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有休いただきます!車なし女子一人旅in沖縄の記録

前回(そんなものはない)までのあらすじ

仕事量と仕事ストレスがピークに達していたわたしはANAセール開始時間、スマホを握りしめていた。そして、有休取れるかわからないし旅の目的もないけど、とりあえず東京を出たくて沖縄行きのチケットを2泊3日で取ったのであったーー。(片道8000円とかだった本当にセールありがとう)

まずは東京を飛び出すんだ。

社用PCも持っていかず東京を出るんだ。とにかく沖縄に逃げるんだ。やることは沖縄に行ってから決めたっていい。そんな気持ちでチケットをとった。

シーズンとはいえぬ4月の沖縄。むしろ閑散期といわれているそうだ。ただ、海水浴したいタイプの人間ではないのでむしろ暑さが本格的になる前に沖縄で遊べる、わたしにとってはベストシーズン。

「車なし 女 ひとり 沖縄旅行」で検索し、なんとなくの旅程をイメージしようと思ったけれどいまいちこれだというブログやweb記事がヒットしなかったので、わたしの今回の旅程を書き残しておく!!!


旅の目標を決めよう

※旅行日記だけ見たい人は読み飛ばしてね☺️
手前味噌だが、わたしはソロ活や一人旅の自称・手練れだ。専用のアカウントで情報発信もしている。

ということで、一人旅の満足度を最大値まで高めるためには旅の目的(目標)を決めることだ。ただし、あれやりたいこれやりたい!というものではなく「最低限これができれば満足」を絞り込むことだ。

今回わたしが定めた旅の目標はこれ。

  1. 美ら海水族館に行く

  2. Barに行ってみる(現地の人とコミュニケーションとる)

  3. タコライス食べる

たった3つ。
この3つができれば、たとえ他の時間ホテルに篭っていたとしても「沖縄来てよかった〜」と思える。そんなハードルを設定しておくのが一人旅を楽しむコツだ。

なにせひとり。そしてわたしの場合はペーパードライバーで運転もできない。あれもこれもと理想を抱いても時間の制約で叶わずそれがかえって旅行残念感になるし、なによりリフレッシュできない!

ということで、この3つを大切にしながらゆるりと沖縄楽しんできたよ、のメモを。どうぞ。

1日目・那覇市であそぼ

◆旅程(時間はざっくり)
12:30 那覇空港到着
13:00 空港でステーキ食べる
〜移動〜
15:00 免税店でショッピング
16:00 やちむん通りで焼きもの物色
18:00 アグー豚しゃぶ食べる
20:30 地元Barで交流
0:00   深夜のつけ麺

2日目は一度も行ったことのない「美ら海水族館」に行くことを決めていたので、いろいろ出歩けるのは初日のみ。(美ら海水族館は那覇から往復5時間以上かかるからね!)

というこで初日は、那覇周辺で気の向くままにエンジョイ編。

13:00 空港でステーキ食べる

奮発してサーロイン

空港着いた。腹減った。というこでまずはお昼ご飯。
「じゃあ、霜降りせいやが話していた空港内のステーキ屋さんいこ〜〜」ということで、やってきたのは『ステーキハウス 88 那覇空港店』。

「霜降り明星のオールナイトニッポン」で、空港でステーキ食べて飛行機乗り遅れかけたというエピソードをなぜか色濃く覚えており、若干聖地巡礼の気持ちで。うまーーーー!沖縄、いい滑り出し。

15:00 免税店でショッピング
お腹いっぱいになったら、ゆいレールで移動。荷物をホテルに置きに。今回は2泊ともおもろまちのホテル。

これは全然知らなかったんだけど、おもろまちにはどデカ免税店ビルがある(沖縄から飛行機移動する人であれば日本人でも免税品を買える)。だったら寄ってみよ〜ということで、まんまとキールズの美容液買った。商品の受け取りは帰りの空港で。

16:00 やちむん通りで焼きもの物色

国際通りから徒歩圏内にある(絶妙に牧志駅からも美瑛橋駅からも歩く)、『壺屋やちむん通り』へ。焼きもの屋さんがいっぱい並んでいるエリア。

ヤッチとムーン』や『guma guwa(グマーグワー)』などでか〜〜〜わいい焼きものをウィンドウショッピング。物欲が止まらない。最終的に実家用のお土産としてちっちゃいシーサーを買った。

18:00 アグー豚しゃぶ食べる
晩御飯どうしようかなぁと考え、やっぱしゃぶしゃぶ好きとしてはアグー豚のしゃぶしゃぶは外せないでしょうと。国際通りのほうも散策したかったので、その周辺でGoogle Mapで店探し。口コミがよかったことと、半個室(なので一人客も目立たない)という情報を得たため『しゃぶ邸 慶 那覇店』へ。

一人前

おいしかったーーー!お肉、甘い……。〆は沖縄そばか雑炊を選べるが、このお出汁なら雑炊の方が合いそうかなと思い雑炊でオーダー。最後までおいしかった……。

もずくは酢ではなく出汁で

コースの前菜3種は、海ぶどう、出汁もずく、ジーマミー豆腐で"沖縄来た感"をワンプレートでさくっと味わえるのも◎。

ちなみに、18時の予約時間まで1時間ほど空きがあったので立ち寄ったカフェ『Cafe Planta』もとってもよかった。東京でこの価格帯ではお目にかかれない、大サイズのアイスアップルティー!何より男性の店員さんのホスピタリティが素晴らしかったっ!

大容量アイスティー

20:30 地元Barで交流
食後、国際通りをぶらぶらしつつ『THE KUCHA』の泥パック買ったり『首里石鹸』で友人用のハンドクリームを買ったり。旅の目的のひとつである「Barに行く」を実行すべく、Mapで近場のBarを探しながらのんびり散策。

口コミを見つつ、謎の嗅覚で「これだ!」と思ったBarへ。国際通りからやや奥まったエリアにある『Bar BAOBAB』。お店を外から眺めると、照明がほぼ真っ暗。ただ「OPEN」という看板が出ていることだけを頼りに勇気を出して扉を開く……!

柑橘×泡盛

入店時点ではお客さんはおらず、BGMも流れていなくて照明も暗い店内は、エキゾチックな店名どおりにまるで森の中に来たような雰囲気。ワイルドな木製家具や内装。旅客の一期一会モードのメンタルじゃなかったらひよっていた。

「逃げるな……この旅の目的のひとつ、地元民とのコミュニケーションをとるんだろうが……!!」と奮い立たせ、カウンターへ。出迎えてくれたマスターは温和な方で、にこにこやさしく会話してくれて感謝……ッ。泡盛を使ったフルーツベースのお酒をリクエストし、クランベリー×泡盛、柑橘×泡盛の2杯をつくってくれた。どっちも飲みやすくてとっっても美味。

途中、近くでクラフトビール店を営んでいる移住歴20年のお兄さんもカウンターの横に来て、最近始めたという船釣りの楽しさや魚ってやっぱ美味すぎるよねという会話を3人で盛り上がれた。旅の目標、超過達成。えらい。

0:00   深夜のつけ麺
沖縄在住民と楽しく語れた〜とホクホクの気持ちでタクシーに乗りホテルへ。あんだけ鍋食って、飲んだくせに、小腹が空いてしまった。怖い。調べると深夜営業している人気のラーメン屋が徒歩圏内にあるということでてくてく向かう。デブ旅。

ゆず魚介豚骨ラーメン

人気店のようで0時過ぎでも10人以上待ち。東京・新宿が本店だけど、新宿はなかなか行く用事ないから嬉しい。つけ麺おいしかった〜〜!そしておやすみ〜〜〜〜!

2日目・美ら海水族館Day

◆旅程(時間はざっくり)
8:30  那覇空港発の長距離バスへ
11:30 美ら海水族館 着
14:00 海洋博公園をぶらぶら
14:45 備瀬のフクギ並木へ
16:10 那覇空港方面行きのバスへ
19:00 地元居酒屋を堪能

6時台に起床。しっかり朝ごはん食べる。
12時前には『美ら海水族館』に着いていたかったので、8時台の那覇空港→美ら海水族館バスへ。

ホテルは絶対朝食つきを選ぶよ 盛り付けセンス皆無

いっこ失敗だったのが、那覇空港→美ら海水族館行きはどのバス会社のバスに乗っても料金は一緒だと思っていたものの、バスによって片道1000円近く違う!

行きは琉球バス交通(117系統)を利用して片道2880円。帰りはやんばる急行バスを使って片道2000円くらい。学び。

11:30 美ら海水族館 着
14:00 海洋博公園をぶらぶら
いざ美ら海水族館へ。この日は金曜だったけどそこそこ混んでいる。人気。

ジンベエザメ!ご飯シーン
幻想的だわ
親近感

室内、屋外のブース余すことなくもりもり歩き回った。イルカショーも見れた。2時間くらい水族館を楽しんだら、海博公園のビーチに行って写真を撮ったりキッチンカーでお昼を食べたりして満足◎。

14:45 備瀬のフクギ並木へ
海博公園を楽しんだあと、徒歩15分ほどで着く「備瀬のフクギ並木」へてくてく徒歩移動。フクギの枝と緑が重なってトンネル状になっている並木道。電動キックボードや電動自転車を1時間500円くらいで借りれる。

ボードではなく慣れてる自転車にした
トトロの世界のようなエリアがいっぱい
海沿いを自転車で駆け抜けるの気持ち良すぎる

最高の景色で風を切るサイクリング気持ちよかった〜〜!ジブリ感のある自然たっぷりな光景で心癒された。

16:10 那覇空港方面行きのバスへ
19:00 地元居酒屋を堪能

帰りはやんばる急行バスを利用。フクギ並木に近い「オリオンホテル」から乗車。バスを待つ時間、今日の晩御飯の場所を検索検索。昨日のBarで散々「魚」の話をしたので、海鮮が食べたくなり、美味しいお刺身が食べれそうな居酒屋を探し、電話で予約!

予約したのは「魚じょぉぐぅ」。カウンター席に座ってお刺身、シークヮーサーサワーをがぶ飲み。大将が「観光で?」と話しかけてくれたのをきっかけに、周りに座っていた地元客のみなさんが話しかけてくれ、思いがけず地元民との交流2日目。

各々のおすすめ泡盛を分けてもらったり、次来るときは車出してあげるから連絡してねとLINEを交換したり。(60〜70代のご夫婦!)料理もめちゃめちゃ美味しかった。また来たい!

23時前にはホテルに戻り、お風呂入ってごろごろ。せっかくのダブルベッドなので、ゆっくりホテルを楽しめる時間も確保したい派。

3日目・ただの”移動日”にしないわよ

◆旅程(時間はざっくり)
10:30 ウミカジテラスでラスト観光
12:15 那覇空港着 ありがとう沖縄!

10:30 ウミカジテラスでラスト観光
あっという間に3日目。
飛行機は13時発なので、ホテルでのんびりしていたらただの「移動日」になりかねない最終日。それでもいいんだけれど、沖縄好きの知人から『瀬長島ウミカジテラス』をおすすめされていたので、最終日はそこに行くと決めていた。

飛行機 近い!

9時台にチェックアウトし、ゆいレールを使っておもろまち駅から赤嶺駅へ。赤嶺駅は那覇空港の1つ前の駅。ウミカジテラス行きのバスが赤嶺駅から出ているので乗車し向かう。

開放的!お店がいっぱい
念願のタコライス

空港近いエリアなので飛行機が空をどんどん飛んでいく。わかりやすい「沖縄」な風景を最終日までしっかり堪能。旅の目標のラスト、タコライスは『きじむなぁ』で。テラス席で食べながら「旅の目的もコンプリートしたし何も悔いはねぇ〜〜〜」とこの旅の満足感を噛み締める。

12時過ぎにウミカジテラスからタクシーに乗って15分ほどで空港着。すべて予定通りだぜ〜〜。

12:15 那覇空港着 ありがとう沖縄!

最後まで沖縄を楽しむ。搭乗口前でBLUE SEALのアイス食べる。
東京での沖縄ロスをやわらげるため、沖縄バヤリースとセブンのポーク玉子おむすびを自分へのお土産に買っておいた。

15時頃には羽田へ到着。
本当に楽しかったよ沖縄〜〜〜〜〜!!!


タクシーを使ったり、あえて徒歩移動を選んでみたり、ふっと食べたくなったものに身を任せてお店を当日予約したり。「だらだら」と「活動時間」のコントラストを自分で調整しながら旅をできるのが一人旅の醍醐味。

あんなに仕事仕事で疲弊していたのに、有休2日間、1ミリも仕事のことを考えないデトックス旅行を楽しめて本当によかった。PCを家に置いてくる決断をして物理的に距離を置く作戦にも勝った。

実はおなじANAセールを使って6月に「日帰り 新千歳空港」旅行も予定しているので、次回を(?)お楽しみに。


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