犬田メメ(めぬ)

なんかこのインタビューすき。を手がけるインタビューライター。noteでは、難儀な性格溢…

犬田メメ(めぬ)

なんかこのインタビューすき。を手がけるインタビューライター。noteでは、難儀な性格溢れるエッセイと自主企画のインタビュー連載を書いています。|HSP、悩むのが得意、刺繍とミニチュアとシルバニアが大好き、複業ワーカー、熊本県出身、東京暮らし、30代|

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    私が「これすんごいイイ」と思ったものを心のままにおすすめするマガジンです。ご購入は各公式HPよりどうぞ。

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    2022年9月の「note1ヶ月チャレンジ」を軸に、書きたいことをを瞬発的に書けるための短文エッセイ放り込みマガジン (1000字程度)

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副業初心者に伝えたい「せっかくいただいたお仕事が続かなかった」2つの理由

私は会社員と副業のWワーカーだ。 正確には、Wどころかトリプル、クアドラプル……といった具合でわらじを履きまくっている。 この生活スタイル、つまりはじめて本業(会社員)以外にお仕事をもらえるようになったのは2018年頃のこと。シンプルに副業OKの会社に転職したということと、前職を辞めた先輩方の多くが「起業」していたという特殊環境に背中押しされた。起業した先輩の事業の一部(webデザイン)を手伝わせてもらったことが副業はじめの一歩だった。 そこから5年ほどの月日の中で、自分

    • 一人用ボードゲーム「コーヒーロースター」に魅せられて

      明けましておめでとうございます。(今……) 新年初noteは元気よく「ボドゲデビューしたよ!」のご報告から。 2024のやりたいこと・ボドゲデビュー年の瀬に「来年やりたいことは……」とちょこちょこと書き始めていた2024年のやりたいことリスト。そのうちのひとつを早速完了させた。 「ボードゲームデビュー」である。 きっかけは、わたしの大好きなドラマ「ソロ活女子のススメ3」の第4話「ソロボードゲーム」回。ソロ活を愛する主人公・五月女恵(さおとめ めぐみ)が一人でボードゲームカ

      • 人生ではじめて1年以上日記が続いたことのご報告

        自分が一番驚いている。 苦節20年以上、日記が1ヶ月以上続かなかったわたしが。 なんと現在進行形で1年3ヶ月以上日記が続いているという人生初快挙の記録とその方法について書いておこうと思う。 日記挫折組の誰かに刺さればいいなと思いながら。 "1日"をうまくまとめようとするから続かないお正月、4月や10月に会社の年度が変わったタイミング、誕生日……。 「日記・手帳でも始めるか」と決意したくなるタイミングはそこらじゅうにある。そしてその"そこらじゅう"を踏み歩くたびに、形から

        • 暮らしには「たぬき」が足りなかったのかもしれない

          どん どどどん 買いました。白いたぬきを。 どう?きみの生活に、たぬきは足りてる? わたしは成ったよ。たぬきを持っている側の人間に。 たぬきがいた生活わたしは特殊な環境で過ごした。 そう、日常にたぬきがいる生活だ。 両親は熊本でちいさな居酒屋を営んでいた。 超地域密着型な店で、店名はたぬきにやや縁のあるものだった。 父が着ていたTシャツ(仕事着)もバックプリントにたぬき。使っていたマグカップもたぬきモチーフ。店の入り口には、みんなが一度は居酒屋の店先で見たことが

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          HSPの気づき・不安定なときこそエンタメに触れるといいみたい

          きっかけはDaiGoのYouTube ある日たまたまYouTubeのオススメに流れてきた、メンタリスト・DaiGo氏の動画。HSPの特性について語る内容で、そわっと気になって深夜2時に視聴してみた。そんな何気ないきっかけで摂取した動画で、ちょっとうれしい情報を得たのだ。 「HSPは環境メリットがめちゃくちゃ大きい」というもの。端的にいうと、いい環境にいればいいメンタルや行動へと飛躍していくらしい。ネガティブな環境にいるときにどんどん落ち込んでいく性質を逆手にとったパターン

          HSPの気づき・不安定なときこそエンタメに触れるといいみたい

          「経験を捨てずに生かす」元理系研究者が見つけたインタビューライターの道

          異業種への転身は、これまでのキャリアを捨てるということなのか。今に大きな不満があるわけではないけれど、まったく別の道に、なりたい別の姿が見えている。現在進行形でそんな悩みや考えごとを抱えているひとも多いのではないでしょうか。 今回は、製薬会社の研究職からインタビューライターへと転身した「みのり」さんに、現在にいたるまでの経歴と思考の変化についてお伺いしました。また、普段あまり聞く機会のない「研究者」のお仕事内容もたっぷりと教えていただきました! 毎朝5時半に活動開始——1

          「経験を捨てずに生かす」元理系研究者が見つけたインタビューライターの道

          苦手なものを知ってもらうということ

          これは最近、わたしが努めていること。 苦手でも できちゃうこと わたしにとって「苦手なもの・こと」とは、一部を除けば「どうにか頑張れば乗り越えられなくはないこと」とイコールだった。"一部"っていうのは、ど~~~がんばっても鳥類の見た目が恐ろしくて苦手だから、鳥類に触ることや動物園の鳥獣エリアに行くことだとか。これはどう頑張ったってできない。 その他の……たとえば「生トマトが苦手」だとか「大人数が集まる交流会が苦手」なんかは「チーズと一緒に食べればなんとか食べられる」、「

          苦手なものを知ってもらうということ

          未来のわたしに、今日のわたしの感情を手っ取り早く伝えたくはないな。|さみしい夜にはペンを持て

          狭い我が家は、当然本棚のスペースも限られていて。 そんな厳選書籍しか鎮座できない本棚に、「この本はここに並べておきたいな」と思える本とひさしぶりに出会えたので、ご紹介。 「感動した」ってほんとの気持ち? この文言は本の帯にも書いてあって、なんとなくそのたった一文が自分の「もやもや」や「うしろめたさ」にビタッと張り付いた気がして手にとった。 わたしはたぶん、書くことが得意なほうだ。 ライターをしているなら、そらそうやろという話とは別だ。ライターとしてのスキル云々の話ではな

          未来のわたしに、今日のわたしの感情を手っ取り早く伝えたくはないな。|さみしい夜にはペンを持て

          ありがとう、整くん

          ※このnoteには末期がんだった父の最期の様子が含まれます。苦手な方はまた別のnoteでお会いしましょう! ミステリと言う勿れをまた観ている 地上波に心惹かれない日が続いて、Tverを立ち上げてみたら、ビションフリーゼみたいな菅田将暉がいた。 既に2022年の冬に一度観終わったシリーズだけど、菅田将暉演じる久能整(くのう・ととのう)くんのキャラが好きで、また観てみようと再生ボタンを押した。 まさか泣かされるとは思わずに。 第一話、伊藤沙莉が演じる風呂光聖子(ふろみつ

          ありがとう、整くん

          KADOKAWA「仕事につながるライター養成講座」を卒業しました!

          【23/6/12 追記】 2期の募集始まったみたいだよ! ==================================== そ、卒業という概念はたぶんないんだけど……! 要は全5回の講座を受講し終えました! ずっと書きたいな~と思っていたので、この講座を選んだきっかけ、受講中に意識したこと、感想などをnoteにしてみます。 素敵な講座だったので、第2期があってほしいなという願いを込めて、もし第2期の募集があった際に口コミを調べるどこかの誰かの役に立ったらうれし

          KADOKAWA「仕事につながるライター養成講座」を卒業しました!

          明日も明後日もそこに居るみたいに

          やっぱり想像は想像でしかないんだなぁと日々感じている話。 先日、父がお空へ行きましたとnoteに書いたけれど、もうすぐあっという間に亡くなって1ヶ月が過ぎる。は、早すぎ……っ 亡くなる前は、たとえば父が愛用している財布や自転車なんかを見ながら「あ~これは亡くなったあとに父のことを思い出して泣きそうだな~~」なんて想像していた。 けれど不思議なもので、モノとしてそこに存在するものたちには意外にも「父はコレ好きだったよねぇ」という温かい思い出しか浮かばなかったのだ。 悲し

          明日も明後日もそこに居るみたいに

          スイカを食べるたびきっと思い出すよ

          5月10日、一粒万倍日の大安吉日に、父が天国へ旅立ちました! 医師の診断から1年11カ月の闘病生活でした。 入院はしたくない、という父の願いを尊重し、ストーマ手術以外はすべて自宅で過ごし、最期のそのときも朝8時に母と私のいる場でゆっくり呼吸が止まりました。 お葬式前後で出会った方々からは口々に「お家で最期まで過ごすなんて誰もができることじゃない、どれだけすごいことか」と言ってくれて。つらい闘病生活ながらも、父の最大限の望みが叶っていたとしたらうれしいな。 父永眠のnot

          スイカを食べるたびきっと思い出すよ

          「働くために生まれたんじゃない」34歳で見つけたコミックエッセイという自己表現

          「そのひとが、ただそのひとらしく生きているだけで、励まされることがある」そんな感情を抱かせてくれるコミックエッセイに私が出会ったのは約1年半前。 フラれたことも、つい夜食にラーメン食べちゃうのも、失敗も、成功も、赤裸々にコミックエッセイにして発信する「みくるべみえ」さん。 今回は、ダ・ヴィンチWebでも連載経験のあるみえさんの、コミックエッセイへの想いや、フリーター歴13年から今に至るまでのエピソードをたっぷりお伺いしました。 激動の3ヶ月——みえさんはさまざまなお仕事

          「働くために生まれたんじゃない」34歳で見つけたコミックエッセイという自己表現

          ゴールデンウィークは、俳句・短歌でもどう?

          最近、「俳句」と「短歌」にハマっています。 ゆくゆくは"詠みたい"とも思っているけど、今はひたすらその魅力をインプットし続けているフェーズ。 今日は「俳句、短歌ってたのしい……っ!」と思わせてくれた3冊を紹介します。俳句1冊、短歌2冊。 なぜハマっているのか?というと、 自分も「文字を書く」職種の端くれなので、俳句や短歌をインプットすることでシンプルに文字情報の取捨選択の手がかりを得られるんです。 こんなに冗長的に書かなくても、100文字を2文字でバシっと伝える熟語の存

          ゴールデンウィークは、俳句・短歌でもどう?

          我が家にやってきた、南部鉄器のツバメ

          ついに。ついに。 ずっっっっと憧れていた「南部鉄器の鉄瓶」を買いました。 見て、この全方位の美しさを。 万年鉄分不足の私は、以前から鉄瓶に興味があって。 合羽橋やネットでウィンドウショッピングを楽しんでは、その値段にひよったり「デザインが渋くて(そこがいいところなんだけど)、明らかに家で浮くよなぁ」など悩んだりしていた。 そこで、たまたま出会ったのがこの鉄瓶。 もう一度フォルムを見てほしいのだけど、その名も「スワローポット」。 伸びやかな取手に、蓋の持ち手だけが木製

          我が家にやってきた、南部鉄器のツバメ

          コーラも確かに好きだけど

          東京に出てきて10年以上が経つ。 20代前半の頃は特に年に一回、年末年始の数日帰省すればいいほうで「面倒だし飛行機バカ高いし今年は帰省ナシ!」なんて言っていた年も1、2年くらいあったと思う。 上京してからこれまで実家に帰省した時間をぎゅっと圧縮したとて「365日」に満たないんじゃないかしら?と思うと、ものすごく惜しいことをしてきたような気もする。 そんな日々の中で思うこと。 「父と母の中にいる私が、まだまだ少女だわね……!」ということ。時が止まっているのだ。 たとえば、

          コーラも確かに好きだけど