちという短所をあわせもっているので、今はインタビュー企画に集中し、年明けを目途に傾聴とアウトプットのスキルをどうやってつけていくか・本当に必要か、を向き合って考えたいと思っています。
「好き」にスキルと実績が伴う自分へのステップアップが2023年の目標です。
参考note
ここまで読んでくださりありがとうございました。たぶんここまでで5,800字ほどありました。
最後の最後に、この自己紹介エントリーでは割愛したようなネタの、"何でもないnote"をペタっと貼っておきます。あぁ、こういうヤツなんだなとお察しいただけたら幸いです。
▽好きを極めたくないなの話
▽過去を改ざんしたいなの話
▽募金を始めた話
▽フットワーク軽くいたいねの話
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